Marの記事

なんと茂木先生が有田に!

私が尊敬する脳科学者の茂木健一郎先生が、なんと昨日有田を訪問していているではありませぬか!!

私も毎日読んでいる茂木先生のブログ「クオリア日記」の今朝先ほどアップされた記事には、柿右衛門を訪問している写真がたくさん。

(あ、トラックバックURLは投稿者承認後にしかダメっぽいので、こちらからどうぞ)



この記事読んで初めて知りましたが、茂木先生のお母さんって佐賀県出身の方(あるいは住んでいたことがあるだけかな?)だったんですね。

最近は佐賀人はあまり元気がありませんが、昔は維新の時など、佐賀と言ったら、すごく優秀な方ばかりを輩出してきてますからね。

茂木先生のお母さんしかり、DNA的には良いものを持っているはず。



我々の世代もがんばらねばなりません・・・・!



いやーしかし、せっかく有田にいらっしゃってるんだったら、一度お目にかかりたかったな。。。


茂木先生が有田を訪れて感じたことをいろいろ聞いてみたい。


茂木先生いつも世界中、日本中を飛び回っていらっしゃるんで、さすがに今日はもう有田にはいないだろうな。。。残念!




「学ぶ会」- 修学旅行 in 広島 その3

「学ぶ会」- 修学旅行 in 広島 その2 のつづき。今回で最終回です。




マナブン博士の自宅に戻った学ぶ会会員一行。





疲れたことだし、それぞれシャワーを浴びて就寝するかというところで、マナブン博士がおもむろに「要らない服が結構あるけんよかったら持って帰らん?」というご提案。



いい服がタダでもらえるのならということで心の中はまんざらでもないながらも、プライドのせいか表向きはそこまで飛びつきもせず控えめな他4名。





マナブン博士がクローゼットを開けて何やらゴソゴソしながら、「あーこの NUMBER (N)INE(ナンバーナイン)のT-Shirtsとか誰か着らんかな?」とか言っている。


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今年人気絶頂の中、デザイナー宮下貴裕が突然ブランドの解散を発表し話題となった NUBER (N)INE のT-Shirtsとあって内心「おっ!」と思う4人。



だが飛びつくのも卑しいので、「あー、ナンバーナインいいよねー」という感じで、それぞれが心の中で「オレが欲しい」と思いながらも冷静に振舞う。



そんな中、マナブン博士はクローゼットの中から次々に有名ブランドのT-Shirtsやら、ロンTやらを出しては「これももう着らんけん要るなら持って帰っていいよ」とドサドサとベットの上に服を積み上げ始めた。



サイジングと、ブランド価値と、レア度、そしてその品物のコンディションを瞬時に頭の中で計算しながら、どれを自分がもらってどれを諦めるかといった、欲望と駆け引きがうずまくなか、それらの服を我が体にあててみながらあーだこーだ言う4人。



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マナブン博士はそんな4人の駆け引きはお構いなしに「あー、これももう着ないかな」とか言いながら、さらにドサドサと服を積み上げている。




最初はT-Shirtsなどの軽いものだったが、続いてパンツ類、シャツ類、ニット、カーディガン、ベストと、振る舞い品の定価レベルもエスカレート。



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「いや~なんかこんなたくさんもらったら悪いわー」とか建前上恐縮していると、「いや、こっちもどうせ着らんし持って帰ってもらったら助かるけん全然気にせんで」とマナブン博士。



嬉しさをこらえ切れずニヤけながら「そんならじゃぁまぁー貰おうか」なんて言う4人。






「あー、このPRADAのシャツも誰か着らん?」と、マナブン博士。





色めき立つ4人。





クローゼットからシャツを取り出して、「このコム・デ・ギャルソンも着ないな」と言ってベットの上に置く博士。






一流ブランドに目をギラつかせる亡者たち。






「この JOHN SMEDLEY のシーアイランドコットンのポロシャツもいいよ」とたたみかけるマナブン博士。





サイズを確認するために、最初は上半身だけもらった服を着ていたわたしも、パンツ、ベスト、インナー、ハットと、全身マナブンルックになって、もはや完全に自分のアイデンティティを失っている状態。


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サーマル7分丈ロンTを試着するChiro。


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寄りかかれるほど山積みになったもらい物の服。


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マナブン博士が出してくる服もますますエスカレートし、アウター類へと移行。


「あー、このシープレザーブルゾンもいいよー」


とか


「このアンダーカバーのゴアテックスジャケットはMarちゃん似合うっちゃない?」


とかもうハンパねー感じになってきて、そんな大物のアナウンスがあるたびに「おおー!!」とか「待ってましたー!!」と湧き上がる大歓声。



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すごいのは単なるノーブランドの服じゃなくて、出してくる全ての服が、例えば原宿、青山近辺の日本を代表する有名ストリートブランドだったり、世界的に有名なモードブランドであるという点。しかもコンディションはほぼ新品未使用に近い状態か、美品・良品と言われるレベル。



最初はプライドがあったのかみんな控えめだったはずが、後半はもう金が降ってきたのを脇目もふらず掴みにいく亡者のようなお祭り騒ぎ。





ウェア類が落ち着きを見せたかと思えば、「靴も持って帰っていいよー」と言って玄関のほうに向かうマナブン博士。



1足10万超えするWhite Boots のブーツや、DANNERのブーツ、VISVIMのサンダルをはじめ、フットウェアもかなりのものを大盤振る舞い。


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もはやプライドも何もかも捨て、マナブン博士の気が変わらないうちにと、そそくさ紙袋に詰める4人。


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いや~参りました。。。おそらく定価ベースに換算すると、全部で約 200万円 相当はするんじゃないでしょうか。







もらったたくさんの服や靴たちに埋もれてタバコを吸う満足げなChiro。


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そして、次の日。




200万円分の収穫物をせっせとクルマに詰め込みました。


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2人座らないといけない後部座席も服と靴で溢れんばかり。


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別に後ろが見えなくたってへっちゃら。服に埋もれてもう幸せ。。


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というわけで、「学ぶ会」-修学旅行 in 広島 は、L.A.のロデオドライブでセレブリティたちが買い物した帰りみたいな夢のような状態で無事終わりを迎えました。









孔子の論語の一節。







「学べば即ち固ならず」









今回広島で多くを学んだことで、「服は買うもの」という固定観念は消え、「服はもらっても恥ずかしくないんだ」、いやむしろ、「服はもらうものなんだ」という新しい寛容な考え方ができるようになりました。




そして何よりこの修学旅行で学んだこと。




それを孔子風に言うとするならば、「友達持てば即ち服いらず」。




いや~持つべきものは友達ですね。







というわけで、最後に、帰路の途中、鞍手PAで開催した、「マナブン・マルジェラ」の2009年春夏秋冬コレクションの、ほんのごく一部をご覧いただきながらお別れしましょう。

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おまけ。

TPPEちゃんがマナブン博士に持っていったお土産「小浜温泉のオバマタオル」。まさかこのタオルがこんなにたくさんの服に化けることになるとは。とんでもないわらしべ長者です。。。

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マナブン博士、すばらしい修学旅行をほんとにありがとう!今度はホームでお待ちしてます!




「学ぶ会」- 修学旅行 in 広島 その2

「学ぶ会」- 修学旅行 in 広島 その1 のつづきです。



本格ショットバー「Usquebaugh(ウスケボ)」を出てマナブン博士が案内してくれた場所は、中央通り沿いにあるビルの10階にあるオーセンティックな老舗バー「Blue Valentine」。


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10階にあるので3面ガラス張りの窓から見える夜景が綺麗で、高尚な学び事をするに相応しいところでした。


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Chiroが近況を語る中で、不況で厳しい状況下にある有田の伝統的な陶磁器産業が、今後そのブランド価値と認知度を高め、もっと幅広い層に受け入れられるようにするためのWebとの関わり方について話し始めました。


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いろいろと意見が飛び交う中で、単にWebを使って販売するということだけではなく、Web上のバーチャルな世界と現実社会をリンクさせるようなプラットフォームに乗っかることも時には重要じゃないかという意見も出るなど、なかなか真剣な議論が交わされる中、TPPEちゃんが言った、







「プラットフォームって言えばさー、ブラッドピットっとアンジーって正式に結婚しとらんって知っとった?」

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というKYな一言で、次の店に移動することにしました。


dsc_7670 (どこか寂しげなTPPEちゃん・・・)





続いてマナブン博士が案内したお店は、昔の家屋の面影をそのまま残して改造したおしゃれなダイニングバー「持地庵」。


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梁もそのままむき出しで天井が高く、ゆったりとした空間が作られているこの店では、先ほどTPPEちゃんに打ち切られた話の続きで盛り上がりました。


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有田を活性化させるにはどうしたらいいかと真剣に考えているChiro。


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一般的な話としてマナブン博士が、


「完全にバーチャルな世界を構築して一時は大企業も参入とかして話題になったセカンドライフもこけたような状態やけん、バーチャルと現実世界の融合はやっぱ難しいっていうイメージが先行しがちよねー」


と言う。




そこでわたくしが、


「完全バーチャルじゃなくて、いまからはAR(拡張現実)が来るよね。例えばカメラとGPS内蔵の iPhone を使って、現実社会の付加情報としてWebからの情報やバーチャルオブジェクトを画面上に表示させたりとかさ。この技術って有田はもちろん、地方の観光産業とかにかなり使えると思うんよねー 」


と言うと、




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「あー、たしかにARは来るねこれから」


と賛同するマナブン博士。





その言葉に調子づいてわたくしが、


「でもiPhone 3GSくらいかそれ以上の性能のCPUを搭載してる携帯デバイスじゃないと難しいんよね動作的に。でもCPUが高性能化すると今度はバッテリーがねー」


なんてマニアックな話をすると、



電子部品に詳しい5263君がすかさず、


「携帯デバイスの高機能化とバッテリー節約には安定した低電圧の直流が必要やけん、デカップリングコンデンサとか重要になってくるんやない?」と、まぁ話は盛り上がる一方で、


「って思わん?」と振られたTPPEちゃんが言った、





「まぁおいは携帯は電話とメールできれば別にそれでよかけど」

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というKYな一言で、この話は無事収束を迎えました。





そして「持地庵」を出た後、本日のシメとして深夜でも開いているお好み焼きの有名店「八昌」で広島風お好み焼きを堪能しました。

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おなかいっぱいで、長旅のせいかだいぶ疲れたので、マナブン博士の家に帰ることに。








さぁ、もう寝るかと思わせ、ここでオーガナイザーマナブン博士のまさかの大盤振る舞いがスタート。


物欲と、思惑と、駆け引きが交錯する、一大ファッションイベント?が繰り広げられることに!!



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広島の学びの夜はまだまだこれから。。。


つづく。





「学ぶ会」- 修学旅行 in 広島 その1

以前もこのブログでお伝えした、高校時代の同級生で結成している「学ぶ会」。


その高校時代、漢文の授業で習った孔子の論語には次のような一節がありました。




「学べば即ち固ならず」




「学ぶことで、生きていくための幅広い知識や広い視野を得ることができ、やがて狭く頑固な考え方、固定観念は消え、何事にも寛容になり、周囲の人とも協調的に生きていくことができるようになる」と言ったような意味合いだと教えてもらった記憶があります。






実は今回の2009年夏の「学ぶ会」、修学旅行という形式をとり、会長のマナブン博士が住む広島へと遠征し、いま以上に「固」ならないよう、現地でより多くのことを「学んで」きましたので、今日はその報告をしたいと思います。

今回の遠征メンバーは、(写真右から) 5263君、TPPEちゃん、そしてYeah! Yeah! Crew より Chiro と わたくしMar といういつもの4人。広島までの約400kmを1人ノルマ100kmで交代で運転しながら向かいました。


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途中途中、SAで休みをとりつつのんびり行って、約6時間後、ようやく広島へ到着。


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こちらが「学ぶ会」会長で、今回の修学旅行のオーガナイザーを務めてもらう広島在住のマナブン博士。他の会員4名とは違い、高校時代から学年で常にトップの成績を維持し、それでいてちゃんと遊びもできるバランスの良い秀才です。


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19時でまだ明るい中、オーガナイザーのマナブン博士の先導でまず向かった先は、地魚や季節料理を得意とする大人な日本料理店「四季彩 多仲」。


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普段はうんこちんこ話ばかりしている我々も「学ぶ会」の時ばかりはまじめな話がほとんど。そんな高尚な学び事をするにふさわしい個室に通されて会ははじまりました。


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まずはお決まりの時事ネタから会話はスタート。



もちろん話題は次の総選挙について。

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民主党が政権をとった場合に、本当に党が約束するオープンでディスクローズされた政治が実現できるかどうかや、地方分権いわゆるローカリゼーションがどこまで進むのかといったことなど、メンバーが自然に自民と非自民の両立場にわかれて意見が飛び交いました。






そして意見交換はエスカレートし、鳩山内閣誕生に関して活発な論戦が繰り広げられ、だいぶみんなが熱くなり始めてヤバそうになったとき、TPPEちゃんが言った、






「そういえばさー、鳩山で思い出したけど、広島ってハトいっぱいおるよね」

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というKYな一言でこの話題は無事収束を迎えました。








そんな中、着物を着た綺麗な若女将さん風の方が、少しずつ料理を運んできてくれます。

(実は一品一品結構すごい素材が使われているお料理なのですが詳細は割愛)

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美味しい食事をしながらの会話は最近のメンバーそれぞれの近況報告も含めた仕事の話に移り、マナブン博士が脳を専門に研究していることから遺伝子の話になって、たまたまいま世間を賑わせているiPS細胞ついての話題で盛り上がりました。



先日のマウスでの実験結果から、今後ヒトで追試され得ることについての倫理的な問題に関して我々なりの議論が展開され、完全技術肌のメンバーと、保守派もとい慎重派との戦いに収拾がつかなくなりそうになったとき、TPPEちゃんが言った、






「iPSのPSで思い出したけど、誰かプレイステーション3持っとらん?」

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というKYな一言でこの話は無事収束を迎えました。





そんなこんなで、料理も終盤を迎え、わたしも初めてだった半田麺をシメとして、この店はお開きとなりました。この半田麺、香りはそうめんのような感じですが、麺はそうめんほど細くなくしっかりとラーメンばりのコシがあって相当美味しい一品でした。

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オーガナイザーマナブン博士の全おごり(あっざーっす)だった「四季彩 多仲」を出て向かった先は、オリジナルカクテルで数々の賞を受賞した名バーテンダーのいる本格ショットバー「Usquebaugh(ウスケボ)」。


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チャージや一杯のお値段もそれなりにしますが、とても素晴らしいBarで、カウンターもカッコよく本当は写真を撮らせてもらいたかったのですが、なんか厳かな雰囲気にのまれてカウンターは撮れませんでした。


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そんなシリアスな雰囲気が手伝ったのか、話題もシリアスな感じに。


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広島に来ているのもあってか、オバマ大統領が今年4月プラハで「核のない世界」に向けた具体的な目標を示した演説に対して、実際に広島県ではどのように評価されているかについての話になり、マナブン博士から現地に住む人の生の声を聞くことができました。


もう少し突っ込んでこの話題を掘り下げようとした矢先、TPPEちゃんが言った、






「オバマで思い出したけどさー、こないださー、小浜温泉行ってきたけどフツーやったよ」

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というKYな一言で、この話も残念なことに終了してしまいました。



広島の学びの夜はまだまだこれから。。。


つづく。




すし情報 唐津市「すし大鵬」

おつかれさまです。

ついに待望のコメントも入りはじめ、少しずつ盛り上がってきました「一人で勝手にグルメ情報強化週間」、今日で9回目です。

もう週間じゃなくて月間にしようかしら。



さて、昨日から本物志向シリーズをお届けしていますが、今日はその第二弾。業界用語で言う「しーすー」こと、寿司の名店を見つけましたのでご紹介します。


唐津で大事なクライアントさんと食事ということだったので、寿司にしようかと思い、あんまり唐津の土地には詳しくないので、とりあえず唐津で寿司なら「酔虎寿し」かな(中州店もありますが)と安易に考えて行ったところ、たまたま「酔虎寿し」が閉まっていまして、町なかをお寿司やさん探して散策していたところ、「すし大鵬」というところを発見したので入ってみました。


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結論から申し上げますと、ここハンパねーすんごい美味いお寿司やさんでした。「本物」です。


個人的には「酔虎寿し」より全然こちらのほうが美味しいと思いました。(あくまでも個人的意見ですよ)




まず、カウンターに座って見える器たちもパねー器が普通にたくさん並んでます。

有田のものは柿右衛門にはじまり、100年くらいまえの深川製磁、これまた100年近く前の香蘭社などなど、はたまた唐津のものだと中里さんのところでずっとされてた作家さんのものとか。で、これが普通に客用の器として出てきたりします。


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ビールもちゃんと「エビスの瓶」がおいてありますよー。

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とりあえずお寿司をにぎりはじめる前に出てくるビールのあて。

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一口二口飲んだころに、お寿司がはじまります。

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いきなり超好物のウニから始まって、伝説のネタと呼ばれる「平政(ヒラマサ)」を食べてちょっとひと段落。

いやー、相当美味いです。そんなにお寿司やさんなんて行ったことないので説得力に欠けるのが申し訳ないですが、ここかなりレベル高いですよ。

このヒラマサ、寿司界に君臨する魚の王と呼ばれるものらしく(お恥ずかしながら全く知りませんでした・・・)、このネタを「ちゃんと」料理できる職人はなかなかいないそうです。






さぁ、鉄火巻きで再開しましょう。


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エビも一風変わっていて、軽く焼いてあります。ネタとシャリの間に少しだけ岩塩が入れてあってこれまた美味。

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ちょいどお酒も入れたりすると、

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すぐさま小粋なあてが出てきたりして、

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また寿司を一貫。


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するとまたちょっと酒のあてが出てきたり。しかもこの器、さりげなく出てきながら、実は100年以上も前の青磁だとか。


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赤だしもいい具合の酸味で上品です。

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そしてシメはだし巻き卵。

「デキる寿司屋は卵が違う」と俗に言われますが、ここの卵はちゃんと仕事されてますよ。

実は中にエビがちょとだけ入ってるんです。しかもそのエビの位置が海苔に隠れない微妙な位置にわざわざされているんです。最近はこういったカウンター形式の寿司屋さんでも既製品の卵が使われていることが少なくないらしいですが、ここはちゃんと丁寧に作られていてしかも美味しいです。


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で、最後はお茶(符牒で言うところのアガリ)をいただき、ごちそうさまでした。


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関東から福岡に出張で来た方で、いつもわざわざこちらまで食べに見えられる常連さんも少なくないとか。でも食べてみたらそれも納得です。ハンパねーですから。大将が使っている包丁も、研いで研いで研ぎまくって、鏡状態の鋼の剣みたいにになってるくらい道具にもことさらこだわられているのがわかります。


すでにわたくし大満足でしたが、大将が言うには、今日ははじめてでしたのでまだまだ序の口程度しか出してないとのこと。もっとハンパねーネタをたくさん隠し持っているようです。。ここ、奥が深い・・・





おそるおそる「ジャワまた来ます」と言って店をあとにしました。



大事なお客様をお連れしても間違いがない素晴らしいお寿司やさんでおすすめです。



[お店情報]
すし大鵬
場所 : 佐賀県唐津市本町1891
TEL : 0955-74-5802


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