Chiroの記事

高松のフィリピン人ニューハーフはとても親切だった。

100720_2ポスター お久しぶりです。チロです。

10月7〜9日の三日間、瀬戸内海の島々で開催中の瀬戸内国際芸術祭2010に行ってきました。

瀬戸内海に行くのはこれで通算三度目。

電車を乗り継ぎ、瀬戸大橋を渡って四国の高松へ。

IMG_5156四国といえば讃岐うどんでしょってことで、まずは一杯。美味かったんだけど、個人的には大ちゃんうどんのほうが好きです。

IMG_5162高松港も近くにあるのでちょっとブラブラと。この日は天気良かったなー。

IMG_5166   そうこうしているうちに作品発見。

IMG_5168これも作品・・・。

IMG_5161こちらは建物の表面が鏡で覆われている作品。うーん、シュール。

IMG_5160中にはこんな映像が。

建物内にはCO2センサーが設置してあり、CO2が一定の濃度になると、映像が変わるという仕掛けになってるらしいです。えらいハイテクですね。

IMG_5169一旦ホテルに戻り、近くのイサムノグチ庭園美術館へ。

ここはアーティストのイサムノグチが、晩年製作活動をしたアトリエや住居が当時のまま保存されています。

IMG_5171移築した蔵の中に作品が展示されています。かなりいい感じ。

IMG_5172こちらは高さ3メートルもあるENERGY VOIDという作品の一部。ここ基本的には撮影禁止なのでこっそりと・・・w

いやー写真では見た事あったけど、本物はかなりの迫力でした。素晴らしい。

IMG_5173アトリエ近くでは、今も石彫職人さんが石と格闘しておりました。

IMG_5174アトリエの外壁。きれいに積んでますなー。

IMG_5175この近郊では、良い石が採れる石山が多くあるそうです。有田と似てますね。

この後ホテルへ戻り、ちょっと休憩してから夜の街へ。

2軒はしごして、しめにラーメンでも食いたいなーって思ってたら、

前からホステス風の人が歩いて来たんで、酔った勢いで近くに美味いラーメン屋がないかと訪ねると、親切にも店まで案内してくれるというではないですか。

これ幸いと、あとを着いていくと、その人妙にガタイが良くて、よくよく話してみると、

フィリピンから来たというニューハーフのおっさんではないですか!!

しかもその人妙に耳が良くて、ちょっとなんか言おうものなら、すぐさまツッコミをいれてくるといった感じ。

これはヤバいとこに連れていかれてもおかしくない

って思ってたら本当に普通のラーメン屋に連れていかれましたw。

しかもド直球の醤油ラーメンではないですかw。そしてその人はさわやかな笑顔で去っていったっていう○○な話でした。

ラーメンの方は、正直美味いって程でもなかったけど、知らない土地で知らないニューハーフの人に、こんなに親切にしてもらえるなんて、これぞ旅の醍醐味といったとこでしょうか。

ちなみにその人の店の名前は『夜の動物園』だそうですw。

行かなかったけど・・・

つづく・・・

お久しぶりです。

皆さん3連休楽しんでますか?

今仕事で東京に来てます。

せっかくだからクラブでも行くかーなんて思ったけどやめました。なんとなく・・・

で、結局地元にいるときと変わんないような生活してます。見える景色は真逆ですが・・・

明日はブーマーが噂のカレー屋、もといカリー屋に連れてってくれるそう。

ではまた。


直島 その3

二日目は本村地区に移動し家プロジェクトを見て回りました。

このプロジェクトは本村地区の使われなくなった空家をアーティストが丸ごと改装し作品にした試みです。一般の民家だけではなく、歯医者や神社までも作品化されています。

img_4626 こんな普通のタバコ屋さんでチケットが買えます。
img_4610 img_4609 周辺はこんな感じ。普通ののどかな住宅地です。
img_4600 まずは一軒目、角屋。中には宮島達男さんの作品があります。わかりにくいですが右の建物です。
img_4599 いやー、一軒目からすごいです。

ちょっと歩いた所に護王神社があります。
img_4607 神社まで改装してしまうなんてすごいですが、ちゃんと町の人達に受け入れられているそうです。
img_4604 この階段地下まで続いていて、地下にも入る事ができます。階段には光学レンズ用のガラスが使われているのだそう。

続いて碁会所に向かいます。中には木で作られた本物さながらの椿の彫刻が展示されていました。中にいたおじさんが色々解説してくれました。

img_4611 この辺りの建物によく使われている焼杉板。安藤建築の南寺にもこの板が使われています。この日は昼頃に整理券の配布が終了し、中を見る事はできませんでした。

続いて、はいしゃ
img_4612 ここでも長蛇の列が・・・
img_4613 img_4615 img_4619 img_4620 続いて石橋
img_4621 img_4622 最後に本村ラウンジ&アーカイブス
img_4623 ここにもこんな作品が

ここからバスで移動し昼食はテラスレストランで
img_4628 レストランからの眺め

一休みした後に最後の目的地直島銭湯
img_4638 img_4637 img_4642 かなりジャンクな銭湯です。実際に風呂にも入れます。

ひとっぷろ浴びた後、フェリーで直島を後にしました。

今回の直島旅行、色々と考えさせられるいい旅でした。是非ともまた行きたいです。

直島 その2

昼食後、再びバスに乗り、本日メインの地中美術館に向かいます。バスの停留所から地中美術館までの道路脇には、モネの絵の題材となった植物が植えられていて気分を盛り上げてくれます。

img_45641 地中の庭

そしてついにたどり着きました。
img_4566 この美術館その名の通り地面の中に埋まっていて、周りの風景と完全に一体化しています。設計は安藤忠雄さんでクロード・モネ、ジェームス・タレル、ウォルター・デ・マリアの三者の作品が永久展示されています。普通の美術館と違うところはもちろん全ての建築が地に埋まっているという点もありますが、モネを中心として他の二人の作品も建築と調和(もしくは拮抗)するように制作されているという点です。建築家とアーティストが一体となって一つの作品(空間)を作り出す。そんな試みが行われています。

また地下に埋まっていながらも自然光がたくみに取り入れられた美しい展示スペースになっていて、通路の壁がちょっと斜めになっていたり、顔の高さに壁が切り取られていたりして、普通に歩くだけでも色々発見があって面白いですよ。そして全ての作品を見終わった後、併設されているカフェで再び瀬戸内海の自然と対峙した時、自然っていいなーって素直に思いました。この人工物(アート、建築)と自然の対比も直島の魅力の一つです。
img_4561 地中美術館を見学後、屋外に展示されている作品も見て回りました。
img_4570 img_4573 img_4576 img_4578 img_4579 img_45801 img_4581 img_4582 img_4583 こちらは大竹伸朗さんの作品「シップヤード・ワークス 船尾と穴」
img_4590 img_4591 これも作品 大竹伸朗「シップヤード・ワークス 切断された船首」
img_4592 片瀬和夫「茶のめ」
img_4595 ジョージ・リッキー「三枚の正方形」
img_4596 別の角度から。後で知ったのですがこの作品風が吹く事によって角度が変わるそうです。まさに屋外向けの作品ですね。
img_4585 こんな所にも作品が!
img_4589 ズームしてみるとこんな感じ
img_4586 この風景と関連させてんのかなーって思いました
img_4587 img_4588 img_4584 最後に地中美術館にも作品が展示されているウォルター・デ・マリアの作品

時間遅くて窓閉まってましたがいつもは開いてるみたいです。

今日はここまで。その3に続く・・・

直島 その1

大型連休を利用して瀬戸内海に浮かぶアートの島、直島に行ってきました。

img_4542 岡山の港からフェリーにて直島へ

img_4544 船内からの写真








20分程して直島に到着。

img_4646 img_4644 早速草間彌生の赤カボチャが出迎えてくれます。隣には豆のような形のイスが。かわいい。
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バスで案内所みたいなとこまで移動し、最初の目的地地中美術館のチケットを買うための整理券の列に並びます。この時11時頃だったんですが入れるのは2時になるとの事。
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待ち時間の間に近くのベネッセハウスミュージアムへ移動。
img_4548 入り口付近はこんな感じ。この日は天気にも恵まれました。
img_4549 img_4560 ベネッセハウスは宿泊施設と美術館が一体となった建築物で設計は安藤忠雄さん。館内には国内外の著名なアーティストの作品が展示されています。面白いのはアーティストが実際直島に足を運んでここに展示する為に作品を制作するという、サイトスペシフィックワークという手法がとられているという事。それ以外にもウォーホルやデイビッドホックニーなどの作品もありました。内容はもちろん最高です。

昼は館内のレストランで食事。

img_4550 目の前には杉本博司さんの写真と瀬戸内海、背後にはバスキアの絵が展示されているという最高のロケーションで親子丼を食らいます。

img_4554 img_4555 続く・・・