IT系の話

原口総務大臣の周波数割り当ての再編成に関する会見について

こんばんわ。Marです。

予算委員会遅刻したときにTwitterでつぶやいてたりして謝っていた私どもと同じ佐賀出身の原口総務大臣ですが、今日(というかもう昨日)の会見で、電波についてこんなことを述べています。



いまは○○○Mhz 〜 ○○○Mhzの間は地デジ放送用とか、○○○Mhz 〜 ○○○Mhzの間はタクシー無線用とか、用途別に使える周波数がきっちりわかれていて、でも実際は割り当てられている周波数帯をフル活用しているかというと全くそうではなくて、かなり使われていない部分がたくさんあるのです。ホワイトスペースです。もったいない。。



だから一応いま割り当ててるけど実際は使っていないんだよねという帯域を新規参入の通信業者とかに開放してやれば、市場が活性化して、それによっておそらく通信価格も下がり、我々のような貧乏ユーザーにとってはうれしいわけです。


しかもこの開放する周波数帯が、例えば海外で主流の通信端末が対応している周波数帯とかであれば、それらの端末を海外で買って来て日本で使うことができたりしてなおさらおもしろいわけです。

もちろんその逆も考えられるから、日本の端末メーカーも儲かる可能性がある。SIMフリーは前提ですが。




で、今日(というか昨日)の会見で、そういう周波数帯の割り当ての見直しをやりますと言ったわけで、ガンガンやったれやーというのが個人的な意見です。

ぜひしっかり見直して、ドコモとかもがんばってる3Gの次の4Gのちょっと前の3.9Gとか言われてる、LTE用とかにボコボコ開放してくれ。




政治のことはあんまりよくわからないし、ブログで書いていろいろ思われるとイヤなのですが、あくまでも今回は電波に関する国の動きという点だけに絞って書いていますし、もっと安くもっと便利にならないかというとても単純な利用者目線で書いていることをご了解ください。


てか、「もっと安く」とかじゃなくて、早く通信料無料の時代来ないですかねー。フリーですよ。フリー。

マウンテンビューとかで公衆無線LANを実験的にやってるGoogleが日本でもテスト的にやりはじめたんで近い将来はそうなると思ってるんですが、とにかく今は高すぎる!!FONもなかなか普及しないし。。



iPhone OS 4 プレビューイベントの真っ最中に書いてみる

こんばんわ。Marです。

今日はめずらしく夜中に仕事してるのですが、ちょうどいまカリフォルニアのアップル本社では iPhone OS 4 のプレビューイベントがあっていますので、速報をちょこちょこチェックしつつ、処理の待ち時間を使って軽くふれておきます。


日本では、docomoがXperiaを出したり、アメリカではiPad出たりして、いろいろ盛り上がっているようですが、そんな中での iPhone 時期OS発表。
iPhone_OS_4_event

やはり噂通りのマルチタスク対応がメインのようです。(ってまだ終わってないので最後の方に one more thing 的なおまけ発表があるかもしれませんが・・・)
multitask
iPhoneの最大の欠点がマルチタスク非対応だったことです。アプリケーションを同時に複数立ち上げることができないというものです。。


これがいま発表になった、iPhone OS 4 (夏リリース)では可能になるということですね。つまりSkypeを裏で立ち上げたまんま、他のアプリを立ち上げて遊んでて、Skypeで着信あったらちゃんととれるとかそういうことができるわけです。
複数アプリを同時起動すれば、その分マシンのリソースは食いますから、いまのiPhone3GSだとちょっとスペック的に厳しいかもしれませんが、夏ごろには新しいiPhone(4G)の発表もあるでしょうから、その新しいiPhoneならCPUもメモリもバージョンアップされるはずなので十分耐えれるようになるのでしょう。(ついでに画面解像度もあがる噂があるのでそれにも期待してます)


と書いてたら、噂のモバイル広告「 iAd」も発表のようですね。

iAd

モバイル用にAppleが新しく考え出した広告プラットフォームなら、もしかしたらおもしろいのかもしれません。開発者に収益の60%がいくってのも魅力です。まだ詳しくはどんなのか見てみないとわかりませんがね。




とまぁこんな感じで。。。早く寝たい・・。




ついに日本でもSIMロックフリー端末向けのSIMカードが!日本通信 b-mobileSIM 発売


どうも、Marです。

表題について、発表直後、おー!って思ったので速攻で Twitterではつぶやいてましたが、一応これはブログでも書いておこうかと思ったので、数日タイムラグがありますが書きます。


日本通信がSIMフリー端末向けにSIMカード(通信機能のみ付いたSIM)を来月から発売することを発表しました。詳細はこのへんのサイトをご覧ください。


こないだこのブログでも海外での iPhone事情について少し書きましたが、基本的にいま日本で売られている日本の携帯キャリアから出ている携帯端末はSIMロックがかかっています。SIMロックがかかっているというのは、例えばdocomoの携帯持ってて、そのdocomo携帯に挿さっているSIMカード(FOMAカードのことね)を、ソフトバンクから出ている携帯に挿しても使えないってことです。


もちろん、日本で売られてるソフトバンクのiPhoneもSIMロックかかってるから、そのままだと、docomoのFOMAカードさしてもダメだし、ましてや海外に持って行って海外の携帯会社から売られているSIMカードさしてもダメということです。どうしてもやりたいなら、いろいろいじくらないといけないわけですね。


しかし、以前もブログで書いたGoogleが出したAndroid携帯のNexus OneとかはSIMフリーなわけで、通信方式さえ合っていれば、その国のSIMカードを挿せば通信できるのです。



つまり、今回の日本通信のSIMカード発売の発表というのは、そういうSIMフリー端末用に通信機能がついたSIMカードだけ提供しますよっていうやつなのです。



気になる速度やお値段ですが、速度はベストエフォートで上下300kbps超えで、1年間パッケージで2万9800円、半年パッケージで1万4800円。つまり、月額わずか2500円で使い放題。安い!


b-mobileSIMは、実際はdocomoの3Gネットワークを使用するため、iPhoneのように大事なときにソフトバンクだから圏外ということはあまりないでしょう。ただ、iPhone 3GS の速度は上りは200kbpsくらいしかないですが、下りは通信制限がなかった昨年12月以前は平均1500kbpsくらいあったらしいので、12月以降はたしかにめっちゃ遅くなってたまにムカムカしますが、それでも300kbps以上は出てるんじゃないかと思います。だからその辺は体感が少し遅いと思われます。仕様上「ベストエフォート300kbps超」というわけだし。でもまぁ安いし仕方ないかって思えるかも。


ちょうど総務省が今月頭に「ユーザーが携帯電話番号や端末を変えることなく、キャリアだけを乗り換えることが柔軟に出来る制度について議論を始めます」といわゆるSIMロック解除に向けて議論を開始すると表明してますし、今日の日経BPなんか見ても、ドコモがSIMフリー端末向けのSIMカード提供を検討するとの記事が出ていました。

まぁ今回のドコモの発表は完全に来月発売のAppleのiPad ( iPadの3G+Wi-FiモデルはSIMロックがかかってない ) のためにmicroSIM ( iPadは普通のSIMじゃなくてmicroSIM対応なのです ) を出そうとしてるだけと思いますが、とにかく今後ようやく日本でも増えていくであろうと思われるSIMフリー端末に向けた動きが活発化していることは間違いないようです。


このような動きは、ほんと私のようなアンチSIMロック派としては嬉しい限りですが、ソフトバンクのボス、孫さんのTwitter上のつぶやきをウォッチしてたら、販売奨励金が無くなってユーザー負担が増えるとか言って少し難色を示しているような印象を受けます。でも、国をあげて、SIMロックなんてやーめたってやれば、秋葉原ツアーとかにやってくる外国人たちにも日本の携帯が売れるし、ばんばんSIMロック解除された日本の携帯を海外に流せば儲けるわけだからいいんじゃないかなって思ってしまうんですが、こういう考えってあさはかなんでしょうか。。。



まぁとにもかくにも、今回の日本通信のようにSIMカードだけを、半年・1年パッケージで売ってくれたりしたら、今後は総務省が携帯をSIMロック解除にすることを正式決定しようがしまいが、適当に中国とか香港とかの路上で安いSIMフリーのAndroid携帯や、iPhoneのパチもんみたいな端末を買って持って帰って来ても日本で使えるわけでおもしろいなと。



来月4月1日にドコモから鳴り物入りでデビューするソニエリのAndroid携帯「Xperia」なんか、私も買って遊んでみたいのは山々なんですが、実機はまだ触ったことないけどAndroidのユーザーインタフェース(使い心地)が、iPhoneを超えるにはしばらくまだかかるんじゃないかとふんでるし、どうせ自分のiPhoneの契約もまだ1年以上残ってるから、その間にAndroid使ってみたかったら、安いAndroid携帯どっかからかひっぱってきてこの日本通信のSIM突っ込んで遊んどくかっていうことができるわけです。



iPad
あとはiPadが一応その手のものの中では一番盛り上がってるようですが、今年は電子書籍元年?とか呼ばれてるだけあって(日本はいろいろ圧力があるから電子書籍についてもまたまた世界的に出遅れてるようですが)、電子ブックリーダーやタブレットPCと呼ばれるデバイスが、



こんなの(Joo Joo)とか、


joojoo






こんなの(HP Slate)とか、












こんなの(DellのAndroidタブレット – Streak)とか、



Dell_Streak





こんなの(Skiff Reader)とか




skiff-reader




が出そうで、やっぱこういうのはどれも3Gネットワークにつながらないと全く面白くないので、これらのデバイスのSIMフリー版が日本に入ってきたときのためにもSIMカード単体を安価で提供してくれるというのはとっても重要だと思います。とにかく安く出して欲しい!ってのが1ユーザーの望みです。




というわけで興味のない人は全くおもしろくなかったと思いますが、とりとめもないまま眠たいので終わります。








ノートPC用の汎用ACアダプターを買ってみて思ったこと

とあるノートPCのACアダプターの調子がおかしいということで、汎用ACアダプターを買ってみました。

これです。


AC

PCによって、ACアダプターの差込口(出力部分)の形状が微妙に違っているので、例えば昔持ってたノートPCのアダプターを、新しく買ったノートPCで使えないかと思っても、使えないことがほとんどです。


しかしこの汎用ACアダプターは、DELL、NEC、FUJITSU、SONY、TOSHIBA、IBM、シャープ、パナソニック、日立など、日本で広く販売されている各PCメーカーのノートPCに対応しています。




上記主要メーカーのPCのACアダプターの差込口は、だいたいが上の写真にも写っている6つの形状のどれらかに該当するようなのです。この商品はその差込口の先っぽだけを変えて、それぞれのノートPCに対応させるわけです。

ノートPCの駆動電圧は端末ごとに異なるため、コンセントから入力された交流電力を、ACアダプター本体に内蔵された変圧器で変圧して、整流、安定化させたあと、ノートPC側に出力しているのです。




差込口の形状がおおよそ6つくらいのうちのどれかに該当するということと、駆動電圧もほとんどのノートPCが16V、19V、(一部DELLなどは)19.5V、20V のどれかであるということは買ってから知りました。



しかしそうであれば、メーカー各社はそれぞれが自社のノートPC用のアダプターは一切作らないようにして、ACアダプターだけを専門で作る会社とか作ってそこに出資なりして、そこでは各社に対応する汎用ACアダプターを作るようにしてはどうかと思ってしまいます。

そしてメーカーは自社のノートPCに汎用ACアダプターを同梱させて、自社PCにあった差込口(先っぽ)だけを付けてやればいいのではと。


そうすれば、ユーザーも前に使ってたノートPCのACアダプターを、次に買ったノートPCに差込口だけ変えてやれば使えるし、各社のACアダプターは一括でその会社が作るわけだから、技術的にもACアダプター本体の大きさをもっと縮小化できるようになるかもしれないし、コストも安くなりそうだしと。



ただ、ACアダプターがどれだけ小さいかというのは、そのノートPCという商品の評価の一つにもなっているわけで、そこは各社が切磋琢磨するべきところかもしれないですし、ノートPC毎に異なる電圧で駆動しているからその辺を100%汎用的に作るのは、安全面からみて技術的にまだ難しいのかもしれないのですが・・・



でも使えなくなったノートPCのアダプターって、どうもいつも勿体無いなって感じるので、素人の利用者目線ではそうなってくれないかなと思ってしまいます。だって昔は携帯も端末買ったらACアダプターついてきてたのに、最近ってついてないですしね。そういう流れっていいんじゃないですかね。


まぁそれよりも、根本的に差込口と駆動電圧を完全統一してもらったら一番いいのかもしれませんが。




オンライン付箋のブログ内埋込み

お久しぶりです。Marです。

ちょっと仕事で使ってみようかと思っているWebサービスの実験をしています。linoit.com というオンライン付箋サービスのHTML埋込みタグをいれてます。
公開の設定をどの程度細かくいじれるのかテスト中。みんなでそれぞれが撮ったイベントの写真を貼ったりして楽しく使えますな。

いま、誰でも自由に付箋を張り付けれるようにしてるので興味がある方は何か書いてみては?