幕末好きのコスプレイヤーは正月に亀山社中界隈を疾走し、日本の夜明けを感じたのか。
お久しぶりです。あけましておめでとうございます。Marです。
本年もちょこちょこココでも書いていきますので宜しくお願いします。
さて、年末にNHK大河「龍馬伝」の総集編があっておりましたので、1年間の復習も兼ねてぼんやり見おりました。
すると、やっぱり興奮してきまして、最後のほうの「大政奉還」あたりの映像なんか見てたらもうかなりテンション上がってしまって、すぐさま地元のきっての歴女ならぬ歴コスプレイヤーのハヤトに電話して、「近々長崎に行くぜよ!」と言ったところ、「じゃー元旦か2日の早朝出発ね」という返答だったので、1月2日朝6時に起きてハヤトを迎えに行きました。
「新年の、いや日本の夜明けぜよ」ということで記念撮影。
この日だけはハヤトから龍馬役を譲ってもらおうかと思いましたが、ちょうど自分の寝ぐせが散切り頭の高杉晋作を想起させたので、私は高杉晋作役をすることにして龍馬役はハヤトに任せることにしました。せっかくなのでこの寝ぐせもそのままに長崎へ急行。
まずは長崎奉行所に行きましたが、張り切りすぎて早く着いたため、開館までまだ時間があり、亀山社中に先に行くことにしました。
途中、クルマを止めて、ハヤトに坂本家の紋付に着替えるよう促すと、仕方ないなという素振りを見せながらもテキパキと着替えはじめ、無事コスプレが完了する頃にはもう完全になりきり龍馬。
今年の初詣は、約150年前に本物の龍馬さんも参拝したであろう、亀山社中の近くの若宮稲荷神社へ現代のコスプレ龍馬さんと行きました。
亀山社中へと歩く道中も、身内の私がみてもそれはそれは様になっており、すれ違う人からは「あら、龍馬さんよ」とヒソヒソ声が聞こえてくるほど。
残念ながらコスプレ龍馬さんオススメの亀山社中資料展示場はお休み。
定番の龍馬ブーツももちろん衣装にばっちり合います。
社中近くのお店に入ったら、お客なのか売り物なのか見間違うほど。
福山龍馬を見る目も真剣そのもの。
そして、店を出たらようやく亀山社中。
亀山社中内では、龍馬に扮する係りの人以上に龍馬オーラが出ており、本職の人もタジタジ。
海援隊隊士の名前が並ぶ札の左下に、ひとつだけ空き枠があるので、ハヤトを入れてあげたいくらい。
社中を出て、龍馬像へと上る途中では、長崎市の観光局の職員さんか何かが観光客のために龍馬に扮していると思われたのか、「あ、龍馬さん!一緒に写真撮ってもらえますか?」と次々と記念撮影を求められる始末。
「わしはまだ何ちゃぁ事を為しとげとらん龍馬ですきー、それでもよいなら撮ってつかぁさい」とか言いつつまんざらでもない様子。
子供に「龍馬さん龍馬さん」とチヤホヤされるのですっかり気を良くしたコスプレ龍馬。
途中一服するも、どんどん龍馬像のほうへと上って行きました。
私は途中、日本の写真史に残る巨匠、上野彦馬先生のお墓参りに。
さぁついに長崎市を一望する龍馬像のもとへと到着しました。
幕末好きの平成のコスプレイヤーハヤトは、龍馬が見たであろうこの長崎を見下ろしながら日本の夜明けを感じたのでしょうか。
帰りに厠に寄る貧尿コスプレ龍馬。
社中を出て、龍馬像を拝み、長崎の街を見下ろしたあと、長崎奉行所に戻ってまた勉強。龍馬に加えて弥太郎さん一家についても。
このコスプレ龍馬ことハヤトは、単なるコスプレイヤーではなく、歴史にはものすごく深い知識を有しているので、そこそこ幕末に詳しい私も、同行して(というか元々私が誘ったのだけど、こうなった以上私が付き人みたいになっていました)、各所で彼のマニアックな解説や私見を聞くことができ、とても勉強になったわけなのです。
長居する時間はないので、早朝出発して昼には帰るという今回の正月龍馬弾丸ツアー。
おかげさまでとてもいいお正月を迎えることができました。
最後に、150年前に海援隊の志士がかけずりまわっていたであろう亀山社中界隈を、現代の名コスプレイヤーたるハヤトが龍馬に扮して疾走する「小河ドラマ 龍馬伝(コスプレ編)」のオープニング映像で今年のブログ幕開けとさせていただきます。
スピード感にあふれた平成の龍馬が躍動していますのでぜひご覧あれ!
それでは本年もどうぞ宜しくお願いします!
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