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フリークライミング@多久

いつも行っている佐世保のクライミングウォールは8メートルなのですが、多久に屋外の12メートルのウォールがあるらしく、普段は鍵がかかっていて許可がないと使えないのですが、いつもご一緒させてもらっている「くらいまー」さんは、そこの使用許可をもらっていて合法的にJailBreak(最近クライミング部で流行ってます・・)して入れるということで連れて行ってもらいました!



いやー、これはすごい!いつも屋内なので屋外は気持ちがいいですね。もちろんここもタダです。

くらいまーさん、JailBreak中・・・

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空も秋晴れで実にクライミング日和。


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さすがに初の12メートルは高くて少しびびります。。。普通のビルなら3階~4階くらいの高さがあります。


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ではジョンレノンにのせてどうぞ。








J1が遠のいていく(裏話)・・・

どもMarです。

昨日はYu-kiと二人で佐賀県民の誇りである我らがサガン鳥栖の応援に行って来ました!

詳しい話は昨日のYu-kiのブログに書いてあるので割愛させていただいて、今日はサガン鳥栖初心者のわたくしの視点で昨日の試合を振り返ってみたいと思います。





試合開始前。




Yu-kiからユニフォームを買うように指示を受けたので、わたしは中田英寿の魂を受け継ぎ、背番号7番のユニフォームをゲットしました。


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Yu-kiは、三都主 アレサンドロを意識したんでしょうか。。詳しくはわかりませんでしたが、なぜか背番号14番のユニフォームをセレクトしていました。


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さて試合開始。




まずは前半。


我々の後ろのほうにいたお客さんが「マイク行けー!」としきりに叫んでいました。

あまりに何回も「マイク」「マイク」と叫ぶので、このマイクさんという人はきっと重要人物に違いないと思い、すぐさま選手名鑑で確認したところ、どうやらFWをなさっている、背番号35の、ハーフナー・マイクさん(22歳)のことを指しているということが判明。


この人がハーフナー・マイクさん。

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せっかく取得した知識は使ってなんぼと思い、私も「マイクにあずけろ、マイクに!」とあたかもずいぶん前からハーフナー・マイクさんのプレースタイルを知っているかのように応援をしてみました。


なんかサガン鳥栖ファンの一員になれた気がした瞬間でした。




でもその後、試合のことよりもハーフナー・マイクさんは果たしてハーフなのか純外国人なのかのほうがが気になりだし、Yu-kiに聞いてみましたがゲームに夢中でムシされたので、仕方なくiPhoneを使ってウィキペディアで検索してみました。


すると、「Jデビュー初タッチはハンド」という、おっちょこちょいな経歴や、194cmというわたしのようなひょろ長い感じの体型基本情報が載っていて親近感がわきました。


さらにマイクさんを説明するエピソードとして、

「寮で愛用している彼の電子レンジは台所ではなく、普通の人では絶対に手が届きそうにない鴨居のところにある。」

というオチャメな一面も書いてあり、わたしと同じようについつい他の人のことを気にせず何でも高いところに置いてしまうという性格に「わかる、わかるよその気持ち」と心の中で同意して、すっかりファンになりました。



ウィキペディアによると、マイクさんは国籍は日本国籍もお持ちのようですが、ご両親ともにオランダの方で、つまりはハーフではないので、ハーフナーというまぎらわしいお名前よりもフォーリナーのほうがわかりやすいのではないかと一瞬思ったりもしましたが、苗字なので仕方のないことだと途中で気づきました。


ちなみにお父さんは名古屋グランパスやジュビロで活躍されたゴールキーパーのディド・ハーフナーさんです。(この人はさすがにわたくしも名前だけは知っていました)





前半終了。




1点差でヴァンフォーレ甲府を追うサガンイレブンを鼓舞するかのごとく観客席の熱血サガン鳥栖ファンがハーフタイムにも声を張り上げていました。


気温が低くちょっと寒かったので、わたしは静かにその応援を対面から観ていましたが、「正直田舎者」という横断幕がとても気に入りました。

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これをアウェーに持って行ったら、アウェーチームの観客はさぞ喜ぶだろうなと思いました。




後半開始。




後半早々、サガンは同点に追いつきましたが、しばらくしてすぐに勝ち越されてしまいました。


すると、後半の最初からずっと我々の目の前で、出番に備えて結構激しめに体をあたためていた元日本代表の山田さんの準備運動が、さらに激しくヒートアップしはじめました。


それを見ていると、素人目で判断してもこれはもしや何かやってくれるんじゃないかというオーラを感じたので、大声で「よし!山田いこう(投入しよう)!山田!」とグラウンドに向けて叫んだら、たまたまその瞬間サガンの岸野監督が山田さんを呼んで交代させました。


なんか岸野監督とは気が合いそうな予感がします。


こちらが元日本代表の山田さん。

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山田さんの投入後、盛んにサガンは攻め続けましたが、残念ながらわたしの予感は的中せず、山田さんも得点に結びつくような何かをやってくれることなく負けてしまいました。でも山田さんはディフェンダーなので点が入らなかっただけでも素晴らしい働きをしたのだと思われます。


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最後にうなだれながら観客に挨拶をしにきたサガンイレブンの中に山田さんがいたので、「山田さん、最後まで諦めずにがんばってください!」と声を張り上げて応援しました。

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でも心の中では、「山田さん、坊主にしたら高原直泰に似てるんじゃないかな」と、姿が見えなくなるまでそのことばかりを考えながら見ていました。


そんなJ1が遠のいた一日でした。


おわり。



アップルの Magic Mouse が出ましたねー

噂どおりというか、Appleからマルチタッチ対応のマウスが登場しました!




最近はマルチタッチ系の特許出願が激しいAppleですが、iPhone, Mac Book に続き、第三弾と言いましょうか、ついにマウスまでマルチタッチにしてしまいました。
まだ使ってませんが、映像見る限り良さそうですねー。


こないだWebに載ってた情報によると、10本指を同時に認識するマルチタッチ技術の特許も出願中だとか(すでに通ったのかな?)。

これは明らかに年末、あるいは年始に出ると予想されている、全面タッチパネル式の新カテゴリーデバイスへの布石でしょう。

画面上に仮想キーボードが出てきて、普通に両手10本の指で入力できるのは間違いなさそうですが、Appleのことなんで、われわれが予想しないようなさらに便利なジェスチャーとかも用意されてたらおもしろいなと期待をよせてしまいます。

噂される新しいカテゴリーのデバイスは、タッチパネル版Macというより、AmazonのKindleの対抗馬になりえる、電子ブックリーダー的なデバイスとして売り出すんじゃないかと個人的には予想中。。でも電子ブックリーダーならマルチタッチはそんなに必要ないしなとも思う。わからん。。
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一応今日発表された、iMac と、MacBook にも一応触れておきましょう。(Mac mini は今回はいいや)



27インチ iMac すごいですね。


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画面サイズもすごいですが、解像度が 2560 × 1440ピクセル ってのがすごい。普通に売ってる27インチモニタはここまでの解像度のものそれほど多くないですもんね(たぶん)

プロセッサもついに、Core i5, Core i7 ですか。速そうだなー。別にiMacは欲しくはないけど、Magic Mouse と合わせて一度使ってみたい。




続いて、MacBook、安いです。MacBook欲しいなって人はこれは買いだと思いますよ。MacBook Pro 同様、ユニボディーおよび広めのマルチタッチパッドにもなりましたしね。これで10万きるわけですから。


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何より、これもバッテリー駆動時間が7時間となったっていうのがデカい。Appleの野郎、結構奮発しやがったなって思いました。

これ出したら、MacBook Pro との差別化がしにくくなって、MacBook Pro売れなくなるんじゃねー?ってちょっと心配しましたが、ちゃんと MacBook Pro は MacBook Pro で値下げされて、あー2万プラスくらいならーーって買い手を迷わせるような価格設定にされてます。

欲を言えば、SDカードのスロットをこっちにも付けてほしかったってところですね。わたしのMacBook もついてない頃のものですが、これ結構不便なのです。




Marピー30分クッキング その2

先日より不定期ではじまりました、「Marピー 30分クッキング」の第2回目です。

コンセプトをおさらいすると、「ほぼ超素人料理人のあたくしMarがなるべく30分で手軽に作れるレシピを紹介するというコーナー」というもの。



第2回目のメニューは、これから世の奥様方も週一くらいで作るであろう、寒いときの定番メニュー「豚汁」でございます。


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[材料と量]

・ 豚肉バラ : 0.2ポンド
・ ごぼう天 : 2本
・ 乾しいたけ(どんこ) : 3つ
・ しめじ : 適量
・ あつあげ : 半丁
・ えのき : 適量
・ 人参 : 1/2本
・ 大根 : 適量
・ ネギ : 適量
・ 味噌 : 適量
・ 里芋 : コロコロと
・ みりん : 大さじ適量
・ 料理酒 : 小さじ適量
・ ゴマ油 : 大さじ適量
・ だしの素 : 適量
・ 七味唐辛子 : お好みで
・ 飲むヨーグルト(LG21) : 気持ち




[作り方]

1.「今晩のおかずは豚汁にしようかしら」と思った朝は、起きてすぐに、乾しいたけ(どんこ)をボウルに入れてアルカリイオン水に浸して家を出ます。


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2.およそ12時間くらい外でブラブラしたあと帰宅し、どんこを浸しておいた水が薄茶色をしたダシになっていることを確認したら、どんこを取り出します。この時、浸しておいた水は後で使いますので捨てないように。(以下 どんこ水)


3.さぁここからが制限時間との勝負になるので気合いを入れてください。


4.まず、猛ダッシュで人参、大根をいちょう切りにします。新米主婦の方で、まだ包丁さばきに難のある方は、時間節約のため今回だけ半月切りでもよしとしましょう。


5.浸しておいたどんこも適当に切ります。


6.ここで鍋にゴマ油をひいて、豚のバラ肉を適当な量だけ鍋にぶっこんで炒めます。


7.豚肉の色がちょっと変わってきたらすぐ、先ほど切った人参と大根を投入。その後ちょっとしてから、しめじとえのきを適当に手でばらしながら、バサバサと鍋に投げ入れ、終いにどんこをぶち込みます。


8.肉と野菜、菌類に少し火が通ってきたかと思ったら、先ほど後生大事に取っておいた「どんこ水」を、そうですねー、100cc~200ccくらいかな、鍋の中に入れてやります。


9.その上に思いっきりアルカリイオン水を注ぎ込んでやったら、しばらく鍋がだんまり決め込むんで、その間を狙ってごぼう天をざく切りにし、あつあげも適当に切ってそのまま鍋に投入。


10.続いて里芋 into 鍋。ほんとはちゃんと皮を剥いて丁寧にやりたいところですが、そんなことしてたら制限時間の30分に間に合わなくなるので、恥をさらすようですが今日は苦肉の策で、怠惰な奥様方御用達の「水洗いせずにそのまま使える真空パック版里芋」を選択。


11.気持ちの分だけだしの素を入れます。えっ?「ちゃんとダシとったら」って?わかっとるんじゃボケ!オレには制限時間があるんだよ!



12.失礼。。さて、強火でぐつぐつ煮込みます。アクが出るのでこれだけは丁寧にとってやりながら、どうせこの間結構暇なので洗い物を済ませておくとスマートですね。


13.沸騰して野菜とシメジに火が十分通ったら、みりんと料理酒を適量入れてやります。私は素人なのでよく知りませんが、話によるとまろやかになるらしいですこれを入れると。


14.そして味噌を入れる前に味見。ナイスな出汁になっているかが重要です。必要に応じて、どんこ水や(恥ずかしいですが)だしの素でうまく調整します。


15.火を弱火にして味噌を溶かします。ここでも十分に味見。塩分の摂りすぎは体によくありませんので、わたくしは薄めの味付けにしてみました。


16.ここで今日は試験的に飲むヨーグルト(LG21)を隠し味に入れます。おそるおそる入れること。

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17.沸騰しない程度に少し暖めて火を止めます。


18.器に盛って、ネギをのせてお好みで七味をかけたら完成です。



完成品はこんな感じ。


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[所要時間]

35分。制限時間オーバー。次回はあらかじめお湯を沸かしておいて、鍋には水ではなく最初からお湯を投入するようにすべき。



[ポイント]

この料理のポイントは、どんこと飲むヨーグルト(LG21)と、何より制限時間内に調理を終わらせるためにする工夫です。


しいたけが嫌いな人ははっきり言ってこのレシピは役に立たないと思いますが、そうではない人は是非どんこを使ってみてください。どんこ水が非常にいい役割を果たしてくれます。


今回LG21を試験的に導入したのは、友達が前に「味噌汁にヨーグルト入れるとまろやかになって美味しい」と言っていたのを思い出したからです。

わたくしは元来胃腸が弱く、OPP(おなかピーピー)なほうなので、LG21が冷蔵庫に常備されています。それで使ってみました。

量をたくさん入れるとヤバいと思いますが、適量であれば、たしかに入れる前に味見した時と入れた後に味見した時とでは、いささかまろやかさが違いが出ましたのでアリと思われます。


あのラーメン一蘭も最近は「酸味」を重んじているようなので、ヨーグルトの特性上、若干酸味が増す点もいいのかもしれません。




そして何より難しいのが制限時間です。もちろん時間をかければいいものができるはずですが、制限がなければ何事もスキルの向上度は鈍化します。


誰もがヘルシーにするためには具沢山にしたいはず。それはわたしも同じです。

しかし具沢山にすると、下ごしらえに時間を削がれてしまいます。わたしも今回、この具沢山化と所要時間のバランスにはかなり葛藤しました。


標準的な豚汁には牛蒡を入れますが、牛蒡を洗って皮をそいでスライスするのに時間がかかりそうだったので、代わりにごぼう天で手を打ちました。

しかしこの選択は意外にも、味的なプラスももたらしましたので、まぁ良かったのですが、里芋なんか前述の通り、断腸の思いとは言え、真空パック版を使用する有り様。


出汁もどんこ水以外はロクにとらず、化学系のだしの素を使用する始末。こんなことほんとは恥ずかしくて言えたもんじゃありません。




これほど妥協を重ねたにもかかわらず、結果、所要時間は与えられた時間をオーバーという結果。


まだ第2回目だというのに、お見苦しいところをさらしてしまい、大変申し訳ございませんでした。




以後、制限時間には気をつけて参りたいと思いますので、今後とも見放さず見守ってくださいますよう何卒宜しくお願いいたします。




Acer(エイサー)のPC出荷台数世界第2位に思う、台湾人の勤勉さ

昨年から、主力商品の Aspire One がバカ売れしている、台湾企業のAcer(エイサー)が、2009年第3四半期においてPC出荷台数であのDELLを抜いて世界第2位へと躍り出ました。


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世界的なパソコン市場のシェア争いと言えばこれまでは、HPとDELLの2強ばかりが目立ってましたが、ここ最近の所謂ウルトラモバイルPCの爆発的な普及によってAcerがついにDELLを打ち破ったのであります。


ここ数年、新しいパソコンや周辺機器、パソコン関連部品のニュースでは、かなり台湾メーカーの隆盛が目立つなと個人的にも感じていたので、AcerがDELLを抜いたのは驚くと同時についに台湾メーカーもここまで来たかという印象です。




私が実際に買ったり使ったりしているPC、周辺機器、部品も相当な部分を台湾メーカーに依存しています。今や台湾メーカーの部品が一つも使われていないマシンを探すのが難しいくらいにすっかり市場に入り込んできてますね。


私がよく買ったりする(あるいは買った品に使われている部品をつくっている)代表的な台湾メーカーでも、



・UMPCやディスプレイで有名な本日のタイトルにも出ている「Acer(エイサー)」。ちなみに今目の前に眺めているディスプレイもAcerです。

・EeePCで有名な「ASUS」。名機 EeePC 901-X はなかなかいいマシンだった。

・サブディスプレイとして買ったことがある「BenQ」

・オーディオカードでよくみる「Realtek」

・マザーボードや最近ではUMPCも出してる「MSI

・同じくマザーボードの「GIGABYTE」

・SDカードなどのフラッシュメモリでかなりのシェアを持っている「トランセンド」

・DVD焼き焼きソフトが有名な「CyverLink」

Android 携帯で日本でも一躍名の知れた「HTC」(HTCのは買ったことないな)

・ウイルスバスターの「トレンドマイクロ」(これも実際買ったことはないな・・好きじゃないし)



と、ざっと思い出しただけでもこんだけあります。




上記のメーカーは縁の下の力持ち的なメーカーも多いので知らない名前もあるかと思いますが、実はみなさんの持ってるデバイスの中で使われている部品が上記の企業のものだったりすることも多いはずです。


私が最近超絶お世話になっている、AppleのiPhoneでさえ、TOSHIBAとSamsungの部品が使われているということはよく知られていますが、実はカメラモジュールとか、プリント基板とか、そのほかの部品にも台湾のメーカーのものが使われているのです。
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おそるべし台湾メーカーですね。なんかこのAcerの躍進振りをみて、日本が戦後復興して、その勤勉な国民性を武器に高度経済成長をとげたのと同じような勢いがいまの台湾にあるような気が個人的にはしてます。



6年ほど前に台湾を訪れたとき、道を聞くためにその辺を歩いている英語が話せそうな学生っぽい青年をターゲットに絞って適当に話しかけました。

たまたま話しかけたのは、荘くんという名の青年で、彼は台北市内の大学でコンピューターのプログラミングを勉強している学生でした。話していると彼はちょうど時間があるとのことでいろいろ台北市内を案内してもらいました。



急に台北行きの激安エアチケが手に入ることになり、ほとんど予備知識なしで急遽渡台したため、現地の若者に台湾についていろいろ聞けるチャンスだと思ってここぞとばかりにたくさん質問しました。



その中で、見知らぬ日本人に親切に観光案内をする彼をみて不思議に思ったため、次のような質問をぶつけてみました。



「むかし日本は台湾を植民地化していたのに、台湾人の君は日本のことを嫌いじゃないのか?」と。



すると荘くんは、「それは僕らが生まれるずいぶん昔の話で、僕の祖父の代はたしかに日本のことが好きじゃない人が多かったみたいだけど、僕らみたいな若者からしたら日本は進んでる国でとてもクールだし、真似したいところがたくさんあるから大好きだ」みたいなことを言ってました。彼の中には日本に対して憧れにも似た感覚があったと思います。



中国(ここでは中華人民共和国のことね)とかはかなり昔のことを今でも根に持ってて、たまにスポーツで対戦するときとかですらいろいろその影響が出てたりするけど、台湾の人はずいぶん様子が違うんだなと思った記憶があります。


そんな荘くんは一緒に行動しているときも日本のことをあれこれ聞いてきたり、大学を卒業したらエンジニアになって活躍したいとかの夢を語ったり、とにかく向上心が強いというか勤勉ぽいというかマジメというか、たまたまそういう青年にあたっただけかもしれないけど遊んでばかりいる(というと偏見になるとは思いますが、そういう印象が大きい)日本の大学生とは違うなーと感じました。



夜になり、果たして台湾の若者たちはほんとに親日家が多いのかを確かめるため(というのはウソになりますが)、若者がよく行くという飲み屋街を聞いてそこに出向き、その辺の飲み屋を朝方まで5~6軒ほどハシゴした後思ったのが、「台北の若者はなんと親日家が多いんだ」っということでした。


他の日本人が現地でたくさん金落としていくからかなと最初は思ったのですが、「学生だから金ぜんぜん持ってないよ」ってウソを言って、わざといろいろケチったりしてもまだ親切だし(逆にタダでおごってくれたり)、日本のこととか持ってるデジカメのこととかどんどん聞いてきて楽しそうに話しかけてくるのです。



というわけで、かなり短時間でかつ狭い範囲を回っただけの経験でしたが、かくして、わたくしの中の台湾の人のイメージは、勤勉で好奇心旺盛で親日的というものになったわけです。




あんまり歴史のこと知りませんが、これってアメリカに敗戦したのに、戦後復興をする中で超大国アメリカに憧れて若者を中心にアメリカナイズされていった日本のような気もしました。


帰ってきてから少し調べてたら、台湾を民主化に導いた李登輝が、日本の統治時代(植民地時代)のある側面をプラスに評価する発言をしたことがあったようです。これは台湾では売国的な見方をされて(当然ですよね)かなり非難も浴びたようですが、台湾のリーダーの中に、このように物事を一側面からだけでなく、多面的にとらえてそれをきちんと発言する人がいたことを考えると、過去のことにこだわらず、柔軟なものの見方をできる国民性というものがもともと台湾の人の中にはあるのかもなーなんて思ってしまいます。


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というわけで、昔は「勤勉な国民」というと「日本人」というイメージがありましたが、それも一昔前の話で、今ではもはやベトナム人にその座を奪われてしまっていますね。しかしわたくしはこの台湾人というのも結構勤勉な国民なんじゃないかと勝手に思い込んでます。


だって勤勉で優秀な国民がたくさんいないと、世界でこれほど支持されるハードウェア企業が、一つの小さな島国にこんなにたくさん生まれるはずがないんじゃないですか?



荘くんとはその後定期的にメールとかしてましたが、ここ何年かさっぱりしてません。どうなっているのか気になります。もしかしてすごく優秀なエンジニアになってたりして。




あ、わたくし今の台湾の経済情勢とか全く知らないんで、今回の記事でマクロ的な見方で書いたとこなんて皆無で、むしろ至極ミクロ的かつ超個人的思い込みで書いた部分がほとんどなので、詳しい人からしたら全く的外れなことばかりかもしれませんから悪しからず。。。





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