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カレー情報「白山文雅」

もはや説明不要かもしれない佐賀の有名カレー店、「文雅」に行ってきました。

県内だと個人的に3本の指に入るカレー屋さん。とても好きです。もともとフランス料理店なのですがカレーで有名ですね。

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店内はこんな感じ↓ですごくエレガント。水もゴブレットに入れてくれます。

dsc_1170 dsc_1172 早速いくつか注文してみました。

まず最初はライスがプレートにほんの少しだけ盛られて運ばれてきます。
dsc_1141 ライスはプレートとは別にたんまりシルバーのお釜に入れられてきます。好きなだけサーバースプーンでプレートの上におかわりできるわけですね。

dsc_1145 ライスには干しぶどうとフライドオニオンが少しだけかかっています。通常はどちらもカリーの薬味として入れられるものですが、ここはそのままの状態でライスの上に乗せられているわけです。

ちなみに添え物はこちら。手前から、らっきょ、きゅうり、福神漬 です。(奥のほうは被写界深度の関係でボケてますが・・)
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さて、カレーが続々と運ばれてきました。カレーはもちろんそれぞれソースポットに入れられてやってきますよ。

1品目。エビカレー(1,365円)。
dsc_1143 dsc_1147_2 デミグラスソースみたいなすごく濃厚なカレー。エビの甘みとともに口の中全体にまろやかな味わいが広がります。おごちそうさまでした。


2品目。森のきのこカレー(1,050円)。
dsc_1175 dsc_1177 これは普通のカレーとはまた少し違った味わいで、甘みがあってクリーミーです。辛いのが苦手な人にはいいと思います。ちなみに私は辛いのが得意なので少し苦手な部類です。でもおごちそうさまでした。


3品目。セイロン風チキンカレー(840円)。
dsc_1174 dsc_1176 「セイロン」、よく聞くと思いますが、みなさんスリランカの旧国名のことだって知ってましたか?私はカレー好きなので、さすがにこのことだけはちゃんと知っています。スリランカカレーというと、世界一の激辛カレーとよく言われますが、文雅のセイロン風カレーはちょっとだけ辛いだけで、言うほど辛くはありません。まぁチキンカレーは基本中の基本ですので、これははずせませんね。おごちそうさまでした。


4品目。辛口ジャワカレー(1,365円)。
dsc_1144 dsc_1146 まぁまぁ辛いです。普通の人には結構辛いかもです。後から辛味がきます。でも最高ですコレ。「ジャワまた来ます」と必ず言いたくなるくらい美味いです。おごちそうさまでした。


平日なら、セレクト2色カレー(1,365円)と言って、ビーフ、エビ、帆立貝、チキン、きのこ、フルーツ、ポーク、辛口ジャワ、ハヤシライスの中から2種類選ぶことができるので、時間があれば平日に行くことをおすすめします。

今回は注文してませんが、フルーツカレーという特殊なカレーがあり、好きな人はかなりハマっています。私も以前食べたことがありますが、甘いカレーが苦手なのでちょっとダメでした・・・。

いやーしかし相変わらずここは本物ですね。


ということで、ジャワまた来ます。

<お店情報>
白山文雅(しらやまぶんが)
場所 : 佐賀県佐賀市白山1-2-1
TEL : 0952-23-4789


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村上春樹 エルサレム賞受賞のスピーチについて



G7後の会見のこの人↑はもうどうしようもないのですが、今日はそのまったく逆の素晴らしい(あくまで個人的意見としてですが)スピーチについて。

私の好きな作家の一人である村上春樹氏が先日エルサレム賞を受賞しました。受賞時のスピーチは大きな話題となり、当日は様々なニュースで取り上げられていました。

見ていない方はとりあえずこちらをどうぞ ↓



パレスチナ自治区ガザ侵攻でまさに注目され揺れているイスラエルの文学賞の授賞式に出るというのは、イスラエル側の政策を支持する立場にたつともとられかねないわけですし(実際日本の一部市民団体は受賞辞退を求めていたらしい)、そこで発言するということは内容次第では、イスラエル側の人たちから、あるいは逆にイスラエルの政策に反対する世界中の人たちからの批判の矢面に立つかもしれないという可能性があるわけで、すごく悩んだことだろうし、実際に出席してスピーチをした村上春樹の勇気(本人は勇気とは思っていないでしょうが・・)は素直にそれだけですごいなと思いました。

日本のメディアはだいたいが「村上春樹氏エルサレム賞受賞、ガザ攻撃を批判」みたいな感じの見出しをつけていて、上のYouTubeの映像にもあるとおり、スピーチ中の「壁と卵」の話を主にとりあげていました。授賞式に出たことや、スピーチの内容に関して批判的な意見はほとんどなかったように感じます(私が見た限りですが)。

ニュースの映像や新聞ではスピーチの内容を抜粋してとりあげられていたので、全部聞いてみたいなと思いGooglingしていたところ、スピーチの全てを文字起こししてあるサイトを見つけました。英語でのスピーチだったのでもちろん全て英語で、ちょくちょくわからないところもありましたが辞書とかひきながら一通り読んだところ、ニュースとかには出ていなかったスピーチの全容がわかってすごく興味深かったです。

嘘・嘘つき(lies)の話からはじまるそのスピーチはとてもスマートで、それに続くガザ侵攻への批判(批判というと聞き手の解釈が入っていますが、実際は悲惨な現実を世界にもう一度認識してもらうために事実を語っただけ)、授賞式に出席するまでの経緯と来ることに決めた理由(これがまたいかにも小説家村上春樹らしい)、ニュースにも出ていた「壁(体制・システム)と卵(非武装の弱い人たち)」のくだり、自分が小説を書く理由・意義、昨年亡くなった父親の話、そして最後のメッセージ。最後のメッセージは↓
I have only one thing I hope to convey to you today. We are all human beings, individuals transcending nationality and race and religion, fragile eggs faced with a solid wall called The System. To all appearances, we have no hope of winning. The wall is too high, too strong – and too cold. If we have any hope of victory at all, it will have to come from our believing in the utter uniqueness and irreplaceability of our own and others’ souls and from the warmth we gain by joining souls together.
Take a moment to think about this. Each of us possesses a tangible, living soul. The System has no such thing. We must not allow The System to exploit us. We must not allow The System to take on a life of its own. The System did not make us: We made The System.
That is all I have to say to you.

ニュースで壁と卵のくだりをとりあげるんだったら、この部分もちゃんと伝えるべきだったんじゃないかと個人的には思いましたので、私のつたない英語力で訳してみますとこんな感じでしょうか。(誤訳があれば簡便してくださいね)

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私が今日みなさんに伝えたかったことは次のことだけです。
私たちはみんな「人間」であり、国籍や人種や宗教を超えて個人です。そしてSystem(体制・システム)と呼ばれる硬い壁に直面する壊れやすい卵なのです。見た限り私たちには勝てる見込みがありません。壁はとても高く、とても強く、そしてとても冷たいのです。
もしも勝つ見込みがあるとするならば、それはわれわれ個々が自分も他人も全く唯一無二でかけがえのない(とりかえることのできない)ものであると信じることや、みんなが協調することによって得られる暖かみによるものでなければならないでしょう。

少しだけ考えてみてください。私たちはそれぞれ実体があり、生きる魂をもっています。System(体制・システム)はそんなの持っていません。システムに利用されてはいけません。システムに生を与えてはいけません。システムがわれわれを作ったのではありません。われわれがシステムを作ったのです。

これが私がみなさんに言いたかったことです。
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YouTubeでもありましたが、言い終ったあと拍手が起こったそうです。イスラエルという場所でスタンディングオベーションだったということは、イスラエルの個々の人たちもガザ侵攻については否定的な立場の人が多い証拠なのではないでしょうか。

私が村上春樹が好きな理由として、もちろん作品がおもしろいというのもあるのですが、彼は自分の立ち位置をわかっているというか、すごく謙虚な人ですごく控えめな人で、同時に少し反抗的な感じがするからなのです。

めったに公の場所に出てきません(カフカ賞授賞式以来じゃないでしょうか?)が、あえてこういう難しい場所に出席し、小説家としての話をして、さらにあくまで個人的な意見としながらも、小説家的な言い回しを用いながら恐れずに世界に向けて語るべきことはきちんと語る。そしてすごく難しい話題について語ったにもかかわらず、きちんとそれが正当に世界から評価される。これはまさしく第1級の小説家がなせる言葉選びと話のすばらしさ、また、自分の立ち位置がしっかりと客観的に見えているからなのではないかと思いました。(好きなので若干というかかなり贔屓目が入っているかもしれませんが・・・)

最後に・・・

村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を読んだことある人は同じように思ったかもしれませんが、スピーチ中の「壁と卵」の話の「壁」が「世界の終わり」の壁の街の壁を連想させませんでしたか?小説中の壁とスピーチ中の壁はほとんど意味的な共通点がないとは思うのですがなんだか私は連想してしまいました。

それと同時に、深読みしすぎかもしれませんが、このスピーチで出てきた壁はイスラエルが現在パレスチナに建設しているアパルトヘイトウォールと呼ばれる分離壁のメタファーでもあるような気もしました。

「壁」を批判することによって、そのアパルトヘイトウォール建設を暗に批判しているような。。。もしそうなのであればすごくカッコイイ小説家だなとなおさら思います。




W杯アジア最終予選 日 vs 豪

今日は大事なW杯アジア最終予選 日本 vs オーストラリア。

大事な一戦!!負けられません!!!今日のためにこれまで2年半やってきたと言っても過言ではないでしょう。

というわけで、Ryuちゃんちでプライベートビューイング。もちろん全員代表ユニフォーム着用。


ケロロくん、フェイスペインティングまでしています。なぜか上杉謙信に影響されて毘沙門天の「毘」の字。

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前半キックオフ!緊張と興奮で全員手汗全開です。。

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前半終了。ハーフタイム。

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試合終了。

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結果はあえて書きませんが、試合を見ていない方へ3分弱くらいでわかる今回の試合のハイライト集を作ったのでご覧下さい。





1位通過めざして・・・


がんばれ岡ちゃん!

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がんばれボンバー!

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がんばれ我らが同級生の星 俊スケ!

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がんばれ職人!

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湊かなえ「告白」

新人作家ながら、2009年本屋大賞にもノミネートされ、いろんなところで何かと話題の、湊かなえさんの「告白」。

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評判が良さそうだったのでずいぶん前から気になっていたのですが、ようやく読みました。

(ネタばれするといけないので詳しく書きませんが)、全部で6つの章から構成されていて、ある事件について各章ごとに違う人の視点から話が進んでいきます。


口語体の文章が句点でぶちぶちと区切られながら始まる第1章は、最初変な違和感がありますがそれが逆にスピードと緊張感を醸し出していて、この章だけでも十分におもしろい一つの短編として読むこともできます。

章を追うごとに事件の真相が少しずつ少しずつ明らかになっていっていく構成は、読了するまで一気に読み進め続けてしまいます。

前述したように章ごとに違う人の視点で事件のことが描かれているのですが、全ての章においてその章の主人公(と言っていいのかな・・)の感情表現がうまいなと思いました。

それと、普段生活している中では「あたりまえ」と思っているけど、よく考えればおかしなことだよねということに対して、人物の台詞や思いを使って冷静に率直に意見しているようなところがあり、この作家さんはすごくまともな人で、常に物事の本質を考えている人なのかなと感じました。



ミステリー小説で最近読んだ中では、東野圭吾の「聖女の救済」もよかったですが、この「告白」のほうが個人的には好きでした。

数時間で読み終えるくらいの内容なのでよかったらみなさん読んでみてください。


あー、それにしても村上春樹の新作早く出ないかな。。。






Eee PC 901-X 32G SSD交換 SHD-DI9M32G

価格com プロダクトアワード2008 のパソコン本体部門で堂々の大賞に輝いた、ASUS社のEee PC 901-X をしばらく前に安く買いました。

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これはSSD(Solid State Drive)と呼ばれるまぁ簡単に言えばハードディスクみたいなフラッシュメモリを搭載していて、そのバッテリー駆動時間が8.3時間ということでも非常に人気の高いモデルです。
ハードディスク(HDD)ではなく、SSDが搭載されていることで何が嬉しいのかというと、読み込み速度がHDDと比べ圧倒的に速いため、OSやソフトの起動スピードが劇的に上がったり、消費電力を抑えられたり(それによりバッテリー駆動時間UP)、HDDだとカリカリと鳴るシーク音がSSDだと無音だったり、熱くならなかったり、衝撃に強かったり、と言うわけで、結構いろいろといいことだらけなのです。

弱点はというと、まだまだ同じ容量だとHDDに比べてはるかに価格が高いということ(以前と比べたらだいぶ下がりましたが)と、HDDだと2TBのものが今発表されていますが、SSDだとまだ256GBくらいしか存在しないなどありますが、まぁこれからはHDDに変わってSSDが主流となっていくことは間違いありません。



さぁSSDの説明はこのくらいにしといて、この大賞に輝いた Eee PC 901-X にも弱みがあります。それはSSD搭載ということで容量がたったの12GBしかないということです。今ではノートパソコンなら120GBとか160GBとか普通に存在しますが、やはり12GBでは少なすぎます。

しかも12GBと言いながら、実は2枚のSSDがささっていて、4GBのが1枚、8GBのが1枚の合計2枚で12GBという始末。システムドライブのほうが4GBなので、ほんとOSとOSのアップデートモジュールだけでほぼ満杯状態になっちゃうのですね。これではさすがに使えません。。。

というわけでこの4GBのSSDを何とか交換できないかと調べたところ、動作保障はしていないということですが、Dell Inspiron Mini 12 用にBaffaloが出している32GBのSSD「SHD-DI9M32G」がEee PC 901-X でも動くという情報がいろんなツワモノさんたちのブログで書いてありました。

そこで私も早速挑戦してみることに。(ここからは備忘録も兼ねていますので興味のない方は読み飛ばしてください)



ネットでそのSSD(SHD-DI9M32G)を購入。

eee03 ショートSSDというすごく小さいモジュールです。携帯と比較してもその小ささがわかると思います。


さぁ分解開始です。まずはキーボードのとりはずし。

eee04 赤丸のところあたりにツメがあるのでそれを精密マイナスドライバーなどで上に押し上げながらはずします。

キーボードには平面コネクタが付いていますので、慎重にそれを抜きます。黒いロックを矢印の方向にマイナスドライバーなどで押し上げてからはずします。

eee05 続いてネジを6つ、コネクタを2つはずします。

eee06 真ん中の緑丸のところのネジをはずすと、もうメーカー保証が受けれなくなるのでちょっとした覚悟が必要です。。。

青丸のところのタッチパッド用コネクタはちょっとデリケートなので詳しく抜き方を説明すると、

eee07 白いロックを左にずらしてから、青い平面コネクタを抜きます。

eee08 はずしたら ↑ こんな感じ。


表はいったんこれで置いておいて、裏返します。

eee09 ネジをはずすのですが、赤丸と緑丸のところでネジの長さが違うので注意。


ここまでくるとようやくパームレストが取り外せます。


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左側面にツメが2箇所ある↑のに注意しながらパームレストをはずします。



ようやくマザーボードがあらわに。。。

eee11 ↑ 赤丸の2箇所のネジと、黄色丸のファン用とスピーカー用のコネクタをはずします。するとマザーボードが裏返せるようになります。

裏返す前にディスプレイが傷つかないように、かわいらしいハンカチでカバーをしましょう。私はハートマークが付いたハンカチにしました。

eee12 全体的に左側にずらしながら、右奥のVGAコネクタがひっからからないように注意して裏返すと・・・

eee13 ようやく目的のショートSSDを触れるようになります(赤丸のところがショートSSD)


↓ 黄丸の2箇所のネジをはずします。

eee14 黒い粘着シールをはがすと、簡単に4GBSSDを取り外すことができました。
eee15 ここに購入した「SHD-DI9M32G」を装着し、逆手順で組み立てていけば完成です!

BIOSでちゃんと32GBSSDを認識しているのを確認!!


で、肝心の使用感ですが、最初についてた4GBよりも若干遅いのかな!?一緒かな!?っていう印象ですが、まぁでも4GBじゃどうしようもないのでよしとしましょう。。。


試してみたい方は、あくまでも自己責任にてお願いします。壊れても私は一切責任は負いませんので悪しからず。。。