北南米を自転車で縦断した、西野旅峰さんの講演会

1か月前から行きたいと思っていた、佐大OBで北南米を1年8ヶ月に渡って自転車で縦断した西野旅峰(にしのりょお)さんの講演が、本日、西有田中学校で開催されました。


題して「人・旅・夢紀行~北南米自転車縦断の旅という日々~」


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もちろん平日で仕事だったので、昼休みをずらしてとり、飯も食わずに講演途中から会場に入りましたので全部は聞けていませんが、それでもかなり素晴らしい内容。




旅の写真をスクリーンに投影しながら、アラスカのフェアバンクスから南米の南端、南緯55度のゴールまで、道中の出来事や印象に残った出会いや言葉、マラリアでダウンしたこと、旅で感じたことなどを話されました。これこそ旅人。偉業です。まさに男のロマンです。


我らがRyuちゃんも撮影にかけつけていたので後日有田の人たちはテレビで見ることができると思います。(見逃した部分があるのでRyuちゃんよろしくお願いします!)


最後に公開質問コーナーがあったので、一緒に行ったくらいまーさんと私はここぞとばかりに、旅のテクニカルな部分を質問させていただきました。



講演中印象に残った言葉。


「人に優しくしてもらったら、その分今度は自分が他の人にために優しくしてあげましょう。」


西野さんも言われていましたが、旅中は本当に様々な現地の人に助けてもらうことが多いです。そして助けてもらったら本当に幸せな気持ちと感謝の気持ちでいっぱいになります。

そうやって自分が見ず知らずの人からもらった暖かい気持ちを、今度は自分が誰か他の人にために返すということです。プラスの連鎖ですね。



あとは、「なんのために旅をしているのですか?」という質問に対し西野さんは、「死ぬときに、よく生きたなと思いたいから」と言いました。「自分探しの旅に出ます」とかよく聞きますが、西野さんは「自分をつくる旅」と言っていました。グッとくる言葉でした。


私より年下でしたが、すごく人間が大きく見えました。




こういう講演を中学や高校時代に聞いていれば、時間のあるときにもっといろいろ旅して回っただろうになと思いました。今日聞いた西有田中学校の生徒さんたちはほんとラッキーだと思います。



これは帰りに控え室に押しかけて記念撮影させてもらった一枚。西野さんの自転車と一緒に。


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ほんとはもっと色々な事を聞きたかったのですが時間がなく少しだけしかお話できませんでしたが、とても腰がひくく、感謝の言葉ばかりおっしゃられる謙虚な方でした。器が大きい人だなという印象。



「次の旅の予定は?」と聞くと、「2年後くらいに、もうひとつの行ってない大陸を今度は」というお答え。ユーラシア、アフリカですかね。アジア諸国やアフリカを周ったらまた一味違ってさらに大きくなるんだろうなと思います。ぜひ頑張って達成してほしいものです。


とてもいい講演をありがとうございました。











iPhoneはベニスではなくフローレンスに死す。そして愚かさにようやく気がついた。前編

前回のつづき

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イタリアに入った。


ミラノから列車で2時間、フィレンツェ(フローレンス)に着く。フィレンツェを訪れるのは2度目だ。背が低く赤い屋根をした家々と、巨大なドゥオーモがとても美しい街である。


ないお金と、ない時間を使ってせっかく旅行をするなら、できれば一度も訪れたことがないところに行くほうを個人的には好むのだが、「ここはもうたぶん二度と来ないな」というところと、「もう一回来たいな」と思うところがり、フィレンツェは後者のほうだった。理由は自分でもよくわからないが。なのでまた訪れたのだ。





基本的にほとんどいつも一人旅ばかりだが、前回のフィレンツェ訪問は卒業旅行の一部として、友人たち5人で訪れた。その中には我らがP助もいた。



イタリアにはジプシーという移動系民族がいるのだが、よくあるスリの手法として、親子ジプシーの子供が、歩いている観光客を突然ダンボールで包み込み、驚いている間に親ジプシーが財布を盗むというのがある。


当時、通りを5人で縦に並んで歩いていて、私が先頭、P助が一番後ろを歩いていたとき、私が何気なく振り返るとP助は段ボールに包まれていて今にも親ジプシーにスられそうになっていた。

本に書いてある典型的なスリの事例がまさにその時眼前で展開されていたのだ。



日本人観光客がスリにあっている現場を生で目撃したのは、後にも先にもあれ一度きりであり、とても貴重なものを見せていただいたと思っている。あの時は指をさして笑ってしまったが、この場を借りてP助に厚く御礼申し上げたい。


そんな思い出深いフィレンツェ(もしかしたらあれはローマだったかもしれないけど)は、歩いているとそのドゥオーモや街の美しさに圧倒され、カメラのシャッターをきる回数もおのずと多くなってくるのだが、私の一眼レフの画角でとらえた光景は、自分の目でみたほぼ180度パノラマの光景には到底及ばず、その素晴らしさはほんの少ししか伝わらない。


Google Earth を見たほうがよっぽど伝わるような気がするため、願わくばそっちで確認してほしいくらいであるが、一応一枚だけ掲載してみる。しかしこれはそのへんを少し考慮してご覧いただきたい。画角が狭くて写っていないが、この右側にジョットの塔がそびえ立っていてそれが実に見事なのだ。

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さて話を本題に戻すが、ここフィレンツェは(当たり前だが)オーストリアとは別の国なのでもちろん携帯キャリアも異なる。


イタリアの主な携帯キャリアとしては、TIM、WIND、3、Vodafone の4社があり、街の携帯屋に聞いたところ、TIM か WINDが安定しているとのことだったので、その2社が出しているプリペイドSIMについて調べたところWIND社が出している1week 3ユーロでパケット通信無制限(事実上)というのが今回の自分には合っていた。



それでフィレンツェに着いてすぐに、宿のスタッフに近くにあるWINDのショップを教えてもらい向かう。


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いくつかのプリペイドSIMのラインナップを説明してもらったが、やはり事前に調べておいた1weekデータ通信無制限のものを選択した。初回だけ登録料のようなものがかかるため、実際には全部で15ユーロである。しかし短期旅行なのでこの金額で旅行中無制限に3Gネットワークが使えるのであれば相当安い。


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オーストリアではプリペイドSIMは街のいたるところでID提示なしに買え、購入後すぐに使えていたが、イタリアは少し事情が異なっていた。ドキュメント(パスポート等の身分証明書)も要求されるし、契約後アクティベーション(機能の有効化)に2時間ほどかかる。その間は電波が何本立っていようが通信は不可能なのだ。


DSC_2349 (イタリアの携帯キャリア4社が表示されているのが御覧いただける。一番上には挿したSIMの「WIND」の文字が。電波が入っていて「3G」も表示されているが、アクティベーションが完了するまではネットワーク機能は使えない)




2,3時間してアクティベーションが完了したら、完了通知を知らせるSMSが送られてくるとのことだったので、WINDのショップのねぇちゃんにお礼とCiaoを言って店を出て街を散策することにした。


ちょうど3時間ほど経った頃か、歩いていると突然Gmailの受信音がしたので、あれ?まだアクティベーション完了のSMSは来ていないのにオンラインになったのかなと思いメールチェックをする。一応オンラインになったので、SMSは来てないがまぁいいやと思い、調べたいことがいくつか貯まっていたのでちょっとインターネットをする。しかししばらくしていたら途中で途切れ途切れになり、ついには接続できなくなった。





もうショップも閉まってるし、まぁまだSMSも来てないしと思い、仕方がないのでそのまま放置して街を散策するが一向にSMSは来ない。またネット接続を試みるが失敗。




ついには「PDP authorisation error」とかいうエラーが出た。



日本でiPhoneを使ってたときは出たことがなく、解決方法がわからなかったので急遽その辺にあったネット屋(ネットカフェ)に入って1ユーロ30分で調べることにした。



WIND, iPhone, 3GS, PDP, authorisation, error などのキーワードで検索していたら同じような症状になった事例がいくつか出てきて、解決方法も一通り載っていた。英語やイタリア語だったが、別にiPhoneの設定について書いてあるだけなので特に難しいことはない。それに示してある通りにネットワーク設定をいじくっていた。すると突然iPhoneがリブート(再起動)し、いつもの起動時のりんごマーク。


しかしいつもは1分ほどでりんごマークをぬけてちゃんとOSが起動するのにずっとりんごマークのまま。。。




まだ1ユーロ分の30分間を超すには時間があったので、ネット屋でそのままiPhone のOSが起動しないときの対処法を調べ、いろいろやってみるがどうやっても起動しない。で、行き着く結論は結局、母艦のマシン(私の場合、自宅のMac)につなげて復元するしかなさそう・・・



最悪だ。せっかくのハイテク旅行実験の真っ最中に、メインデバイスのOSすら起動しないとは。もうメールもネットもガイドブックもマップもナビもメモもTwitterもブログ更新もできず、ましてや朝の目覚まし時計にすら使えなくなってしまった。もはやただの板だ。



しばらくの間、いろいろいじくりすぎたことを後悔したが、復活させるには、その辺のMacか、iTunesがインストールされたPCにつながせてもらってとりあえずOSだけでも入れなおすか、帰国して自分のMacでちゃんとやるかしか残された道はない。


その辺のMacかPCにつないでOS入れなおしたところで、結局イタリアのSIMを挿しても使えないためそれは特に意味ないわけだ。



そう考えるともうハイテクに頼るのはここまでにして、この後は完全に割り切って全く真逆のやり方で旅行を楽しむことに決めた。それしかない。



つづく。




ウィーンよりお便り。海外旅行を便利にする、新たなメソッドに驚いた

お久しぶりです。Marです。何かとベリー多忙を理由にしてブログ更新サボってました。いかんですな。



今日はこのブログを始めてから(たぶん)初の「である」調にて書いてみます。カリー de Yeahみたいに。



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いま旅行中である。



旅行中は気分が高揚しているので、その状態で日記とか書くと、帰ってきて冷静な時に読み返したときに微妙な気持ちになるので、今回はブログはやめてずっとTwitterのみ更新しようと思ってつぶやき続けていたが、まぁいっかと言うことでブログも更新することにした。




今回の旅行ではあることを試したかった。これまでのアナログでたまに古い情報の載った旅行ガイドブックを元にした旅行から、リアルタイムでローカライズされた情報が得られやすいモバイル端末を使ってみようと。(もちろん念のため紙のガイドブックも持ってはいるが)



ウルトラモバイルPCですら重くて持っていきたくないので、使うのはiPhoneだ。



海外に出て、日本で売られているiPhoneを使うと、ちょっとインターネットするだけで数千円とかかかるので帰国後に何十万円という請求があって驚いたという話は少なくない。



なのでSIMロックされたソフトバンクのiPhoneなどは海外では全くの役立たず機械になるというか、iPod touchのようにウォークマンやネットワーク不要のアプリを楽しむ機器にしかならないのだ。日本で使う時の便利さをほとんど発揮できないという悲惨な状況だ。




というわけで、海外でiPhoneを十分に使うなら香港やイタリアなどで公式に売られているSIMロックフリーのものが必要だ。


が、それらは高いので、今回、自分が持っているiPhoneをSIMフリーにして(どういうわけで私のiPhoneがSIMフリーなのかはここでは書かないが)、現地で現地携帯キャリアが売っているプリペイドSIMを挿して使っているのだが、これが予想以上に素晴らしい威力を発揮している。



街の至る所でSIMは買える。私はちなみに郵便局で買った。中に通信会社のこんなオシャレなブースがあってそこですぐに買えた。














写真はiPhone撮影にて粗画。



もちろんSIMを変えるので電話番号は変わるが、使いたいのはデータ通信だけなので問題はない。私は電話機能は不要と思い、データ通信のみ1GBで約20ユーロというA1というキャリアが売っているBfreeBroadbandというプリペイドSIMを購入した。



買ったあとiPhoneにそれを挿し、ちょっとしたネットワークの設定を変更すれば五分後には3Gネットワークが使える。



この記事もiPhoneを使って、いま街のど真ん中で空いた時間にちょこちょこ書いている。




テクノロジーの進化の恩恵が、旅の仕方にこれほど影響があるとは正直驚いた。たぶん調べればさらに便利なことがあるのだろうが、すでにいまの時点でもおもしろい。




モバイルネットワークは、今まで旅の最中ものすごく煩わしいと思っていたことを簡単にし、重い荷物となっていたガイドブックや辞書は、データとなってモバイル端末のフラッシュメモリに格納され、リアルタイムで空室状況、空席情報もわかる。




GPSにより現在地周辺のレストランや、評価の高い観光スポットの一覧もすぐに出てくる。現在地からそれらの目的地までの距離は10メートル単位で正確に把握でき、Google Mapsと連携してナビゲーションしてくれる。


為替レートもリアルタイムなので、現地通貨での金額を入力すれば正確ないまの円での価値がわかる。iPhoneに変えた段階で、携帯キャリア提供のメアドを辞めて、Gmailをメインアドレスにしたので、もちろんビジネスメールもブライベートメールもリアルタイムで送受信可能だ。


手元でインターネットが使えるということは、何か買い物する際にも、それが日本でも買えるものなのか、日本よりも安い価格なのか等確認できるため、ここで買うべきものなのかどうかの的確な判断ができる。



旅はいろいろうまくいかなかったりする時に、試行錯誤してなんとかする事が面白いので、それがあっさり解決してしまうと旅の醍醐味が無くなる気はするが、今はこの便利さが新鮮なのでそれを今回は楽しもうと思う。



Marco Polo Guide という有名ガイドブックがある。欧米では街の本屋に必ずこうやってならんでいる。







それのiPhoneアプリをいま使って旅行しているのだが、なかなかこれがよくできたガイドアプリで前述したようなことが簡単にできてしまう。




今回も「荷物の量と旅の楽しさは反比例する」という旅好きの友人の言葉に習って、いつもよりさらに小さいデイバック一つでやってきた。福岡に遊びに行く時とさほど荷物の重さは変わらないが問題は特になさそうなので今後はさらに少なくしようと思う。最終的にはスーパーのビニール袋1枚に納まるくらいが理想的だ。







徹夜でそのまま飛行機に乗り、12時間のフライト後、さらに乗り継いでいまオーストリアのウィーンにいる。くるりの名盤「ワルツを踊れ」がレコーディングされた街だ。最近はくるりより「のだめ」効果で日本人にも人気があるようだが、残念ながら「のだめ」は最終回の数分しか見たことがない。



時差ボケのせいか体が不調だったが、一晩ぐっすり寝て、だいぶすっきりした。しかし氷点下なので寒くて先ほどからウンコがしたくてたまらない。




学生時代、ドイツ語をとっていたので、ほんの少しはまだ覚えているが、あいにく「私はウンコがしたいのでトイレを貸して下さい」というフレーズは習わなかった。学校では本当に大切な事は教えてくれないものだ。



それこそiPhoneを使ってインターネットでも調べたが、「ウンコがしたい」という部分が出てこない。本当に大切な事はインターネットにも載っていないのだ。



つまりは本当に大切な事は自分の足で直接聞くのが確実だということか。




ウィーンでウンコをもらしたら、頭の中でベートーヴェンの「第九」が流れそうな気がする。



予想通り途上国に比べれば刺激は少ないのだが、そんな雰囲気の綺麗な街が結構気にいった。芸術家がたくさん生まれたというのが良くわかる。



つづく かも。。。







修学旅行 ~しうがくりょこふ~

DSC02172 ども。

憧れのDJ、Marco Carolaが渋谷Wombで開催される「MINUS CONNECTED」に出演するということなので、
10月24日・25日、qumiちゃん、ハーゲンに緊急招集をかけ、東京に行ってきました。


初めての空の旅でテンション揚がるハーゲン。

しかし見事に飛行機酔いで羽田に着いた頃にはグロッキー。

新宿で一旦ゲーハンと別れ、有田のGOD、taqmaの待つ高円寺を目指します。

高円寺で迎えてくれたtaqma。



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全く久し振り感はありませんが、高円寺で見るtaqmaは何だか新鮮でよかったです。

あまりの東京の寒さにアウターを現地調達。

高円寺の商店街を抜け、いよいよ「杉並区のディズニーランド」、taqma邸に到着です。↓↓



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まさに隠れ家的なナイスなお部屋。



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照明は腐るほどあるのにメイン級の明かりが無い為やむを得ずフラッシュ撮影・・・

雰囲気半減はご了承下さい。

一旦荷物を置き近くのカフェバーに食事へ。



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おいちいイタリアンで一杯ひっかけ再びtaqma邸へ。

次から次へ出てくる光のおもちゃで遊び倒します。



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暗闇の中、「万華鏡レンズ」を覗くqumiちゃんに光の演出をするtaqma。



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フラッシュ炊くと、インチキ霊媒師の除霊ですね・・・

パンダも飼ってらっしゃいます。



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息つく間もなくおもちゃを出しては片っぱしから片付けるtaqma。

お陰で部屋はいつもキレイです。

たまたま雨宿りに来たqusumoto君と、今度は音のおもちゃで「キチGUY セッション」



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自由すぎる面々に収拾つきません。qumiちゃん呆れて寝ちゃいました。

セッションで軽く汗を流し、テンションも上がったところでWOMBへ向かいました。

渋谷でハーゲンと合流してウコンの力を飲んでいよいよ潜入。

taqmaがディスカウントとっててくれたお陰で安く入れました。ありがピー。(パクリ)

メインフロアはほぼ満員で、MINUSのMarc Houleのライブ真っ最中でした。
軽く踊っていたらブースにチラチラとMarco Carolaの姿が!!
いてもたってもいられなくなったワタクシはオーディエンスをかき分け最前列へ。

Marcとバトンタッチしたマル兄に「マ――ルコ――――!!」と31歳オヤジの声援。

外人の割合も多く、終始いい感じのフロア。

いやいやマル兄、半端ねえプレイでした。

一晩中飽きずに踊ったのは初めてだ・・・(^ ^;

参考動画。







明け方taqmaの彼女の@Y@ちゃんも合流。

久々なのに挨拶もそこそこに再びマル兄と右四つになったワタクシ・・・

@Y@ちゃんゴメンよ(^ ^;

6時過ぎに終了したMarcoに惜しみない声援と拍手が贈られると、アンコールに応えてもう1曲スピンしてくれました。

音が止まり、明るくなったフロアではすぐさま厳しいセキュリティーが客をハケさせていましたが、マル兄を

目前にして手ぶらで帰れる訳もなく、誘導するセキュリティーに一旦出るフリをして逆走、

ブース前に行きMarcoに声を掛ける。

「Your amazing!!」

するとニッコリして

「Thank you. Arigato.」

と握手してくれたマル兄。

感激で泣きそうになりました。

taqma曰く、「ヨン様を目の前にしたマダム」状態。

忘れられない夜になりました。

taqma、ありがとう。@Y@ちゃんも付き合ってくれてありがピー。

その後みんなでtaqma邸に帰宅。

雑魚寝して数時間後には帰路に着きました。

高円寺のベトナム屋台でみんなでブランチ。



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ありがとーtaqma、ありがピー@Y@ちゃん!



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直島 その3

二日目は本村地区に移動し家プロジェクトを見て回りました。

このプロジェクトは本村地区の使われなくなった空家をアーティストが丸ごと改装し作品にした試みです。一般の民家だけではなく、歯医者や神社までも作品化されています。

img_4626 こんな普通のタバコ屋さんでチケットが買えます。
img_4610 img_4609 周辺はこんな感じ。普通ののどかな住宅地です。
img_4600 まずは一軒目、角屋。中には宮島達男さんの作品があります。わかりにくいですが右の建物です。
img_4599 いやー、一軒目からすごいです。

ちょっと歩いた所に護王神社があります。
img_4607 神社まで改装してしまうなんてすごいですが、ちゃんと町の人達に受け入れられているそうです。
img_4604 この階段地下まで続いていて、地下にも入る事ができます。階段には光学レンズ用のガラスが使われているのだそう。

続いて碁会所に向かいます。中には木で作られた本物さながらの椿の彫刻が展示されていました。中にいたおじさんが色々解説してくれました。

img_4611 この辺りの建物によく使われている焼杉板。安藤建築の南寺にもこの板が使われています。この日は昼頃に整理券の配布が終了し、中を見る事はできませんでした。

続いて、はいしゃ
img_4612 ここでも長蛇の列が・・・
img_4613 img_4615 img_4619 img_4620 続いて石橋
img_4621 img_4622 最後に本村ラウンジ&アーカイブス
img_4623 ここにもこんな作品が

ここからバスで移動し昼食はテラスレストランで
img_4628 レストランからの眺め

一休みした後に最後の目的地直島銭湯
img_4638 img_4637 img_4642 かなりジャンクな銭湯です。実際に風呂にも入れます。

ひとっぷろ浴びた後、フェリーで直島を後にしました。

今回の直島旅行、色々と考えさせられるいい旅でした。是非ともまた行きたいです。