ウェディングルメ
現在海外在住の友人の結婚式でしたが、エンターテイメント性があって、スマートさ(いい意味でスノッブな感じ)とユーモアのある非常にセンスのいい披露宴でした。
私もいつも刺激を受ける友人なのですがさすがといった感じです。海外に住んでてほとんど準備時間がなかったはずなのにすごいなと思いました。
私は学生時代バイトで200以上の結婚披露宴を見たことがあり、毎年平均して3,4回ほど友人・知人・同僚の披露宴に出ていますが、最近の結婚披露宴の傾向として、これまで以上に出席者を楽しませることに重点が置かれているような気がします。
よくあるのが、出席者一人ひとりにそれぞれ手書きで書いてあるメッセージ、手作りの映像メッセージ、などなど。ご祝儀を包んでわざわざ時間を作って出席してもらう方々に少しでも楽しんでもらおうと工夫を凝らした披露宴が多くなってきました。
もちろんいろいろやればやるほどそれだけお金がかかってしまうわけですが、お金をさほど使わなくても頭を使って手間をかければそれなりに出席者を満足させられるものもあります。
出席者はどうしても「今日のは新郎新婦のホスピタリティが伝わった」とか「今日はすごくいい披露宴だった」とかを無意識に感じて(あるいは口に出して)いることと思います。まぁ私たちは自分たちが踊って盛り上がれば自己満足するのですが・・・
今回の披露宴では新郎のプレゼンテーションや、自作の映像が2つ、おもしろい素人司会の選人、中座中の映像、お金をさほどかけてないけど盛り上がる衣装、感動シーンでのBGMに素人バイオリニストを選出(シリアスな場面なのにすごく下手で会場爆笑)など、計算された笑いとエンターテイメントがちりばめられていました。
料理も(たぶんかなりお金をかけてある)フルコース。ごちそうさまでした。
もう一つスマートだなと思ったのが引き出物。
会場には引き出物がありませんでした。てっきりその友人のことなので、引き出物にお金をかけずに粋なはからいでその分を料理にまわしたのだろうと思っていました。
すると式が終わったころに自宅から電話があり、「○○君から小包が届いとるよ」との知らせ。
そうです。引き出物は当日に直接出席者の自宅に配送されていたのです。新郎に聞いたところ、披露宴が終わって引き出物をぶらさげて歩いて2次会や3次会に行ってもらうのも悪いし、忘れたりする人もいるかもしれないと思ったからとのこと。
なかなかすごい気の配りようです。こういう引き出物当日自宅配送サービスって最近流行ってるんでしょうか。私ははじめてだったので結構感心しました。
で、次の日家に帰って開けてみると引き出物はティファニーではありませぬか。
私にはちょっとマネできません。
というわけで前段が長くなりましたが、タイトルにあるとおりウェディングルメな話を。
披露宴にて。洋食フルコース。
1品目。海の幸のマリネ シブレットクリーム添え。(ちなみにシブレットとはエゾネギとも呼ばれるアサツキに似たネギ類の一種だそうです。私も初めて聞きました。)
2品目。パンプキンとセロリアークのクリームスープ トリュフ風味。
3品目。甘鯛のソテー 香草風味 生姜入りノイリー酒バターソース
写真撮り忘れ。。
4品目。バジルとライムのシャーベット。
5品目。特選牛フィレ肉のソテー マッシュポテト添えプラムと赤ワインのソース。
6品目。ココナッツムース ピニャコラーダソース。
7品目。季節の果物盛り合わせ
写真撮り忘れ。。。
8品目。プラリネ + コーヒー。
写真撮り忘れ。。。
以上、1次会披露宴。ごちそうさまでした。
2次会は事情があって出席できず。(開始時間を間違えただけ・・・)
3次会はもつ鍋の有名店「やま中」。大橋にあるときは遠くてたまにしかいったことなかったのですが、なんと赤坂に出来てたらしく。。知りませんでした。
というわけでフルコース食べてたけどもちろんがっつり「もつ鍋」!
翌日ちょっと用事があったので、そろそろ帰ろうかと思いましたが、雪のため帰れず結局朝まで飲み明かすことに決定。
4次会は中州に移動して、Bar 八重倉へ。
新郎も敬愛するマスターから粋なはからいが。
お祝いに「PIPER」(Piper-Heidsieck Brut)がぬかれました。
3リットルも入っています。横に並べた一升瓶が五合瓶のように小さく見えます。私も飲んだのははじめてでした。
3リットルのシャンパンをみんなで完飲。
続いて5次会。
九州勢は別に食べなくても良かったのですが、東京からの友人もいらしていたので、とりあえず博多に来たならノルマとして食っとけということで元祖長浜屋(通称:ガンナガ)へ移動。
夜中ですが、相変わらずの常時満席状態。
なんでか、定期的に食べたくなるんですここのラーメン。なんでかはよくわかりません。
今日は美味しかったです。
ラーメン400円。焼酎200円。
できればずっとこのままいってもらいたいです。
続いて6次会。タクシーで六本松まで移動して、「Bar モア」へ。
ここギネスが美味いんです。オーナーのHさんもすごくいい人。
というわけでみんなギネスのハーフパイントを注文。
新郎だけ1パイントで出てきて泡に「寿」の文字。
みんなおなかいっぱいだったのに、誰かが注文したらしく、ポテトのこれ何なのかわかりませんでしたが、出てきました。
超おなかいっぱいでしたが、めちゃめちゃ美味くて全部完食。
いや~ごちそうさまでした。。&おめでとうございました。