Yu-kiの記事

おふたりサマー  其の三

どもyu-kiです。

男二人の真夏の珍道中、おふたりサマー完結編です。





もっこすY宅に泊らせてもらって、うだる様な暑さの中、昼前に起床。


すると枕元にもっこすYからのお土産が置かれていました。

一泊させてもらったうえにお土産まで頂けるとは!

ほんとありがとうございます。
また遊びに行きます!




さて、起きたは良いがこの日の熊本は今年一番の猛暑。



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とにかく何やっても滴る汗。

頭がボーッとして身体も動きません。




しかし、せっかく熊本まで来たからには熊本ラーメンの一杯ぐらい喰ってかないと!

という事で昨日いーくんに勧められた「ラーメン厨房 里屋」に行ってきました。




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熊本ラーメンといえばコッテリ系のとんこつスープが定番ですがここ「里屋」は熊本では珍しい醤油ラーメンのお店です。



とにかく暑かったんでワタクシはスタミナ付けるべく「味玉醤油ラーメン大盛り」を注文。



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モンゴルDはつけ麺をセレクト。



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ほほーう。
めちゃ美味いっす。

スープはあっさりした醤油ベースですがそぼろとマー油が良いアクセントになってますねー。

麺はストレートで博多よりちょっと太めです。ツルツルした食感が癖になりますね。



熊本=とんこつと今まで思っていましたが、こんなレベルの高い醤油ラーメンもあるとは!

侮れません、熊本ラーメン。



結局、お腹の調子が悪かったモンゴルDのつけ麺もほぼ一人で平らげました。
(つけ麺もなかなか美味しかったですが個人的には醤油ラーメンがオススメですね)



もう汗だく…



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たまにはこんな熊本ラーメンも良いんじゃないでしょうか。




「ラーメン厨房 里屋」


〒862-0962 熊本県熊本市田迎4丁目7−12



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そして無事腹ごしらえも済んだので、次の目的地「熊本城」へ。




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十何年ぶりに行った熊本城なのでしっかりレポートしたいとこですが、あまりの暑さで脳みそ溶けそうだったのでほとんど記憶がございません。


なので、すんませんがザックリいきまーす。




では、西大手門からいざ熊本城へ!



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南大手門経てー、


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闇り通路からのー、



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本丸御殿前でパシャリ。



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んで、本丸御殿IN。



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まあ豪華絢爛だこと。





宇土櫓もなかなかですが~。


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やっぱ、天!守!!閣!!!


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もうどの角度から見ても絶品。

グッジョブ、清正公!


プラモ買おーっと。



んで、天守閣IN。



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天守閣内も死ぬほど暑かったですが、この景色ですもの。

登って良かった。

もう天下獲った気分っす。



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バイト君も暑いなかご苦労さまでした~!



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いやー、暑くてあんま憶えてないけど素晴らしかったです、熊本城。


でも、真夏に行くのは避けた方が良いです。

ヘロヘロのクタクタのビショビショになりますので…







最後にあまりの暑さにスイカ買って帰りましたとさ。



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おしまい。




おふたりサマー  其のニ

どもyu-kiです。


前回に続き「おふたりサマー」お届します。





九重を後にした我々が次に向かったのは火の国、熊本。



全く予定してませんでしたが熊本にはモンゴルDのお姉様が住んでるので急遽訪ねることに。


待ち合わせ場所はお姉様のフィアンセのいーくんのお店「二番地食堂」。



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食堂と言うにはオシャレ過ぎるくらいのメチャかっこいいお店でした。



もちろん料理もバリ美味。
しかも、「大丈夫なんすか?」てくらいリーズナブルっす。



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しかもお店のBGMがアナログで、



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大滝詠一先生の「ロング・バケーション」やら、



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ユーミン先輩の「ひこうき雲」なんかがかかるんですもの。



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そりゃ呑んじゃいますって。



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いーくん、ごちそう様でしたm(__)m



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あっ、説明しなくてもあまりにも顔が似てるんでお分かりかと思いますが左側がモンゴルDのお姉様、もっこすYであられます。


ほんとDNAって凄いですね。

この写真見て改めてそう思いました(#^.^#)




みなさんも熊本にお越しの際は是非「二番地食堂」へ!

(運が良ければもっこすYにも会えるかも!)





「二番地食堂」

熊本県熊本市河原町2番地

TEL 096-277-7123

営業時間 昼 11:30~15:00 夜 17:00~23:00(オーダーストップ)








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ちなみに「二番地食堂」がある河原町という所は昔問屋街だったらしくとても情緒があって昭和の雰囲気が残る、なんだか懐かしい感じの場所でした。



少しの時間、ぷらっと歩いてみたんですが好きですねー、この感じ。

(日も落ち始めてたのでほとんどシャッター閉まってますが…)


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良い感じのキャンドル屋さんでモンゴルDはお土産も購入してました。


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久々にもっこすYにも会えたし、いーくんも良い人だったし熊本のB-BOYとも交流できて非常に楽しい熊本の夜でした。



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この後クーラーの無い灼熱のもっこすY宅に泊らせてもらって泥のように就寝…





つづく・・・





おふたりサマー

どもyu-kiです。

先日shinjiが壱岐でラブラブ旅行している時、ワタクシも後輩のモンゴルDと男二人でラブラブならぬブラブラ旅行をしてまいりました。


shinji達は何やら前から密かに計画してたっぽいですが、我々はというと前日に呑んだ流れで急遽決定したので行き先もなんとなくしか決めず出発しました。




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まあでもこの青空ですもの、せっかくだから景色の良いとこに行こうということになり金立SAで竜馬に尋ねたところ、





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「九重がええぜよ」


とのお答えを頂きましたので九重に向け車を走らせました。





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そして男二人でバカ話を繰り広げてたらあっという間に九重に到着!



とりあえず腹ごしらえということで、




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天皇皇后両陛下が来たとか来てないとかで有名らしい蕎麦屋にて昼食を取ることに。





いやー、久々に飯屋チョイス失敗しました。



一押しらしい瓦そばはもう終わったらしいし、陛下が来たとは思えないくらい店員は清潔感ゼロだし、出てきた蕎麦もこんな感じですよ…




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味は言わずもがなでした。


ちなみにトイレも異常に臭かったです。


こりゃ絶対陛下来てねーな。





九重に着いたとたんテンションがた落ちしましたが気を取り直し「九重夢大吊橋」へ向かいました。





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うわー、思ってたより全然長い。

しかも高い。



ちょっとビビりましたがここは前から来たいと思ってたので先ほど下がったテンションも復活してきます。




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しかし、さっきまでの快晴がウソの様に怪しくなる空模様。


しかも突風に煽られ激しく揺れる吊橋。




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足元はシースルーだし、




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正直景色を楽しむ余裕もありませんでした。




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でも天気さえよければ間違いなく楽しめるスポットでしょう。

また来たいと思います。






そして夢大吊橋を後にし下山してると天気も回復してきたので、


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ソフトクリーム経て~



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鹿経て~




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て、やってたらまた曇ってくる空…




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「山の天気と女心は移ろいやすい」


ってか。





もうちょっと九重を満喫したいとこでしたがここで諦め、次の目的地である熊本に向かいました。





つづく・・・













2010年 上半期ベストディスク (邦楽編)

どもyu-kiです。


いやー、W杯終わっちゃいましたねー。

寝不足と戦う過酷な一か月でしたが存分に楽しませていただきました。

個人的にはMVPはスペインのカシージャスにあげたいです。
ホント全試合神懸かってました。




さて、W杯も無事終わったんで先日アップした洋楽編に続き上半期ベストディスクの邦楽編を発表したいと思います。

オリコン・チャートに出るようなアーティストのCDは全く買っていませんが面白いものも結構ありましたので動画チェックしていただいたら幸いです。


では、張りきっていってみましょう。








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トクマル シューゴ / 「Port Entropy」


まずはトクマル君のニューアルバムを。

彼はボアダムズ、コーネリアス以降、今最も世界中から注目されている日本人アーティストと言っても過言ではないでしょう。

すべての演奏と録音を一人で手掛けているのですが、宅録系ミュージシャンにありがちな風通しの悪さや変な緊張感は皆無で、柔らかくて温かいレコードに仕上がっています。

あと何といっても独特のメロディーとハーモニーが美しすぎる!

こんな音楽が日本のポップ・スタンダードになればと願わずにはいれません。



個人的には日本人アーティストの作品では上半期No.1でした。












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iLL / 「∀」



次はスーパーカーの元フロントマン、ナカコーことiLLの新譜を。



ソロ活動開始から独自のスタンスでレフトフィールド・ミュージックからポップスまであらゆる音楽に挑戦してきたナカコーが今回はコラボレーション作品をリリースしました。


moodman等のトラックメーカーからクラムボン、ポリシックスといった同世代ミュージシャン、更にはBase ball bear、the telephons等の若手バンドまでジャンル、世代を問わずコラボレートしてます。

なかでも、注目すべきは向井秀徳とのコラボ曲、「死ぬまでDANCE」でしょう。


90年代後半からスーパーカーやナンバーガールと共に青春を過ごしたワタクシみたいな人間からしたらまさに奇跡の一曲です。

10年前だったらホント考えもしなかったですよ。


曲も最高の出来なんでこれ聴くためだけでも買う価値あると思いますね。

PVもオモロいです。













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クラムボン / 「2010」



では、次は上のiLLのアルバムにも参加していたクラムボンのアルバムを。


いやはや、凄いことになっちゃってますね、クラムボン。

もはや、デビュー当時の良くも悪くも矢野顕子フォロワーだった面影は皆無。

アグレッシブでサケデリックとも言える独特のサウンドを獲得してます。

でもそこはやはりクラムボン。
鉄壁のアンサンブルと踊る様な鍵盤の音、そして郁子ちゃんのあのヴォーカルで一聴してクラムボンと分かるオリジナリティは健在です。


いやー、どこまで行っちゃうんでしょう。
今後も楽しみですな。













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DE DE MOUSE / 「A journey to freedom」



では、次はデデマウスのニューアルバムを。


前作が個人的にはいまいちな出来だったのであんまり期待してなかったのですが、今回はなかなかの力作かと思います。

ちょっと前作は自身のパブリックイメージに沿った、ある意味守りに入ったともいえるレコードだったのですが今回はデビュー作に通じるフレッシュさや冒険心があってなかなか楽しめました。

サウンド・プロダクションにしろ音色にしろ明らかな変化が見れますもんね。

次回作はシーンの流行とは無縁の独自のフェーズに突入する彼を見てみたいと個人的には思っています。

















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サニーデイ サービス / 「本日は晴天なり」



続いては再結成したサニーデイ サービスの10年ぶりのアルバムを。




もう10年経ったのかー。
まさか「LOVE ALBUM」の続きが聴けるとは夢にも思っていませんでした。

サニーデイ サービス解散後も曽我部恵一の活動をチェックし続けてきましたが、やはりあの三人が作るサウンドは全く別のものでした。

けして上手いとは言えない演奏なのに不思議と噛み合うグルーヴとか、恥ずかしくなるくらい甘酸っぱいメロディとか、もう「サニーデイ 」にしか出せないあの感じなんすよ。

そりゃ、ついついライブにも行っちゃいますよ


もう絶対支持。
というわけで、ワタクシみたいに「サニーデイ サービス」で青春過ごしちゃったみなさん、恐がらずに聴きましょう。















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Boom Boom Satellites / 「To The Loveless」


では次はブンブンサテライツの新作を。


「うわー。濃いなー、今度のブンブン」

というのが最初聴いた時の偽らざる感想でしょうか。



全13曲、70分というヴォリュームもそうですが、とにかく全編通して太くて、重くて、厚いといった印象。
こりゃ、他に比較できるもの無いですわ。

完全にシーンとは結びつかない孤高な存在になっちゃいましたね、ブンブン。


正直個人的な好みとしては「on」のようなコンパクトなレコードが好みですが、この作品もブンブンの大事な側面であることは間違いないでしょう。


イージーリスニングとかには全く向かないアルバムなんで腰を据えてじっくり聴くことをお薦めします。

















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キセル / 「凪」



そんじゃ最後は京都の兄弟デュオ、キセルの新譜を。


相変わらず素晴らしいです、キセル。


美しいメロディと美しい言葉があるだけのシンプルでなんてことないレコードなんですが、これが沁みるんですよ。

空間を活かしたアレンジとか打ち込みの絶妙な忍ばせ方とかホント音楽分かってるわ、この兄弟。


暑っくるしくて説教臭いだけのコ〇クロなんかよりキセルの方が100倍素晴らしいと思うんですけどね~。















というわけで個人的上半期ベストでした。
(例によって最後はちょっと毒づいちゃいましたが…)


去年はほとんど邦楽のCD買わなかったんですが今年は結構買ってますね。

HALFBYとかBAWDIESとかママレイドラグとかも良かったです。



下半期はまず何といっても七尾旅人の待望の新作でしょう。
(期待するなってのが無理!)



では、また下半期ベストでお会いしましょう。

いや、すんません。ちょくちょくレヴュー書きまーすm(__)m






2010年 上半期ベストディスク (洋楽編)

どもyu-kiです。


気づけばもう7月。今年も半分過ぎちゃいましたね。

去年は結構ここでもディスク・レヴューやってましたが今年に入ってからは完全にさぼってましたので恒例の上半期ベストディスクくらいはしっかりやりたいと思います。



全然レヴュー書かないから、

「もうCD買ってないんじゃないの?」

とか、

「さすがに30超えると音楽への情熱も冷めてきたでしょ?」

とか最近よく言われるんですが、





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軽くタワーが建つくらい今年も買いまくってますのでご心配なく。





ではその中からこの半年を彩ってくれたアルバムを動画付きで紹介していきましょう。






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Vampire Weekend / 「Contra」



最初に紹介するのはヴァンパイア・ウィークエンドの2ndアルバムです。

まいったね、こりゃ。1stも相当好きでしたが2ndも完璧な出来っす。
ちょっとアタック感が強まったプロダクション以外は前作と大きな違いはありませんが、曲良し、演奏良し、アレンジ良し、そんでもってヴァイブが最高。


アフロビートを取り入れたサウンドは彼ら以降、完全にインディ・ポップの潮流になりましたもんね。

まさに2010年のサウンドではないでしょうか。

しかもこのアルバムがビルボードのTOP1になるんですもの。
ますますUSインディは面白い事になっていきそうです。












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Flying Lotus / 「Cosmogramma」



続いてはフライング・ロータスのニューアルバムを。


これは圧倒的です。
迷わず個人的には上半期ベストですね。

永遠の名作、Dj Shadowの「Endtroducing」、 Prefuse 73の「 Vocal Studies & Uprock Narratives 」と肩を並べるビート・ミュージックの金字塔と言っても差し支え無いんじゃないでしょうか。
一度この音の洪水にのみ込まれちゃうと永遠に浸っていたくなっちゃいますよ。

ちなみにレディオヘッドのトム・ヨークもゲスト・ヴォーカルで参加してます。

激必聴ですよ。











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LCD Soundsystem / 「This Is Happening」


次はLCDサウンドシステムの3rdアルバムを。


てか、これがLCDサウンドシステムとしてはラストアルバムになるんですって…

ガックシ。これからはDJとプロデューサー業に専念するそう。
でもジェームス・マーフィーがこの十年で最も優れたサウンドクリエーターの一人であった事は紛れもない事実なんで、ただただ賛辞を送りたいです。


で、このラストアルバムも素晴らしいです。
彼らしいパンクソングありダンストラックあり。

でも、やはりどこか物憂げで寂しげなフィーリングもあったりして何ともいえない気持ちになります。

うーん、やっぱこれで終わるのは勿体ない気が。

いつか戻ってきてね、マーフィー。













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Beach House / 「Teen Dream」



次はビーチハウスのニューアルバムざんす。


これ上半期一番聴いたかも。
とにかく気持ちイイっす。

ワタクシ所謂癒し系音楽とか大嫌いなんですが、休日の朝からまどろむならこんな音楽が最高ですね。

クラブ帰りの朝なんかに聴いちゃっても最高ですよ。

生音とエレクトロニクスのバランスと儚げなヴォーカルがなんともクセになります。

2010年型チルアウト・ミュージックの新スタンダードって感じでしょうか。










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Charlotte Gainsbourg / 「Irm」



次はシャルロット・ゲンズブールの久方ぶりのアルバムを。


知ってる方も多いと思いますが彼女はフランスの名優、セルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンの娘で幼いころから女優として活躍してるのですが、両親と同じく音楽家としても素晴らしい才能を持っていてこれまで何枚かレコードをリリースしてるのですが、今作はあのベックとのコラボレーション作となっています。


いやー、やっぱ日本の二世タレントとはレベルが違いますねー。

ハハ、センスが違い過ぎますもん。
ベックのソングライティング&プロデュースも素晴らしいです。
完全に脂がのってきたんじゃないでしょうか。


ウィスパー・ヴォイスのイメージが強かったシャルロットのヴォーカルも曲によって表情が違って楽しめます。


日本の二世タレントもこれくらいクオリティの高い仕事できないもんすかね。

あっ、ダウンタウンの浜ちゃんの息子のバンドはなかなかカッコよろしいです。












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Jamie Lidell / Compass


お次はジェイミー・リデルの新作を。

前作の「Jim」はオーセンティックなソウルレコードだった彼ですが今回はエレクトロニクスを多用し、モダンでエクレクティックなファンクレコードを作ってくれました。

個人的にこの路線はツボなんでメチャはまって聴いてます。まあ前作も好きなんですけどね。

プロデュースはまたしてもベック!

完全に売れっ子プロデューサーと化してますが自分のアルバムもそろそろ出してもらいたいところです…















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Drums / Drums



お次はブルックリン出身の新人バンド、ドラムスのデビュー盤を。


去年の年末に出たEP「サマータイム!」を聴いて完全に彼らに夢中になって以来、待ちに待った1stアルバムがやっとリリースと相成りました。


いやー、やっぱユルい。

でも最高。

歳を取ったせいか最近はヘビーな表現より、どんどん軽やかでシャープな表現に惹かれるようになってしまいました。(音楽に限らず言えますねコレは…)

でも軽やかなだけでなく、しっかり今の時代の音なんですよね。
先人達の単なる焼き直しになってないとこが彼らの強みです。

これからが楽しみなバンドですね。

新人では上半期でダントツでした。













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Delphic / Acolyte


んじゃ、次も新人バンドを。

マンチェスター出身のデルフィックのデビュー盤です。


うーん、惜しい。


デビューシングルの「カウンターポイント」があまりに素晴らしいんで過剰に期待し過ぎてたのもあったのでしょうが、もうちょっといけただろうというのが正直な感想です。


ソングライティングも洗練されてるしアルバムのトータル・バランスも悪くないのですが、もうちょっと冒険してほしかった。

なんたって一生に一度しか作れないデビュー作ですもの。


同郷の先輩であるストーン・ローゼズやハッピー・マンデーズの1stくらいメチャクチャやってほしかったですね。


でもなかなかの良盤です。

「カウンターポイント」はやっぱ最高ですしね。













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Foals / 「Total Life Forever」


では、新人アーティストのデビュー作が続きましたんで次は理想的な2ndアルバムを。


もう文句の付けようがないでしょう。 凄いわ、フォールズ。


数あるポスト・パンクリヴァイバリストの中でもささくれ立ったギターと早急なリズムが特徴だったバンドが(あれはあれで魅力的だったのですが)それをほぼ捨てミニマリスティックでグルーヴィーなレコードを作ってくれました。


1stで成功したバンドはまあ2ndでコケることが多いです。

サウンドがビッグになりすぎたり、冒険しすぎて訳分かんなくなったり。
セカンドアルバム・シンドロームって言葉があるくらいですから。


でもフォールズは絶妙なバランスでその壁を超えました。

「こう来たかー!」って感じです。


素晴らしいです。 座布団一枚差し上げたいくらい。















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Gorillaz / 「Plastic Beach」


では最後はブラーのデーモン・アルバーンによるヴァーチャル・バンド、ゴリラズの新譜を。



例によって今回も豪華ゲスト多数参加でございます。

スヌープ・ドッグ、モス・デフ、 デ・ラ・ソウル、グリフ・リース、ルー・リード等々。

お腹いっぱいざんす。


前作の「フィール・グッド・インク 」並みの絶対的一曲は無いですが、アルバムのトータリティが良いんで何度も聴いちゃいますねコレは。


それにしてもデーモンのこの活動意欲は何なんでしょう。
去年はいきなりブラー復活させちゃうし、恐るべきオッサンですね。


ちょっとライブ観たくなりました。

動画はトレーラーしか貼れなかったんで興味ある方はゴリラズ・チャンネルをどうぞ~。













上半期は他にも挙げたいのがあるくらい良い作品が多かったです。

こことか輸入盤がバカ安なんでついつい買い過ぎてしまいました。
1,000円とかで普通にアルバム買えちゃうんですけどホント大丈夫なんでしょうかね(それだけCDが売れないという事か…)。

HMV渋谷店が閉店したりCDショップが大変な時期に来てるのは間違いないでしょうね。
なんとか頑張ってもらいたいものです。



下半期はとりあえずM.I.A.の新譜に注目してます。
既に予約しちゃいました(#^.^#)


では近々邦楽編書きまーす。