スポーツ

順走ダイアリー #7 やはりトラブルは思わぬところからやってきた



お疲れ様です。Marです。


本家、逆走ダイアリーのパクリ、前回 #6 の続きです。



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合宿二日目の朝。


夜更かししたせいか、自分の中の”怠惰の神様”がいつものように「今日は休んだら?」と囁く中、一度はその提案にのったが、数十分後にやはりそんなんじゃダメだと思い直して起床。



時刻は6時30分。


昨日と同じ公園へと向かう。




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天気もよく空気も澄んでいて清々しい。




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水飲み場の水受けに溜まっていた何枚かの枯葉を、地元人っぽい小さなおばぁちゃんが一生懸命集めて綺麗にしている姿を見ると心が洗われるようだった。これだけでも早起きした甲斐があったというものだ。



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で、ランスタート。


昨日ランニング後に入念にストレッチをやったのが良かったのか、そこまで筋肉疲労はなかったが、昨日違和感を感じた右足の親指がどうも痛い。



気にせずに走っていたがかなり痛くなってきたので、止まってから靴下を脱いでみると、親指の爪の中が内出血して黒くなっていた。ちょっと爪が伸び過ぎていて、シューズの内側が反復的に何千回もその親指の爪に当たるものだから、こんな事になったのだろう。


筋肉や関節とかの変化にはある程度気を配っていたのだが、まさか爪がこうなるとは。しかも昨日のラン後のストレッチのときにすら気付かなかったという注意力のなさ。。



だいたいトラブルなんて予期しないところから発生するものだ。



今日こそは最低15kmと思っていたが、これ以上続けると悪化の一途をたどるだけと考え、途中で断念。しかもしばらく走らずに様子をみたほうが方が良さそうだ。





思わぬところからピンチ到来。大きな壁が立ちはだかったことになる。単に爪を切っていなかった自分が悪いだけだが。



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すぐに”怠惰の神様”が「明日は走らない方がいいんじゃない?」と囁いたので、「そうですね」と心のなかで即答した。






距離 5.46km
タイム 36’20”
ペース 6:38分/km
消費カロリー 327kcal






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順走ダイアリー #6 よく知っているようで何も知らない距離感のやつらとの物理的な距離に苛まれる





お疲れ様です。Marです。


本家、逆走ダイアリーのパクリ、前回 #5 の続きです。


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大会まで残り1週間となる中、未だに練習で21km走っていないこのヤバい状況を少しでも改善するために、ランニング合宿をはった。


場所は福岡県某所。


緑豊かな公園の横を、綺麗な川が流れている。実に気持ちが良い場所だった。


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公園内を走った後、もう一つ横を流れている川沿いを走ることにした。この道がまたのどかで素晴らしい。



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ちなみにこの日のプレイリストは、これまたYu-kiから貸してもらった、トクマル シューゴ / Port Entropy

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(詳しくはYu-kiによるレビューを参照されたし)



この環境にドストライクなこのアルバムを聴きながら走ると、現在○km走っているとか、残り○kmくらいなんて全く気にならない。特に速いペースで走っているわけでもないのでずっと走っていてもいいような感覚にすらなる。






途中、小さなトンネルに入ったとき、今まで聞こえていた周囲のノイズが一気に消え、目が明順応から暗順応に移り変わる一瞬の間に、ダンパーペダルが踏まれた鍵盤の音色と声だけがダイレクトに耳の奥で響いたときにはゾクっとしたほどだ。



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本番の大会のときのプレイリストにはこのアルバムからいくつか選曲しようと思う。






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適当なところで折り返し、帰り道もいい感じで気持よく走っていたところ、急にあの嫌なやつらがいきなり顔にぶつかってきた。


田舎の人ならわかると思うが、子どもの頃とかに自転車に乗って走っていたら、急に顔にぶつかってくる小さな小さな虫の集団だ。



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正式な名前は未だに知らないし、地域ごとに通称が全く異なるらしいのだが、私は「くっつき虫」と呼んでいた。(誰か本当の名前を知っている人がいたら教えて欲しい)


やつらが数分おきに顔にぶつかってきて、その都度手で払ったり口元に入ったのを「ペッ」としないといけないものだからペースが乱される。



よく知っているようで、実際は名前すら知らない距離感にいるあいつらには、物理的にも一定の距離を保って欲しいところだ。







この日は少なくとも15kmくらいを目標にしていたが、10kmあたりでふくらはぎ近辺の筋肉に違和感が出てきた。つる前のあの感じである。


ちょくちょくストレッチなどをしながら走り続けたが、やはり違和感が消えず。右足の親指にも違和感が出てきたため、無理は禁物ということで10kmを過ぎたくらいでラン終了。



21kmのたった半分走っただけでこの有様。原因はただの練習不足以外にない。



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距離 10.34km
タイム 1’06’06”
ペース 6分23秒/km
消費カロリー 618kcal




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順走ダイアリー #5 カレーに勝利し、納豆ご飯に敗北して、いつもの除算が始まった。





お疲れさまです。Marです。

本家、逆走ダイアリーのパクリ、前回 #4 の続きです。

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走っていると足の裏を刺激することになるため、脳にも刺激がいって良いと聞いたことがあるが、たしかにその通りだと思う。



私は普段はゆっくり自分の考えを巡らすような時間はほとんど持たない。ほんとはそういう時間も持ちたいと思うのだが、ゆっくり時間があるときも、ついついPCやケータイやテレビの画面を見ていたり、本や雑誌を見たりしていることが多いので、何も情報を入れない状態で、ぼんやりと自分だけで何かを考えるということはあまりない。たぶん現代人の結構な割合の人が同じだと思うが。



しかし走っている時は「走る」という行為をしているため、無駄な時間とは全く思わないし、イヤホンで音楽やPodcastを聴きながら、いろいろ思考を巡らせることができる。というかいい感じに勝手にそうなることが多い。一人でゆっくり頭の整理ができる時間になるわけだ。




その日は、仕事から帰って来ていつものようにカレーが食べたかったので、カレーを作った。しかし平日で仕事が終わってからだったので、カレーができあがったときすでに21時。相当お腹が減っていた。が、ここでカレーに手を出してしまうと絶対に走っているときにヤバいと思って、カレーはラン後にと我慢したが、逆に何も食べないとなると空腹で倒れそうだったので、妥協案として納豆ご飯を軽く一杯食べた。



で、ランスタート。



序盤は比較的調子が良くいつも通りどうでもいいことが頭をぐるぐる駆け巡る気持ちのよい状態だったが、3km付近で先の納豆ご飯が悪い影響を与えて来た。



お腹は調子悪くなるし、呼吸のリズムも若干悪くなりフォームも崩れる(まぁ自己流なので大したフォームでもないが)。そうなると気持ちのよい思考状態は一気になくなり、しきりに今何km走ったとか、今何分経過したとかをチェックするようになる。



そして今日の目標の○kmまであと○kmだから、一周600mのトラックだとあと○周走らないととか、いま全体の○%だとか、割り算みたいなことばかり考えてしまって、ついには早く走り終えたいとかそういう嫌なことばかりで頭の中が埋まっていき、どんどん楽しくなくなってくる。



大会に出ても少なくとも必ず一度は訪れる、この思考停滞状態とラン残量を算出するための除法という負のスパイラル現象。開始3km地点なんかでこの状態になると結構つらいので、やはり直前に胃の中に入れる物と量には十分気をつけなければならないと再痛感した。



とりあえず6kmくらいでもち直し、なんとか目標近くまで走れたのでよしとしよう。しかし本番1週間前の今週末にマックスまで持ってこようと思っていたのに、こんなんじゃほんとに完走できない気がしてきた。。




ちなみにこの日のプレイリストは、いつものようにYu-kiから貸してもらった、The Drums / Summertime!





(聴いてるとついスピードを上げたくなることが多かったが、つとめてゆっくり走った)



距離 8.42km
タイム 55’41”
ペース 6分36秒/km
消費カロリー 503kcal






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順走ダイアリー #4 彼は良盤をサジェストし、私は美味しいカレーをサジェストする


お疲れさまです。Marです。

本家逆走ダイアリーのパクリ、前回 #3 の続きです。


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先週は「いろいろ忙しかったから」という相変わらず言い訳にもならない理由でさぼっていたので、今日は久々のラン。

こんなんでほんとにハーフマラソンが走れるのだろうか。。とても心配だ。


ここ最近腰の調子が比較的良く、あまり違和感もなくなってきていたので、ここでまたぶり返さないようにと入念にストレッチをした後にまずは1kmほどウォーキング。

だいぶ涼しくなったというかむしろ体が暖まるまでは寒いとすら感じるいい気候。


で、軽く走り始める。昨日お酒を一滴も飲んでないせいか調子が良い。でもだいぶ間をあけたので極力ゆっくり走った。


もちろん今日もNike+を使った。今日のラン用のプレイリストは先週Yu-kiから貸してもらった「Chilly Gonzales / Ivory Tower 」。

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これが実に良い。個人的にドストライクで走りにも良い影響を与えている。たぶん。



前にも書いたと思うが、私が普段聴く音楽ソースのほとんどはYu-kiから貸してもらっているものだ。もう中学時代からなので相当な期間になる。昔は自分でもちゃんとCDを買っていたが、今ではほとんど買わなくなった。(DJ失格説もあるが。。。)


私は音楽については別に詳しいほうではない。例えばポップミュージックの歴史とか流れとかアーティストの位置関係とかを体系立てて話せと言われてもほとんど話せない。


たまに私は普通の人よりたくさんの音楽を聴いていて詳しいほうだと思われる場合があるが、それはちゃんとお金を使ってCDやDVDを買い、たくさんの音楽雑誌や本やネットの情報を読み、ライブ映像を見て、長い時間をかけて有識者となったYu-ki(こう書くと本人は嫌がるだろうが)とかが定期的に新譜をサジェストしてくれるからそう見えるだけであって、実は私は全く詳しくもないなんともない。


もちろんYu-kiだけに限らず、Chiroからもらうこともあるし、DJ用の音源や情報はShinjiからもらうことも多い。他の人からもらうこともある。


なので私はほとんど勉強せずして、ありがたいことに勝手に良質な音楽をたくさん聴くことができている。しかもAppleのGenius機能よりも精度の高いオススメつきで。

代わりに私はご存知の通りカレーが得意なので、もし誰かが「○○なカレー屋でいいところ知らない?」と聞かれたら、適切なカレー屋をサジェストできる。それももちろん時間とお金をかけた結果だ。


聞いた人はカレー屋について詳しくなくても、自分で調べなくても、良質の(あくまで個人的主観に基づいたものだが)カレー屋を知ることができる。


もちつもたれつということである。そんなことを最近の歳になってよく思う。だから30代はおもしろいと言われるのかもしれない。


自分のフィールドでないところは、自分につながりのある誰かが埋めてくれる。時に期待以上に。


走っていると頭が活性化するのか、いろいろどうでもいいことを次から次へと考える。

今日はChilly Gonzalesのとある曲を聴いている途中ふとそんなことを考えてしまった。


でも本当は私はカレーよりもラーメンのほうがたくさん食べているのかもしれない。

そんなことも考えてしまった。



ちなみに今日のパワーソングはこれ。

Chilly Gonzales / I Am Europe




iPad好きならこれじゃないの?

Chilly Gonzales / Never Stop





と言われるかもしれないが、鍵盤の音のほうが個人的にテンションあがるんですよね。



Chiro誕生日おめでとうございます。



距離 7.37km
タイム 51′50″
ペース 7分02秒/km
消費カロリー 440kcal






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7年振りの歓喜!

もう言う事無いっす。





クライマックスシリーズも制して今度は福岡で胴上げだー!