レビュー

新譜購入

どうも、Y!Y!CのCDコレクターことDJ Yu-kiでございます。

最近の音楽業界はダウンロードや着メロの普及でCDが売れなくなったと言われ久しいですが、頑固な九州男児であるワタクシはなるべくCDを購入するようにしています。

なぜフィジカルリリースのCDにこだわるかと言えば、アートワークを楽しみたい、音質の違い、アーティストへの敬意等、色々とあるのですがやはり一番の理由はCDの封を開け、ディスクをプレイヤーに置き、インナースリーブや歌詞カード片手に耳をそば立てるあの瞬間のドキドキ感が何者にも代えがたいからではないでしょうか。

さすがに一番音楽に純真だった学生時代に比べるとドキドキ感は薄れてきてますが…
まあ、あの時代は金も無かったし1枚のCDを穴が開くくらい聴いたものでした。内容がイマイチだったりしたらマジでへこみましたもんね。
さすがに今は視聴もできるし失敗することも少ないですが、やっぱあの瞬間はドキドキものです。

というわけで、またあの瞬間に出会うため何枚か新譜を購入したのでPVを貼りつつ紹介しようとおもいます。


452 まずはウェールズのベテランポップバンド、Super furry animalsの新作「Dark days/Light years」を。
彼らはレディオヘッドやベックと同じくらいワタクシが敬愛し尊敬するアーティストの一つです。
とにかく90年代後半のデビューから今に至るまで駄作が一枚として無く(てか、ほぼ傑作!)尚且つ作品毎に音楽性を変え驚かせてくれるので、毎回フレッシュな気持ちで楽しませてくれます。
ざっと挙げるだけでも、ポップ、ロックンロール、サイケデリック、フォーク、エレクトロニカとサウンドは多岐多様。
しかも歌詞には辛辣な問題提起やメッセージをサラリと忍ばせ、ユーモアの感覚も忘れないという柔軟さ。
まあ誤解を恐れずに言えば現代のビートルズなわけですよ。まあ本家みたいなアイドル性は皆無ですが…

で今作もやはり素晴しいです!前作Hey Venus!がファーリーズにしては珍しく、ストレートなポップアルバムだったのでその反動か今回はかなりサイケデリックで生々しいバンドサウンドに。
でもそこは流石ファーリーズ。持ち前のユーフォリックな感覚でスウィートでグルーヴィーな彼らにしか作れないレコードに仕上げています。
特にアルバム後半は最高。とろけるような極上のサイケデリアへ聴くものをいざないます。

点数は85点。彼らの最高傑作であり歴史的名作「Rings around the world」には及びませんが日常にそっと寄り添うビタースウィートなレコードです。飽きずにずっと聴けそう。



7293 次は豪華ゲストが参加している事でも話題のN.A.S.Aのデビューアルバム「The spirit of apollo」を。
映画監督スパイク・リーの弟とブラジル人DJによるヒップホップユニットのデビューアルバムなのですが最初に触れた通りゲストアーティストがあり得ない事になっています。

デヴィッド・バーン、チャックD、メソッドマン、RZA、ジョン・フルシアンテ、カレンO、トム・ウェイツ、カニエ・ウエスト、サントゴールド、ジョージ・クリントン、スパンクロック、M.I.A、クールキッズ等々ジャンルも国籍も超えた面子が勢揃い。

ギャラ幾ら払ったの?と要らぬ世話まで焼いてしまいます…
音の方もモダンヒップホップ、バイレファンキ、エレクトロ、ファンクとごった煮状態。正直各ゲストのアクが強すぎて一枚聴き終わる前にお腹一杯になってしまいました。
ともあれ、これだけの豪華面子を招聘したコネクションとアルバム一枚にまとめきったプロデュース能力は舌を巻くばかり。
お気楽に聴けるパーティートラック満載なのでドライブなどに最適では。
点数は62点。




475 最後は日本のバンドを紹介します。The Bawdiesのメジャーデビューアルバム「This is my story」です。

いやはや、とにかくPVを観てください。言われなきゃ誰も日本人が歌ってるとは思わないであろうヴォーカルにまずはぶっ飛ばされます。
もうこの声だけでロックンロールでしょう。バッチリです。

サウンドもロックンロールはもちろん、リズム&ブルーズ、ソウル、モータウン、ジャクソン5、ファンクとかなり挑戦的。
荒削りな部分はありますが若さもロックンロールの魅力の一つなのであたたかく見守ってあげましょう。

点数は72点。やっぱり日本語で歌ってほしいのと、ナルシスティックなアートワークがちょっとダサイのが減点かな。まあヴィジュアルも大切な要素ではあるのですが…



今回はこんな感じです。ではみなさん素適なミュージックライフを!

HMV幸平店

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この前久々にHMVオンラインでCDを購入しました。今は輸入盤が激安なのでついつい大人買い。
今回はジャンルもバラバラな6枚を購入。どれもなかなか面白い内容でした。
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では、PVを添えて紹介していきましょう。


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まずはマンチェスター出身の中堅バンド、Dovesの4thアルバム「Kingdom of rust」から。
彼らのアルバムは毎回ハズレが無いのですが今回も良作でした。
「グルーヴィーな演奏に普遍的なメロディー、適度に配されたエレクトロニックなアレンジ」と今までと変わり栄えしてないと言われちゃ、その通りなのですが、彼らはレディオヘッドやベックのように作品毎に音楽性やスタイルを変えるタイプでは無くソングライティングで勝負するバンドだと思ってるワタクシ的には十分満足できるアルバムでした。
確かに超傑作2ndアルバム「The last broadcast」に比べれば物足りなさはありますが80点は付けていいんじゃないでしょうか。
でも日本ではイマイチ人気無いんですよね…本国UKではチャート1位の常連なのに。
先行シングル貼っとくんで良かったら聴いてくださいね。正直コールドプレイやキーンの100倍良いと思うんですけど。





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次は北欧のエレクトロニック・ポップアクト、Royksoppの3rdアルバム「junior」を。
うーん。アルバムとしての作品性も高いし、曲も粒揃いなのだが何か物足りないというのが率直な感想。
理由は明確でヴォーカルトラックが大半でポップスとしては優れているんですが、フロア対応のキラーチューンが皆無というトコロ。
やっぱ「Poor Leno」クラスの名曲でガッツリ上がりたいんですよ、正直。
まあ今秋にこのアルバムと対を成す「senior」が出るみたいなんでそっちに期待しましょう。点数は68点。





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続いて紹介するのは元リバティーンズ、現ベイビー・シャンブルズのフロントマンで英国きってのお騒がせ男Peter Dohertyの初ソロアルバム「Grace/Wastelands」を。
リバティーンズをこよなく愛する人間としては最近のベイビー・シャンブルズでのピーターの活動にはイマイチ乗りきれず、こんなモンじゃねえだろと正直思っていたのですが、このアルバムは素晴しいです。
「全然枯れてねえじゃんか!やっぱ天才なのね」と一人でブツブツ言いながら愛聴しております。
基本的にはピーターのアコースティックギターに程よいバンドアレンジが加えられた室内的なシンガーソングライター作品。
リバやベビシャンみたいなロックンロールを期待してた人は拍子抜けするかもしれませんが、シンプルな演奏が逆に彼のソングライターとしての凄みを際立たせてます。何度も言いますがやっぱ天才なのね。
点数は88点。全然飽きる気がしないので後々評価は上るかもですがとりあえず。





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お次は変わり種。ボルチモア出身のブレイクコア・アーティストDan Deaconの「Bromst」を。
これは面白いですよ!PVを見てもらったら分かる通り、かなりカラフルでサイケデリック。んでオマケにおバカ。
ただのイロモンじゃね?と思うかもしれませんが音楽性もなかなか高くアルバムも聴き応えありますよ。
点数は65点。とにかくテンション高くなりたーい!という人にはオススメです。
PVはアルバム未収録曲ですが一番テンションが高いのを。





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次はNYのポスト・パンクバンド、Yeah Yeah Yeahsの3rdアルバム「It’s Blitz!」を。
前作はかなり大味なロックアルバムでしたが今作はかなりダンス色強めです。このシフトチェンジは昨今のニュー・エキセントリック・ムーブメントやNYの同胞たちの影響も多少あるのでしょうかね。ワタクシはこの選択は絶対支持です。
プロデュースは今や世界で最も重要なバンドの一つとなったTV on the radioのデヴィッド・シーテック。さすがですね。聴く度に発見がある良いアルバムに仕上がってます。
点数は今の時点では75点。これも今後評価は変わるかも。





886 ラストは今回唯一の日本人アーティスト、Nirgilisの久方振りのアルバム「RGB」です。
前作リリース後メンバーの脱退など紆余曲折あったみたいですが精力的にシングルリリースを重ねやっとアルバムをドロップしてくれました。
でもちょっとアルバム通して聴くと統一感無くて、とっ散らかった印象。シングル曲とそれ以外の曲のクオリティの差も気になります。頑張ってるんだけど正直惜しい!
けれど今の腐りきったJ-POP業界において彼らのポップポテンシャルには期待する部分も多いのでまだまだ冒険してほしいものです。
点数は60点かな、期待も込めて。



また新譜購入したらレビューしまーす(^O^)/




















映画レビュー 「スラムドック$ミリオネア」

今年のアカデミー賞最多8部門に輝いた映画「スラムドック$ミリオネア」を先ほどみました。


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結論から言うと、かなりおもしろかったです。星4.5個。


[とりあえず あらすじ by シネマトゥデイ]
テレビ番組「クイズ$ミリオネア」に出演し、賞金を獲得したジャマールだったが、インドのスラム街で育った少年が正解を知るはずがないと不正を疑われ逮捕される。ジャマールになぜこれほどの知識があり、この番組に出演するに至ったのか。警察の尋問によって、真実が明らかになっていく。

という感じの話です。


最初のほうはただ主人公がクイズの正解を知ることになった理由が明かされていくだけだったので、このままどういう展開になるんだろうと思っていましたが、後半は前半におかれた布石がバシバシ功を奏してかなりおもしろいです。話がすごくよくできていると思いました。(ネタばれになるので詳しくは書きませんが)


監督はご存知ダニー・ボイルですが代表作「トレインスポッティング」よりもこっちのほうが私は好きですね。インド人とインドの風景が画的にもかなりかっこよく撮れています。

世界一の映画産出国であるインドの、しかもボリウッドで有名なムンバイが舞台だけあって(が理由かどうかはわかんないけど)、出演してるインド人俳優さんたち、子役も含めて演技もすごく上手。一人も知りませんでしたが、みんなボリウッドスターなんでしょうね。


ちょうど昨年私はこの映画の舞台となったムンバイを訪れたのですが、なじみのある場所もちょくちょく登場して、それがさらに個人的なところでおもしろさを増幅させた気もしますが。。。



一つ気になったのは、スラム育ちの主人公が英語をペラペラ話すところ。

映画前半はほとんどヒンディー語が話され、それに対応する英語字幕が出ているのですが、後半はほぼ英語だけになります。前半の主人公はヒンディーを話しますが、後半はほぼ英語だけ、しかもペラペラ話します。

主人公の現在の職業がテレフォンサポートセンターで働くチャイ屋という設定なのでたしかに英語を多少話してもおかしくはないのですが、小学生くらいの年齢のときもかなり英語を話している場面があります。学校のシーンでは英語で授業が行われていましたが、その学校もとある理由ですぐに行かなくなってしまいます。

成長していく過程で、途中外国人観光客相手のガイドの仕事をするくだりがあったりもするのですが、それ以前のところでも結構英語を使っています。

後半大人になった主人公と主人公の兄貴が二人きりで話すシーンがあるんですが、そこも全部英語。幼少期はヒンディーで二人とも話してるのに。普通兄弟だったら大人になってもネイティブであるヒンディーで話すんじゃないかなと思ってしまいました。


ちょっとしかインドのことはわかりませんが、私がインドに行ったときに感じた範囲で言うと、スラムのようなかなり貧民街にいるインド人はそんなに流暢に英語を話せないような気がします。バリバリに観光客を相手にしているインド人ならありえる話ではありますが、な~んかそこは違和感を覚えました。

ただ、もし主人公が英語がカタコトならこの映画は成立しない気がするので仕方ないとは思いましたが、なんか途中で違和感を覚えはじめるとずっと最後まで引きずってしまうのでちょっとそこは気になりましたねー。(まぁでも実際のところはよくわかんないです。もうほとんどインド人みたいになっているインド在住の日本人の友人に今度ムンバイのスラムの現状を聞いてみたいと思います)

ということでその辺差し引いて星4.5個です。でもわたくし結構採点甘いので悪しからず。


エンドロールの最初のほうに、ビクトリアターミナス駅の構内で出演者が踊るシーンがあるのですが、そこは北野武監督の「座頭市」での農民が農具を持って踊るシーンみたいな感じでした。まぁインド映画でよくあるボリウッドダンスだと言えばそれだけなのですが・・・。なんとなく座頭市のあのシーンっぽいなと。。

でもなかなかそこはかっこいいので、劇場公開後に映画館で観られる人は、本編が終わっても席を立たないほうがいいかもしれません。

普通は大量のインド人でごったがえしているビクトリアターミナス駅なのに、誰もいない状態で踊っているから、なおかっこよく見えたのかも。。



最後にこの映画にもたびたび登場するムンバイの世界遺産「チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(旧名ヴィクトリア・ターミナス)」の写真を。相当カッコイイですよこの駅。

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ROSE RECORDS やっぱイイっす!

わたくしDJのくせにあんまりCDを買いません。別に自慢してるわけじゃなくて何ともお恥ずかしい話なのですが・・・もっぱらプチレコード屋と化したYu-kiとかから定期的に新譜を大量レンタルしたり、WebからDLしたりと。。おんぶにだっこで。にんともかんとも。


そいで、周りの人たちが誰も買わないなこれはと思ったやつだけ仕方なく自分で買います(笑)


曽我部恵一率いるROSE RECORDS から出てる「ホテルニュートーキョー」の2枚目のアルバムがいろんなとこでよさげなレビュー書いてあって、YouTubeで見たら好きな感じだったのですが、こりゃうちの周り誰も買わないなと思ったので、週に何回もHMVに注文してる(と思われる)Yu-kiに一緒に注文してくれないかと頼んだ(1枚だけだと送料がかかるから)ところ、本家のROSE RECORDSのサイトだったら送料無料のはずということで、早速本家ROSEをのぞいたらほんとに一枚からでも送料無料でした。

おーー!

ということで、ROSEから直買いすることに。


ホテルニュートーキョーのニューアルバムの横にランタンパレードのニューアルバムが2枚あったのでつられてクリック Cart In !

ランタンはうちのゴッドファーザーtaQmaの家でず~~と前に聴かせてもらって以来好きなのですが、最近のアルバムは聴いてなくて、今回のは曽我部がレビューで激賞してたので思わずクリックするに至りました。


で、数日後到着。


dsc_2303 (個人特定箇所はモザイク処理してます)


いまどき手書きかい!!友達からの荷物かと思ったよ。


だいたいCD買うときは、Amazon か HMV か TOWER からで、どこもシステマティックな無機質オートメーション的梱包なので、この真逆な人の温もりさえ感じさせるほのぼのとした手書き梱包(しかもメール便)に心打たれて今まで以上にROSEファンになってしまいました。なんか「様」が「さま」なのも癒されます。もしかして曽我部が自分でせこせこ梱包してないだろうなと思うほどです・・・ライブでも物販自分たちでやってるし・・・


さらに、ホテルニュートーキョーのボーナスDVDとランタンのミックスCDがそれぞれ付いているという嬉しいプレゼント!どちらもジャケなんてなくて単に不織布に包まれただけの素朴なDVDとCD。ランタンのほうは「先着300名様にプレゼント」とサイトに書いてありましたが、ホテルニュートーキョーのほうはほんとにサプライズプレゼント。中身はPVと代官山UNITでのライブ映像でした。とりあえず入れとけと言わんばかりにSOKABE KEIICHI BANDのステッカーも(笑)


dsc_2304 [上の段]
ホテルニュートーキョー / 2009 spring / summer
ホテルニュートーキョー のボーナスDVD
SOKABE KEIICHI BANDのステッカー(笑)

[下の段]
ランタンパレード / ファンクがファンクであったときから
ランタンパレード / Melodies & Memories
ランタンパレードのミックスCD


ホテルニュートーキョーのほうは、レコード番長風のオシャレな感じなのもあるので harishi と Chiro とかは好きだと思うけど、Yu-ki , Ryu とかは嫌いな感じですねたぶん。

ランタンは超よかったですマジで。BPM遅いけどランタン節のダンスミュージックも入ってます。まぁうちのパーティーじゃかけれないですが・・。ちなみに2枚とも曽我部がマスタリングしてます。


いやー、これからもROSEを応援しようと思いましたね。がんばれ曽我部!ついでに廃盤になった「I Love Curry T-Shirt」も再発させてくれ! もう着たおしてクタクタなんで。




あ、それとめちゃめちゃ余談で、めちゃめちゃ話飛んじゃいますが、心のこもった手書き梱包つながりで、私の好きなキーボードショップをご紹介します。

その名も、SHOP U です。

ここから買うキーボード、間違いありません。私もキーボード買うときはほとんどこの SHOP U から買います。ここの店長はまじストイックです。これぞプロフェッショナルですね。

で、ここのお店、どんなに安いキーボードを買っても、手書きのメッセージをくれるんです。故障したときの対応も抜群。しかも注文してから到着するまでが超速いです。

キーボードを買うときはオススメですよ。






↑ これは若干リトテンっぽい感じのホテルニュートーキョーのトラック。メロウで良いです。




音楽DVD

みなさん日曜の昼下がり、いかがお過ごしでしょうか。
ワタクシは何もする事が無い休日には映画などのDVDを観ることが多いのですが、今回は最近観た音楽DVDを何本か紹介しようと思います。

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まず一本目は日本最高峰のヒップホップグループ、Tha Blue HerbのツアードキュメントDVD「Straight days Autumn brightness tour ’08」を。
これは凄いですよ。ツアーの道中、宿泊先、楽屋裏まで密着撮影。Bossのお茶目な一面も見れちゃいます。

でもやはり見どころはライブシーンでしょう。鳥肌立つ瞬間が何度もあります。正直これは生で見たかった…
2枚組みで収録時間も4時間を超えてるのでファン以外は見るのキツイかもですが、是非オススメしたいですねコレは。
点数は86点かな。ファンのワタクシでもドキュメント部分がちょっと長いと感じたので少し減点しました。

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次はイギリスのバンド、Arctic Monkeysのマンチェスターでのライブを収めたDVD「At the APOLLO」を。

これもなかなか良いです。今の日本のバンドは演出過多で興ざめする事が多いですが、アークティックは派手なセットもMCもほとんど無くひたすらストイックに演奏してて好感もてます。
これこそロックンロールの在るべき姿ではないでしょうか。

セットリストも1stと2ndから万遍無く選ばれ、いままでの集大成的内容。ライブDVDは一回見て飽きる物も多いですが、コレはディレクションも凝ってるので何度も見れます。
点数は80点。ロックンロールで痺れたいかたは是非!


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最後は言わずと知れた世界最高峰バンド、RadioheadのライブDVD「ROCKS Germany 2001」を。

ジャケットからしてブート感バリバリだったのですが、Radioheadの作品はとりあえず買うことにしてるので、迷わず購入。
「KID A」、「アムニージアック」リリース後のライブ映像なので両アルバムからの楽曲が中心とのクレジット。この時期のライブ映像は珍しいので期待に胸弾ませ見たのですが。。。

つかまされました… これはヒドイです。
映像が劣悪すぎる。 携帯の動画レベルです… しかも2枚組で収録時間はひたすら長いので目が痛くてたまりません。ファンじゃなかったら5分と持たないでしょうね。
もはや意地で最後まで見ましたが途中から目の疲労で誰がトムだかも分からないくらいに…

点数は8点。ファンじゃ無かったら0点ですね。
ブート盤はたまにこういう事があるのでみなさんも気をつけましょう。できればオフィシャルな物を購入するのをオススメします。

今月は発売延期になってたコーネリアスのライブDVDもリリースされるので楽しみです。

んじゃ、オマケにまともなRadioheadのライブ映像を。