IT系の話

Googleがついにクラウド音楽サービスを開始 – Music Beta by Google

こんばんは。Marです。

YouTubeで映画レンタルをスタートさせたことで話題のGoogleですが、今日未明にGoogle I/O 2011にて予想通りクラウド音楽サービスを発表しました。(今のところ招待制で米国のみ)


(Google I/O は、私が昨年参加してブログでも紹介した「Google Developer Day」の本家米国版デベロッパー向けイベントです)



さて、このMusic Beta by Googleですが、2万曲まで音楽ファイルをアップロードでき、320kbpsでストリーミング再生ができます。ローカルキャッシュ機能が付いているので、オフライン時でも再生可能らしいです。



music_google_1 google_music_2


AndroidでもiPhoneでもiPodでも今ではいちいちパソコンに入っている音楽ファイルを携帯端末にコピーしてあげる必要があります。

そして聴きたいときは、そうやって端末内に入れられた音楽ファイルを再生しているわけですね。



これだと例えば、パソコン、iPhone, iPad と3つの端末を持っている人は、端末ごとに音楽を入れ込んでやる必要があります。めちゃくちゃ面倒。


しかしこの Music Beta by Google は、サーバーに音楽ファイルを一回置いたら、どの端末からでもGoogleにログイン状態でさえあれば、曲を再生できるサービスなのです。プレイリストもすべて同期可能。

いちいち端末側に音楽データをもつ必要がない。



去年、iTunes Music Store で The Beatles の楽曲が販売開始になりましたが、前日に「Tomorrow is just another day」と言う見出しで「Appleから明日大きな発表があります」と予告されていました。

apple_beatles

おおかたの予想が「ビートルズ楽曲販売開始」だったのですが、iTunesがメジャーバージョンアップして音楽管理のクラウド化が発表されないかなと小さな期待をしていました。が、しかし予想とおりのビートルズ楽曲販売でした。実際Appleのクラウド音楽サービスがもし開始されるのであれば、Appleの定例イベントで大きく発表されるくらいの出来事ですがね。

というわけで、今回のGoogleのクラウド音楽サービス開始は、「待ってました」的なニュースなのですが、残念ながら日本では使えません。(おそらく法改正がなければ今後もずっと日本でのサービスインはないのではと思います)

昨年の通称「まねきTV事件」での最高裁判決があるので、現状のままだとこの手のサービスは日本でやるのは無理でしょうね。

ほんと、酷い判例ですよあれは。。。




日本からアクセスしても下記画面が出ます。米国内にあるプロキシーサーバーとかかませばいけるとは思いますが、どうせ招待制だし、よくわからないプロキシーとかあんま使いたくないので「使ってみたいなー」と思うだけにします。


musicbeta_us

とりあえず今は最大2万曲アップロードという制限付きなので、ヘビーに音楽聴く人にとっては自分の持ってる音楽ファイル数を軽く下回る曲数しか管理できませんが、とにかく早く日本でもこういうクラウドサービスが利用出来るように法整備をきちんとしてもらいたいものです。



最近Androidをよく触ってますが、おもしろいなーとしみじみ思います。そういえばAndroidでは当たり前のようにできる無線でのOSアップデート (OTA – Over The Air)。

iPhone や iPad , iPod touch ではいちいちUSBでパソコンにつないでiTunes立ち上げて・・・とやらないといけなくて超面倒です。

これも次期 iOS5 から OTAでのアップデート機能が搭載されるという噂があります。




もうひとつそういえば、Microsoft のSkype買収も相当話題になってますね。
Xboxと連携させるとか、Kinect for Xbox 360 と連携させたビデオ会議を提供するとか、SkypeのっけたオープンなモバイルOSを無償配布するのか(これは別にAndroidでもiOSでもSkype入れれるのであまり意味ないと思うけど)とかいろいろ予測されていますが、どうなるんでしょうかね?
AppleにはFaceTimeあるし、GoogleにはGoogle Voice and Video Chat ありますが、Skypeのユーザー数とブランド力はたしかにハンパじゃないしこれをMicrosoftが買ったらどうなるんでしょう。
高い買い物なので、MSのいろんな製品と連携させるんでしょうが、個人的には特にKinectと面白い連携をするようなことを期待してます。




もうもうひとつそういえば、今日の夕方docomoから夏モデルがひとつ早々に発表されましたね。
Android 2.3搭載でテザリング対応の端末「SHARP AQUOS PHONE SH-12C」が。


sh-12c

テザリングできるdocomoからのAndroid端末という時点ですでに「いいね!」ですが、4.2インチで540px×960px という解像度の画面も魅力的。
HDMI端子もついてるし、ワンセグやおサイフケータイや赤外線通信といった日本人が大好きな機能もついてる。一応売りは「2眼の800万画素カメラ搭載で3D撮影可能」という点ですが、今のところ私はまだ3D撮影機能にはそれほど興味なし。たぶんもう少し環境整ってきたら興味出てくると思いますけど。


5月14日から予約開始しで20日発売。詳しいスペックがまだわからない(よく調べてません)が、あと気になるのはバッテリー容量くらいですね。1500mAはあってほしい。

実機を触るまでははっきり評価できませんが、スペック的にはかなりよさげな端末ですね。

テザリングした場合に、通信量によって料金が多少変動するような料金プランの話が出るのかどうか、そのあたり明日ももう少し情報収集が必要ですね。あと、夏モデルの他のAndroidのテザリング対応はどうなるのか、他のキャリアから出る新モデルのテザリング対応も気になります。


とりとめがなくなってきたんで、おやすみなさい。





Justgiving

ご賛同いただいたみなさまありがとうございました。
—-


ここ





順走ダイアリー 番外編 – ラン関連の注目ガジェット

こんばんは、Marです。

今日はシリーズ「順走ダイアリー」の番外編として、ラン関連の注目ガジェットをいくつか紹介してみようと思います。番外編ですが一応今回も「である」調でいきます。

(本家、逆走ダイアリーのパクリ、前回 #9 の続きじゃなくて番外編です)



—-

最近、ラン時には殿堂入りアプリになったiPhoneアプリの「Nike+ GPS」を使用している。



Picture 1
(上の画面イメージは、実際に私が今月、さが桜マラソン2011を走った時のデータである。本当は21.0975km走っているが、200メートルほど誤差が出て20.88kmになっている)



これまでは普通の「Nike+」で走った距離、現在のペース、時間、消費カロリーなどを測定するだけだったが、このアプリを使うと、iPhoneに搭載されているGPSと加速度センサーを使って地図上に走ったルートやスピード、タイムを記録することができる。GoogleMapsとのマッシュアップとなっているため、ラン後に自分が走ったルートを確認でき、またGoogleMapsなのでもちろん指で拡大縮小、上下左右動かせるため、それを見ながら次はこのルートを走ろうとか考えることも可能だ。


Picture 4


ペース表示に至っては、とてもうまく可視化されていて、色で識別できるようになっており、例えばオレンジ色になっているところより黄色になっているところのほうが速いペースで走っていて、黄色よりも緑色のほうが速いみたいな感じになっている。なので、 走り終わった後、一目でいま走ったコースのどこでペースを上げれたか、どこでペースが落ちたかがわかるのだ。



Picture 3
(これがさが桜マラソンで走ったコースだ。終始ほとんど同じペースを維持しているのが一目でわかる。後半ペースが落ちている箇所があるのは関門にひっかかって停止しているからである)





ではこのiPhoneアプリの「Nike+ GPS」、何が問題かというとそれは「iPhoneを持ち歩かないといけない」という点だ。iPhoneアプリなのだから仕方がないと言えば仕方がない。

しかし正直、長距離になればなるほどその重さはストレスになる。しかも片方のポケットに入れて走ったりすると、体の半分だけがやけに重く感じられてきてバランスが悪いのが自分でもわかる。なのでだいたい大会の時はウエストポーチに入れて走っている。




さて、この重さというデメリットを解決した商品が、米国と英国を皮切りに今月頭から発売されている。


その名も「Nike+ SportWatch GPS powered by TomTom」だ。日本では7月頃発売になるらしい。CES 2011で発表され、CES AWARDにも輝いている注目のアイテムだ。


NikeSportWatchGPS_show


これは普通の「Nike+ GPS」同様に走った距離、時間、ペース、消費カロリーを測定し時計の画面上に表示してくれる。またUSBで直接コンピューターに接続すれば、NikePlus.comに走ったコースと共に記録をアップロードできる。



NikeSportWatchGPS_usb


しかもこれのいいところは、普通はシューズに入れるNike+センサーを入れなくてもこれ単品でも機能するという点である。しかしNike+センサーを使うとさらに精度があがるということで、Nike+センサーなしでもいけるけど、あればあれでいいよという仕様になっている。


NikePlusSensor (これがおなじみのNike+センサー。これをNike+対応のシューズに入れるか、Nike+対応シューズでない場合は、靴紐のところに別キットを使って装着する)



こちらが、Nike+ SportWatch GPS のPV





価格が199ドルということで結構高い。実際に使ってみたら価格にも納得するような製品なのかもしれないが、この価格だけ見ると、これならiPod touchを買うわーという人も多いだろう。私も正直少しそう思ってしまった。



ただ以下の点が改良されれば、かなり欲しい!と思うようになるかもしれない。


1.
まずわざわざUSBの有線接続をしなくていいようにワイヤレスモジュールを内蔵して、最初の設定時だけ有線接続こそすれ、あとはWi-Fi経由でNike+に接続できるようにする。ベストは最初のネットワークIDとパスワードの設定すら無線で行えるのがいい。


2.
Bluetoothモジュールを内蔵し、Bluetoothで音声をBluetoothヘッドセット等に飛ばせるようにする。

3.
2と関係するのだが、2Gくらいでもいいので音楽ファイルを入れれて音楽再生も可能にする。もちろんパワーソングのワンタッチ再生機能も。



個人的に希望する改良点はこのくらいである。あとは価格が100ドルくらいになればかなりコストパフォーマンス的にはいいんじゃないかなと思う。



あと、GPS付きのスポーツウォッチつながりでいくと、Garminもあるが、これは使ったこともないし、使ってる人の話を聞いたこともないのでよくわからないが、こちらも少し気になるところだ。



garmin



それでは明日から1週間、またがんばりましょう。おやすみなさい。





— 引き続きこちらも選択肢の一つとしてよろしくお願いします。
Justgiving

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Ustream Producerで映像配信。Macの画面をWindowsに送信して、Windows側で配信(放送)する方法






こんばんは。Marです。


先日よりshinjiが奮闘中のUstream配信の件、Macの画面をWindowsマシンに送って、Windows側から配信(放送)する方法が知りたいという要望。


メールで直接質問受けてましたが、実際に自分で試してみる時間がなかなかとれず、ようやく今日試せました。


Yahoo知恵袋にも質問してたようでまだ回答者なしということなので、私が回答するとなんか自己解決ならぬ身内内解決という感じになりますが、、^^;



でもこの方法、DJ配信以外にも仕事とかでプレゼンとかするときに、普通に使いたいって思う人もいるかもしれないと思うんで、まぁここできちんと手順を説明しててもアリかなと思ったのです。


ここ、技術系のブログじゃないので、今回は詳しいことは説明せずにほぼ手順だけしか書きません。意味よくわからないけど、この通りやればやれるって感じの記事なのであらかじめご了承を。




まず、今回使用するマシンをわかりやすく記号化しておきましょう。


・ 最終的に放送を行うマシンを「マシンA」

・ 放送マシンに、画面イメージを送る送り元のマシンを「マシンB」


とします。


なので、今回はマシンAがWindowsPC、マシンBがMacとなりますね。




マシンAも、マシンBもMac同士とか、マシンAがMacでマシンBがWindowsの場合はネットでいろいろ調べたらたくさんやり方が出てきますが、マシンAがWindowsでマシンBがMacという逆のパターンは私も軽く検索したところ手順を記したページを見つけることができず、shinjiも自身で結構探したらしいのですが見つけれなかったとのことでした。


最初は前回エントリーのコメント欄で書いたように、シンプルにVNCとか使ってみたら?と言ってみたのですが、shinjiが実際に試したところコマ落ちで運用に耐えれないとのこと。


ネットで軽く見る限り、Mac同士なら手順例もたくさんありましたし、環境的には放送側をWindowsにするだけで、やり方は違えど内容的に同じことやればいけるはずと思ったので、このあたりのページを参考にしてトライ。



ここでざっくり今回試しにやってみたことの大まかな流れを説明すると、



1. マシンA(Windows)にもマシンB(Mac)にもUstream Producerという配信用ソフトをインストール。(Pro版は有料だけど、無料版でも今回の要件は満たせるのでどちらも無料版)
2. マシンA(Windows)に外部からssh接続できるようにする

3. マシンA(Windows)を放送できる状態にするために、Ustream Producer起動
4. マシンB(Mac)にて、画面キャプチャーを配信するためのDesktop Presenter(Ustream Producerに同梱)を起動
5. マシンB(Mac)のDesktop Presenterが本来なら自マシンで起動しているUstream Producerにポート7272で接続しているのを、そのままsshでマシンA(Win)にポートフォワードで送信
6. マシンA(Win)側では、マシンB(Mac)からsshポートフォワードで送信されてきたMacのスクリーンキャプチャをあたかもマシンA(Win)のローカルのDesktop Presenterと勘違い?(というかWinのUstream Producer側からはローカルのものかどうかなんて区別がつかない)させることで、晴れてマシンB(Mac)のスクリーンキャプチャをマシンA(Win)のUstream Producerを使って放送できた!!


簡潔に書くとこんな感じになります。(もしもおかしな表現や明らかに間違っている箇所があったら、遠慮無くコメント欄でご指摘ください。私としても勉強になりますので幸いです)



ではさっさと手順です。


まず、

1. マシンA(Windows)にもマシンB(Mac)にもUstream Producerという配信用ソフトをインストール。(Pro版は有料だけど、無料版でも今回の要件は満たせるのでどちらも無料版)
詳しい説明は割愛しますが、ここからWin版、Mac版それぞれダウンロードしてインストールしてください。



続いて、

2. マシンA(Windows)に外部からssh接続できるようにする

です。

詳しい理由や説明はさておき、まずCygwinをインストールします。


Cygwinのインストーラーはここからダウンロードできます。




ダウンロードしたインストーラーをダブルクリックしたら、適当にインストールしてください。一応私がインストールしたときのスクリーンショットを並べておきます。


ポイントはひとつだけ。


パッケージを選ぶ(Select Packages)ときに、Admin Categoryにある「cygrunsrv」のBinary欄にチェックを入れて、Net Categoryにある「openssh」のBinary欄にチェックを入れるというところだけです。まぁあとは適当でいいでしょう。


02 03 04 05 06 06 07 08 09 10



インストールが終わったらデスクトップにCygwinのショートカットができます。



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これをダブルクリックしたら、下のようなコンソールが立ち上がり、UNIXコマンドが入力できるようになります。(DOSコマンドもOK)


(あ、これ以降ユーザー名やらホスト名やらIPやら、とりあえずぼかし入れさせていただきます。別にIPアドレスとかぼかさなくてもいいっちゃーいいんですが)


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ここまできたら、とりあえずこの黒いやつは閉じていいです。(あとでまた立ち上げますけど)




で、詳しい説明はまたまたさておき、Cygwinを使うために環境変数の設定の手順に移ります。


(WinXP環境ということで説明しますね)


マイコンピューター右クリック → プロパティー → 詳細設定タブ → 環境変数 に行ってください。



システム環境変数の「Path」て変数名に設定されている変数値の最後に以下の文字列を追記してください。
「;C:\cygwin\bin」

こんな感じですね。


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あと、新規で「CYGWIN」ていう変数名を追加して、その変数値に以下の文字列を追記してください。


「binmode ntsec tty」


こんな感じですね。



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これで環境変数の設定は終わりです。



はい、続きまして、こちらも詳しい説明は割愛して、またさっきのデスクトップの「Cygwin」アイコンをダブルクリックして黒いコンソールが立ち上がったら、


ssh-host-config -y


って入力してEnterを押してください。




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そしたらこんな感じになって、最後に「Have Fun!」ってでたらOKです。Have Fun! って言われてもまだ特にまだ楽くはないですけど・・・





続いて、もちろん何やってるかの詳しい説明は省略しますが、

cygrunsrv -S sshd

って入力してEnterを押してください。

で、さらに

cygrunsrv -Q sshd

って入力してEnterを押してください。

Current State が「Running」になってたらOKです。他マシンからsshで接続できるよう、sshサーバーが立ち上がったことになります。


こんな感じです。


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はい続きまして、相変わらず詳しい説明は割愛のまま、


ssh-user-config


って入力してEnterを押してください。


で、このあとは、よくわからない方は、下のスクリーンショットと同じように私が入力した通りに「yes」とか「no」とか入力してください。


途中で「Enter Passphrase」とパスワードを設定するよう要求されるので適当なパスワードを自分で入力してください。(入力しても文字は表示されません。あとあと暗号鍵とかでやりとりするときがあるんでやっとく。念のため)。

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で、また最後に「Have fun!」いただいたら成功です。




続いて、Macのほうに移ります。


もちろん詳しい理由や説明はほっといて、ターミナルを起動して、


ssh -c 3des -2 -l winuser 192.168.xxx.xxx -p 22 ;exit

と入力します。[winuser]のところは、マシンAのログインユーザー名、[192.168.xxx.xxx]のところはマシンAのIPアドレスにそれぞれ置き換えてください。

コマンドとかコマンドオプションの意味とかは一切説明しませんので興味があれば自分で勉強してください。

(OSX 10.6では、ターミナルはアプリケーションのユーティリティーに入ってます)



Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?

と聞かれるので、「yes」と元気よくタイプしてください。


で、


winuser@192.168.xxx.xxx’s password:

と、パスワードを要求されるので、マシンAにログインするユーザーのログインパスワードを入力してください。


そしたら、

Last login: Wed Apr 6 02:08:01 2011 from 192.168.xxx.yyy
みたいな感じになったらOK。通して書くとこんな感じになります。↓


Last login: Wed Apr 6 02:14:46 on ttys000
marmac:~ macuser$ ssh -c 3des -2 -l winuser 192.168.xxx.xxx -p 22 ;exit
The authenticity of host ‘192.168.xxx.xxx (192.168.xxx.xxx)’ can’t be established.
RSA key fingerprint is 70:1f:a8:00:2b:9b:2f:45:bf:38:XX:XX:XX:XX:XX:XX.
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes
Warning: Permanently added ‘192.168.xxx.xxx’ (RSA) to the list of known hosts.
winuser@192.168.xxx.xxx’s password:
Last login: Wed Apr 6 02:08:01 2011 from 192.168.xxx.yyy
winuser@winhostname ~$


実際に私のターミナルのスクリーンショットはこれ。


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あ、SSH使うなら、Mac App Storeでも売ってるJellyfiSSHっていうのも便利ですよ。今回は標準のターミナル使っての説明ですが、同じようにsshでtunnelする場合に簡単にできますし。

これが私が実際にssh接続するときに使ってるJellyfiSSHです。

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はい、ちょっと最後話それましたが、これでようやく手順2が終わり。



あともうちょいですよ。


手順の、

3. マシンA(Windows)を放送できる状態にするために、Ustream Producer起動
4. マシンB(Mac)にて、画面キャプチャーを配信するためのDesktop Presenter(Ustream Producerに同梱)を起動

はそのまんまやればOK。



そして最後、


5. マシンB(Mac)のDesktop Presenterが本来なら自マシンで起動しているUstream Producerにポート7272で接続しているのを、そのままsshでマシンA(Win)にポートフォワードで送信

は、ターミナルで、


ssh -N -R 7272:xxx.xxx.yyy.yyy:7272 winuser@192.168.xxx.xxx

と一行入力してEnterを押してください。



[winuser]のところは、マシンAのログインユーザー名、[192.168.xxx.xxx]のところはマシンAのIPアドレス、[xxx.xxx.yyy.yyy]のところはマシンBのIPアドレスにそれぞれ置き換えてください。



こんな感じ。


Last login: Wed Apr 6 02:15:48 on ttys000
marmac:~ macuser$ ssh -N -R 7272:xxx.xxx.yyy.yyy:7272 winuser@192.168.xxx.xxx
winuser@192.168.xxx.xxx’s password:


パスワードはマシンAのWindowsのログインユーザーのログインパスワードをタイプ。



この部分を実際に私がやったときのターミナルのスクリーンショットはこれ。


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これでMacの画面がWin側に送信され、WinのUstream ProducerでMacの画面を扱えます。

これが私のMacの画面。



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で、そのMacの画面をWinのUstream Producerに送信してあたかも自Win上のDesktop Presenterからのキャプチャーデータとして扱っているWinのUstream Producerの画面がこれ。


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以上です。


だいたいCygwinとか入れる時点で結構めんどいので、どうも回りくどいやり方をしている気がして、もっとシンプルで洒落たやり方があるとは思うんですが、とりあえずMac同士でやってる方法と同じ方法を採用しつつ、放送側をWindowsに置き換えた場合こうすればいいですよ的な回答ということでご勘弁を。




というわけでしんちゃん、かっこいいUST配信期待してます!!




これ読んでできなかった方はコメント欄に書いてもらうか、直接メールいただければ、時間あるときに返答します。時間なかったらしばらくスルーするかもなんでご了承を。


ではおやすみなさい。




—- 引き続きこちらもよろしくお願いします。
Justgiving

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USB、バッテリー、ガジェット、充電。SANYO eneloop mobile booster 「KBC-L2BS」。あとThunderboltについても。






こんばんは。Marです。


もう去年の秋の話になりますが、誕生日プレゼントに兼ねてより欲しかったSANYO eneloop mobile booster 「KBC-L2BS」(リチウムイオンバッテリー)をみんなからプレゼントしてもらいました。(遅ればせながらありがとうございます)。




DSC01519 DSC01512 DSC01523



あのときは酔っ払って飲み会中このバッテリーのすばらしさについて熱くプレゼンしてみんなに呆れられてしまいましたが、おかげさまで数ヶ月経った今も大活躍しております。



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(自分のってすぐわかるように、Appleのシールとか貼ってみました)
DSC00469



基本的にiPhoneのバッテリーがなくなりやすいので、そのとき用に欲しかったものですが、iPhoneの充電意外にも、もちろんiPadだって充電できるし、カメラの電池だって充電できるし、USB給電できるスピーカーだって、ゲーム機だって、他のスマートフォンだって充電できるので、隣にいる人が充電なくなって困ってたら結構助けてあげられることもあるわけです。


数あるバッテリーの中でなぜこのeneloop mobile boosterを選んだかというと、もしかしたら今ではもっといいのがあるかもですが、少なくともあの時点では5000mAの容量があって、1A出力ができて、USBの出力ポートが2つあって(2つ同時に使う場合は500mA出力になる)、バッテリー本体への充電方法としてACアダプタ経由でもいいし、もしくはパソコンなどからUSBで充電もできるという2種類の充電方法がある、ほぼ放電しない(ENELOOPなので)という商品でこの価格帯のものは他になかったからです。


要はコストパフォーマンスがとてもいいと感じた商品なわけです。



容量が5000mAhとはどのくらいかというと、私が持っているiPhone3GSのバッテリー容量は1500mAなので、3回ちょいはこれ一つでフル充電できます。なので2、3日であれば電気がきてないところでももつ計算になります。

ちなみに他のスマートフォンを例に言うと、docomoのGalaxy Sも1500mAh、auのIS03は1020mAhです。(間違ってたらすみません)

スマートフォンは普通の携帯よりも機能的に優れている分、電力消費も激しいです。なのでヘビーに使用する日で充電できる環境がない場合は、予備のバッテリーがないとなかなかやっていけないわけです。

結局どんなに便利な機械を持ってても、充電切れたらただの薄い板ですからね。ほんとにただの薄い板なら捨てればいいですが、これらは捨てれないからなおさら厄介です。





このeneloop mobile booster、充電時間はというと、付属のACアダプタを使って家庭のコンセントから7時間でフル充電されます。
コンセントはないんだけど、パソコンならあるなという場合、パソコンとmobile boosterをUSBで接続して、PC→mobile boosterに給電することもできます。この場合は14時間かかります。

そして出力側は、USBが2口付いています。2つ同時に出力する場合は、一口あたり最大500mAh出力ですが、1つしか使わない場合は最大1Ah出力できます。これが魅力の一つでもあります。




さて、この eneloop mobile booster を私が実際にどのように使っているかご紹介します。


まずは私がいつもバックの中に旅行用小分けネットに入れて持ち歩いているものはだいたいこんなところ。


DSC00476
(他にもほんとはいろいろありますが、とりあえず今回のエントリーに関係してくるものといえばこのくらい)




メイン用途のiPhoneの充電。もちろんiPadも同じインタフェースなのでいけます。


DSC00473

お次は前にも紹介したモバイルスピーカー。これもUSB給電できるので、もし外で音楽聞いてて、途中で充電切れてもmobile boosterで充電可能です。一応充電しながらでも聴けますがノイズが結構出てしまいます。


DSC00474

さらに「USBなんでもチャージャー」というものを使うことで、USBで直接充電できないデジカメのバッテリーを充電することもできます。


DSC00472

ほんとは直接USB経由でカメラに給電できればいいのですが、私が持っているのはそれができない。そうなると予備のバッテリーを余計に用意したり、もしくは充電が切れたら専用のACアダプタを使って普通に充電するしかないです。

しかしこの「USBなんでもチャージャー」があればそれも解決です。

「なんでもチャージャー」の端子のところに合うようにカメラバッテリーをセットして、「なんでもチャージャー」に付いているUSBのコネクタを、mobile booster に挿せば充電可能なのです。


DSC00471


ちなみにmobile boosterすら使えなくなった最悪の場合は、普通の単3電池からも充電できるという優れもの。



DSC00470

あとは、3ヶ月前くらいにようやく納得の上購入した、この骨伝導ノイズキャンセリング搭載Bluetoothヘッドセット「Jawbone ICON 」もmicro USBで充電するので、このmobile boosterは大活躍です。


DSC_9542 DSC_9543

このJawbone ICON は、久々の個人的大ヒットガジェットなので別途記事を書くかもしれませんが、ここで書くともう収拾がつかなくなるので割愛します。(でも実はしばらく前に紛失して、ただいま捜索中なのです ><)


DSC_9559 DSC_9560

eneloop mobile boosterには、最初からマイクロUSB用アタッチメントも付いているので、ICONはこれを使って充電できます。

DSC00478 DSC00479




mobile booster自体の充電は、前述したように付属の専用ACアダプタで普通に充電することもできるし、下の写真のようにコンピューターの電源をUSB経由でもらうこともできます。コンセントはないけどPCならあるとかそういうときに使えます。このときはmini USBで接続しています。


DSC00475

とまぁとにかく役に立つバッテリーなんだということと、ここに載せてないUSBの機器を仮に使ってそのときこのmobile boosterがあれば便利だよとか、さらにはUSBの話からこのたび新型MacBookProに搭載されたThunderboltとかの話に展開していこうかと思いましたが、いかんせん自分が体力的に充電切れになり睡魔が襲ってきましたのでここでやめます。タイトルとおりに行かずすみません。ではおやすみなさい。






引き続きこちらも被災者のための選択肢の一つとしてよろしくお願いします。

Justgiving

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佐賀空港が九州を代表するLCC向け空港にならないかな~(その6)

こんばんは。Marです。

前回書いた、韓国LCCのJin Air(ジンエアー)が佐賀空港に試験的に乗り入れている件ですが、昨日の佐賀新聞によると、乗り入れ開始2ヶ月経った現時点でなんと搭乗率97%を達成しているようです。情報元の佐賀新聞ソースはコレ



いやー、いい感じですね!

このことは佐賀空港に次のLCCの乗り入れを交渉する際にとてもいい材料になります。


私も2年近く前からこの「佐賀空港が九州を代表するLCC向け空港にならないかな」というタイトルで書いているので、この調子でほんとにこのタイトル通りになって欲しいと思います。


あと1ヶ月試験運用期間があるので私もできればこの佐賀空港初乗り入れのLCCに実際に搭乗してレポートを書きたいところなのですが、いま韓国は口蹄疫流行ってるし(どこの地域が流行ってるか知りませんが、帰って来て迷惑がかかるといけないので)、今回は見合わせるしかないですね。。残念。


ところでLCCネタとしては、ANAが先月本格的にLCC事業に乗り出すことを発表していました。手本にするのは世界のLCCを牽引しているかのライアンエアー。



リンク先を読んでもらえればわかりますが、[総コストを提供座席×運航距離で割った値] (=CASKというらしい。C / ASK かな。ASK=提供座席キロ というみたい) を既存のANAやJAL(約15円)の半分程度(約7〜8円)に抑えるというから結構期待ができます。ちなみにライアンエアーのCASKは 6〜7円 らしい。

総コスト / (提供座席 * 運行距離) という計算式は、

その運行にかかる全てのコストを、その飛行機の乗客全員が移動した距離の合計で割ってあるので、その値が小さければ小さいほど、安いコストで人を移動させることができるということになります。つまり自ずと乗客が支払うチケット代も少なくなるはずです。

ちなみに羽田からマレーシアのクアラルンプールまで片道5000円とかでニュースにもなっている話題のエアアジアのCASKは3円と段違いの値。。すごいですね。


まぁエアアジアにはまだまだ及ばないようですが、とにかく日本の代表的な翼であるANAが、世界の流れにそってこういう動きをしてくれていることは貧乏旅行者としても嬉しい限りです。


ちょうど昨日JALのボーイング747-400がさよならフライトをしていましたね。


わたしは747が好きでしたので、あのでっかい機材の2階席にもう乗れないと思うと少し残念ではありますが、時代の流れを象徴しているようでした。(そういえば私はバイト先で「ジャンボ」というあだ名を付けられていたことがあります。どうでもいいですが。)


LCCのような超格安での移動か、高額だけどもラグジュアリーな空の旅を楽しむかの2極化が進んでいくのでしょう。航空会社も中途半端な立ち位置だと生き残っていけないかもですね。


ANAなんか、意外と何年後かには新たに設立されるLCCの会社のほうが本家ANAよりも利益出してたりするかもですね。



航空業界に携わる方はかなり大変だと思うので、いろいろ私なんかが書いてたら気分を害されるかもですが、一般の一貧乏旅行者としては、日本にも本格的にLCCがどんどん就航してくることは嬉しい限りでございますです。




話変わりますが、あと3時間くらいで iPadの新しいやつ(通称 iPad 2 とか iPad Too? とか言われてますが)発表されますね。



march2

あくまでも噂ですが(最近は情報統制できなくなってきて噂の精度があがり噂に終わらないことが多くなって来て面白くないですけど)、大きな変更点としては、


・カメラ搭載(前面、背面の両方説が多い。これに合わせてもちろんFaceTime対応)

・現行よりさらに軽量化 + 薄くなる(背面が真っ平ら?)

・スピーカーが強力になる

・SDカードスロット搭載

・デュアルコアプロセッサー搭載。メモリもあがる。

・画面解像度があがる。Ratina Display採用(これは個人的にはまだかもなーと思う)

という感じでマイナーバージョンアップ的な感じという説が有力ですね。



でもポスターに、


「Come see what 2011 will be the year of.」

と自信ありげに書いてあるくらいだから、マイナーバージョンアップの予想を良い意味で大きく裏切るiPad2を出してくるのかなーなんて期待もしてしまいます。それともiPad 2も含めた別のことを意味しているのか。。


個人的には、前述した「噂」にあるバージョンアップの上から5つまではまぁ当然やってもらいたいとして、Ratina Displayの採用は、iPad 3まで待たせず(小出しにせず)に今回の iPad 2でやってほしいなと思います。

あとはこれはまぁ絶対ないと思いますが、先日MacBook Proに搭載された「Thunderbolt」がこのタイミングでiPadにもインタフェースとして付いてたら面白そうな気もするなとか思います。


あとは、、端末のスペック的なところじゃなくて、他のApple製端末とかソフトとかサービスとの連携とかで「おーー!」となるような発表があればおもしろいなーと思います。だってそういうのなくてスペック的にも噂通りだったら、想定通りになって物足りないですからね。

それと、休養中のジョブズ総帥が発表会に来るというそっちの噂もありますが、その辺も気になります。


とにかく、近頃はAndroidがものすごい勢いなので、期待を上回るというか裏切るような新しいタブレットデバイスとしてのiPadの発表を期待してます!!



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