Shinjiの記事

実践躬行 Tour in SPAIN  vol.4

7月13日 夕方

カタルーニャ広場の空港行きバスの停留所に近づき、念のため確認する。

僕: 「To airport?」
運転手: 「!#$%&@※☆!」

僕: 「は?は?」

運転手: 「航空会社はどこだ?」的な事を言ったと思う。

僕: 「Span air! Span air!」
運転手: 「OK!これでいいぜ!」的な事を言ったと思う。

5ユーロ払い、何とかバスに乗り込んだ。

さよならバルセロナ・・・。

再びバルセロナ空港着。万が一のトラブルに備えて、空港への移動は国内線であろうが、早め早めで行っていた。
空港での待ち時間には旅の日記を付けているので苦にはならなかった。



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だいぶ目立ってきた靴ずれ。足元はNIKE エア・リジュビネイト。足にフィットして、ほんと歩きやすいです。



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スパン・エアーのカウンターにてチェックイン。英語で何やら言ってるがさっぱり。

僕、英語 2 ですから(笑)

さあ、いよいよ最終目的地、イビサへのフライトです。

いやー狭い(笑)
しかも、CAが飴の入ったバスケットを持ち、前から順に「いる? いる?」的な配り方(笑)
よかんびゃー。

離陸から数十分。いよいよ楽園が姿を現した。



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何枚か写したが、窓が汚い・・・

そしていよいよイビサ着!
飛行機のケツからタラップで降り、バスでロビーまで移動し空港へ入る。

あれ?  意外と閑散・・・。

ひとまず外に出て、振り返る。

これこれ!



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あの本やネットで見てたあの場所にいま僕はいます!!

早速タクシーを拾い、ホテルへ。

噂には聞いてたイビサ名物、「高速タクシー」






この時は120km/hくらいでしたが、僕が乗ったイビサのタクシーの最高時速は140km/hオーバーでした。

若かろうがオッサンだらうが、ほとんどのタクシーでダンスミュージックが流れ、タクシー同士の抜きつ抜かれつカーチェイス。

ホテルへ到着。

レセプションの砕けたチャンネーにバウチャーを提示。

「your passport please?」と言われパスポートを見せると、「Oh! Japanese passport!」と感激してた。
チェックインが済み、「Thank you!」と部屋へ行こうとすると、「ARIGATO!」とチャンネー。

二人で笑った。

場所によってはオーシャンビューのホテルだが、残念ながら部屋は2階。



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とりあえず靴を脱ぎ、ベッドへダイブ!!!


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荷物を整理し、収支をつけて早速今晩のパーティー「Cocoon」のチケットを探しに夜のイビサへ繰り出す。

治安はいいんだろうが、やはり知らない土地の夜の外出は怖い。

周りには「旅の恥はかきすて」な欧米人がゴロゴロ。

しばらく歩くと「ticket shop」なる看板を発見。掲示してあるボードでCocoonを探す。
45ユーロ。まあ、ネットで出てた値段と一緒やし、いいか、とジョージ・クルーニーを若くしたようなゴツ甘なにーちゃんに声をかける。

「I want today’s Cocoon ticket!」

45ユーロ払いチケットをゲットし、意気揚揚と店を後にする。

帰る途中、いきなり脇道から出てきたボードを持った白人に、「チケット買わないか?」と迫られる。

「さっきそこで買ったよ!」とジェスチャー。

帰りにスーパーに寄り、パンと水とビールを買って帰った。

そういえばスペインへ旅立つ前日、会社の朝礼で「給料 ンじゅっ%カット」の通知を受け、今回の旅程をかなり質素化せざるを得なかった。「ン%」ではない。「ンじゅっ%」だ。 パねえ。
行く予定だったパーティーも1本減らしたり、前日にかなり日程表いじったなあ・・・

さておき、24:00を回り、ソワソワし始めた僕はタクシーを呼んでもらい、Amnesiaへ向かった。




大きな地図で見る


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Amnesiaへ着くと入口に前売り、当日、ゲストの3列ができていた。

セキュリティのゴッツいにーちゃんにチケットを見せると「あの列に並べ!」と指示される。

その列で並んでいると、いっこうに進まないので別のゴッツいにーちゃんにチケットを見せると「あの列に並べ!」と指示される。
・・・んだよ・・・
するとすんなり入れた。

いよいよ潜入。
左右に分かれた入口を、まずは左へ進んだ。

うーん、いい音だ。四方八方から心地よい音圧が迎え入れてくれた。

超ボケてますが、セクシーなダンサーがお立ち台で優雅に踊ってはります。



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すごい人だ。かき分けかき分け、バーカンで水を買う。7ユーロ。バカ高。

さらにかき分け、フロア中央へ。

おおおーーー!!Ricardo Villalobosだ!!(わかりづらいが写真中央)   


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伝わらないと思うので、youtubeで見つけたこの日に近い映像をご覧下さい。






音、超かっこよかったです! しかも色男。

下向いて踊ってたら、プッシャーと思われるヤツにちょくちょく声をかけられる。

「No」とかわしてまた踊る・・・ウザい。

リカルドがここにいるってことはこっちはサブか。なんと豪華な。

しばらくリカルドを楽しみ、メインの方へ移動。 しっかし、よくこんな隣り合わせで音がケンカしないなー・・・

メイン・フロアではCocoon Recording総帥の Sven Vath がプレイしていた。



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こちらもわかりづらいので動画をどうぞ・・・






個人的には Sven Vath の音やフロアの演出は好きではなかった・・・。
どこかしら、ジュリ〇ナを彷彿とさせるんだなあ(笑) しばらく何も見えなくなるくらい大量のジェット・スモークは超気持ちよかった。



程無くして、またリカルドのフロアに戻り、5:00くらいに家路につきました。



続く・・・

















実践躬行 Tour in SPAIN  vol.3

7月12日 夜 

サグラダファミリアも無事に見ることができ、夜はパエリヤでも・・・と、街へ再び繰り出したところで左足に異変が。

つる。少し動かしただけでつってしまう。

運動不足で、歩きすぎたのだろう。足はカチカチになっていた。

とりあえずまだ初日。明日からの事を考え大事をとった。

シャワーで足をアイシング。落ち着く間もなく、明日のチェックアウトに備え荷物をまとめる。

スーパーで買ったパンと水とヨーグルトをかじりながら、明日の予定を整理する。



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7月13日

チェックアウトをし、電子辞書+筆談で荷物を14:00まで預かってもらう。

足はどうにか大丈夫そうなので観光へ繰り出す。

しかし、予定していた「ピカソ美術館」、「ミロ美術館」は休館日だった・・・。失敗。

歩いての観光はさすがに厳しいので、バス停へ向かう。

ちょうどサグラダファミリアの前に「バス・ツリスティック」が停まっていた。

バス・ツリスティックとは、オープンになった二階建てバスで、バルセロナの観光名所を北ルート、南ルートに分かれくまなく回っている、大変便利なバスだ。

チケットは1日券が21ユーロ、2日券が25ユーロで、このバスの停留所なら何回でも乗り降り自由だ。

くそ・・・昨日、買っときゃよかった。

バスに乗り込み、1日券購入。もちろん、2階へ。

いやー、このバスで風受けながらバルセロナの街走るの、超気持ちいいっすよ!絶対おススメ!

ではその様子を少し動画でどうぞ・・・





パンフレットとイヤホンが付いてくるので、日本語ガイドガイドを聞きながらクルージング。



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アントニ・ガウディの作品群で世界遺産、「グエル公園」到着。

では、ダイジェストでどうぞ。



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いやー、変態だ。変態公園だ(笑)

なんちゅう感性でしょうね、このガウディって人は・・・

ポップで楽しい場所です。ぶっ飛んでます。

再びバスに乗り込み、「カンプ・ノウ スタジアム」へ。

サッカーには滅法疎い僕が何故ここで下車したか・・・

お土産買いです(笑)

結局どこがハッキリとカンプ・ノウなのかもわからず、写真も雑・・・(これ?)



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その後「カタルーニャ広場」へ。写真には写ってないが、すんげえ人ゴミ!!



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降りたはいいがバス待ち長蛇の列・・・。

とりあえずカタルーニャ音楽堂を目指すも見つからず、バス待ちの時間を考慮し引き返す。

やはりバスはかなり待った・・・。時間も迫ったのでひとまずホテルで荷物を受け取り、空港行きのバスが出ているカタルーニャ広場へ戻った・・・


2009/07/28 追記

バス・ツーリスティックの2日券の値段は「たぶん」です。

それと、「東ルート」だったか、もう1ルートあったと思います。




続く・・・

実践躬行 Tour in SPAIN  vol.2

ども、以外に期待されてます、「はじめてのおつかい~スペイン編~」続編です。

さて、ホテルに着いた日本男子である僕は、なにはともあれ靴を脱ぎます。わかりますよね?!この気持ち!



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目の前がスーパーだったので、なにはともあれビール買いに行き、祝杯。



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一応、イソジンうがいも欠かしません。



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一息吐いた僕はツーリズモを続けます。

このホテルの屋号は、「Sagrada Familia」。
そう、あのサグラダファミリアの2ブロック圏内という素晴らしい立地。
僕はこのサグラダファミリアの為にバルセロナに来たと言っても過言じゃありません!

細かいウンチクはwikiに任せるとして、サグラダファミリア目指して部屋を出ます。

適当に歩き出し、200m程進んだところで人だかりを発見。
何だろう、と近づき、その人だかりが見つめる方向を振り返り、見上げました。

「ぅわあ・・・」








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僕は「それ」と対峙したこの瞬間の感動を一生忘れません。
なんという存在感。CGかよ!?
口を開けたまま、まずは遠くからのヌキをパチリ。



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徐々に近づき、たまたま見かけた日本人カップルに記念撮影お願いする。



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回り込みながらエントランスへ。
「サグラダファミリアへようこそ!」的に迎えてくれた鳩キチ。



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11ユーロを払い、ゲートを通ると、「受難のファサード」の真下へ。
ここでは、イエスの最後の晩餐から磔刑、昇天までの場面を現代彫刻で表現してあります。



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そして内部潜入。
壮大で荘厳な世界が広がります。ずっと「はあ~・・・はあ~・・・」というため息しか出ません(笑)



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建設途中という事もあり、建築資材がゴロゴロ。
「サグラダファミリアは俺達が造ってるんだぜ!!」的なパネル。



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塔の一部にエレベーターで昇れるので、1時間ほど列に並び、中で2.5ユーロ払い頂上へ。
降りる時は塔の周りをぐるぐると螺旋階段で降りていきます。
塔を降りながら見下ろすバルセロナの街並みは最高です。



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螺旋階段の途中で見つけた日本の恥。
こういう人は、ガウディを見たいと願ってスペインまで来た人じゃないんだろうな~・・・
センスねえし。



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降りて外へ出ると、「生誕のファサード」の前へ。
外尾悦郎氏の作品も見れました。



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そして、2ブロック圏内の特権、歩いていつでも行けること。
夜のライトアップもゆっくり楽しむ事ができました。



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まだバルセロナ初日けど、続く・・・

実践躬行 Tour in SPAIN  vol.1

7月11日

福岡からシンガポールへ。

チャンギ空港着。デカイね~・・・
トイレが無数にあるんですが、1か所1か所全部違うデザイン。めちゃキレイでカッコいい。



dsc01394dsc01395dsc01396dsc01399 バルサ行きの便まで5時間あるので、とりあえず端から端まで歩いた。
インド人の視線が気になああある。



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何回かY!Y!Cホームページへアクセス。初の海外でソワソワしてる僕を、一瞬だけホッとさせてくれるオレンジの画面。
どうろこうろ時間を潰し、バルセロナ行き搭乗口へ。不安なんで、見かけた日本人老夫婦に声をかける。

「バルセロナですか??」

「いえ、ミラノです・・・」

安息を求めたつもりが、老夫婦を巻き込んで不安の渦へ。
片言の英語(ほとんど身振り手振り)で確認する。どうもミラノ経由バルサ行きらしい。安心。


23:45 いよいよバルセロナへ向けて出発。
夜のフライトはいい。よく映画の始めに「Dream Works」という広告?が出ますよね?



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こんなモコモコな雲と満天の星空。大人げなく窓に両手ついて「すぅげえ~・・・」って見てましたね。
星が見えすぎて、知ってる星座見つけられんかった。
しかし、シンガポール航空、機内食美味いです。毎回楽しみでした。



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んで12時間くらいかな??いよいよバルセロナ着です。


7月12日

バルセロナ


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降りたはいいが、右も左もわからず、案内所へ。最強の味方、Jネットたかたで購入した電子辞書で欧米人と初会話。

しかし・・・

こちらの意思は伝わっても、向こうが何言ってるかわからない・・・

・・・大誤算である。

指さされるまま表に出てバス停へ。とりあえず他の観光客と共に行先不明のバスに乗る。乗ったあとに行先不明なのが怖くなり、次で降りた。
そしたらターミナル間移動用のバスだったのでよかった(笑)


「Renfe」という看板を見つけたので、そちらに向かった。Renfeは国鉄だ。
案内係りに切符をかってもらい、Renfeに乗り込んだ。
乗り込んだ後に「どこで降りよう・・・」と地図を開く。とりあえずパセッチ・ダ・グラシアという駅で降りる。地下から這い出ると素晴らしい街並みの真っただ中だった。



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スゲエ。キョロキョロするなっつうのが無理。スクーターすらカッコいい(笑)



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んであてもなく歩く。すると目の前に人だかりのできた、無性にオーラを放つ建物が見えた。

「あれは・・・」


「カザ・ミラだ!!」



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すんげえ曲線美!これ石かよ!?(笑)

いきなりの世界遺産登場にシャッター切りまくる。(下手だが)

カザ・ミラの登場で現在地がわかったので、お次はまたまた世界遺産の

「カザ・バトリョ」


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うーん、迫力ある!異次元だ。
しっかしスペイン暑い!!露店で炭酸水を買う。首からかけるペットボトルホルダー持ってきててよかった。

また歩く。
荷物重いし、落ち着かないので、一旦ホテルを目指す。
歩く、歩く・・・。

わからん・・・。

あきらめてタクシー拾い、ホテルへ向う。
慣れないチップを渡し、ホテル着。バウチャーを見せ、チェックイン。
安い割になかなかいいホテルだ。


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続く・・・







実践躬行 Tour in SPAIN ~プロローグ~

どうも!

7/11~7/19の間、初の海外、初の一人旅してきました。


オセアニアかスペインか迷いましたが、スペインへ行こうと決め、右も左もわからない僕は「トリップ・マスター」こと Mar の道場の門を叩きました。



6月初旬、道場にてパダワン(弟子)になる誓いを立てる僕。
祈りを捧げるマスター。

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マスターの手には旅人のバイブル、「地球の歩き方(インド編)」


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歴戦をくぐり抜けてきた「聖なるバックパック」はマスターに拝借。道具屋「Amazon」で、その他、旅に必要な物を揃えます・・・


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旅が決まり、H.I.Sへも通いつめました。
担当の方はとても親身になって相談や質問攻めに対応して下さって、とても助かりました!

毎日バルセロナとイビサについて勉強。PCとにらめっこです。
イビサについての情報収集に大変役立ったのがコチラ

そして、高城 剛 氏監修の「Go! IBIZA」という書籍。
この本のサイト版はコチラ


そして闇雲に日程を考えたのではなく、本土のサイト「Ibiza Spotlight」のパーティーカレンダーでいつに誰が何処のハコでPlayするかをチェックし、今日程でH.I.Sに問い合わせる。

しかしこのカレンダー見て改めてIbizaの凄さを知りました・・・
毎日がビッグイベント・・・


そうこうしながら「Orgy de Yeah! vol.6 」を経て、更に準備・・・

そして迎えた開戦前夜。荷物の最終チェックをして明日に備えます。


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5:00に起床、福岡空港へ。



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続く・・・