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実践躬行 Tour in SPAIN  vol.5

ども。

最近、集中力が途切れまして、更新がおろそかになっておりました。

vol.4の時点でまだ2日目でしたので、少し駆け足で進みたいと思います。

7月14日

昨晩、Cocoonを楽しんだ僕は、イビサで初めての朝を迎えた。

オーシャン・ビューではなかったが、このくらいのサンライズならバルコニーで楽しめる。(朝からビール)



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軽く食事をし、少し眠る。
昼ごろに起きて、街をブラブラする。



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しかし、バルセロナ然り、イビサ然り、街中に吸殻と犬の糞が多い!!
スペインは老若男女歩きながらプカプカしているが、平気でポイ捨てだ。街並みがキレイなだけに残念。

あと、お犬様。
結構犬の散歩してるヤツが多いけど、フンの始末をしねェ。
それを見事に踏んだ跡がアチコチある。

スペインでは、犬のフンを左足で踏んだら、ラッキーで、右足だったら、ちょっと残念・・・だそうだが、
僕はフンを踏むのは好きじゃない方なんで、かなり神経使って歩いてたね・・・。

犬で思い出したが、バルセロナの交差点でバカデカいドーベルマンみたいな犬を散歩させてる、いや、散歩させられてるご婦人がいた。

信号が変わり、渡ろうとしたドーベルマンちゃんは、すれ違った小さな子供に襲いかかった(汗)
危うく子供は無傷で母親に助けられたが、母親激怒。

そうこうしているうちに信号は点滅。スペインの信号は点滅から赤までが異常に早い。
いそいで渡ろうとした飼い主。
しかしそんな飼い主の焦りとは裏腹に、ドーベルマンちゃん、何を思ったか横断歩道ど真ん中で
モリモリとウ〇コしはじめた(笑)

信号は赤に。車道からはクラクションの嵐・・・。



本題に戻ろう。

ザラっと近所を回る。毎年イビサに来てるわけじゃないけど、たぶん今年はメチャメチャ観光客少ないのでは??

ホテルへ戻り、水着に着替える。
僕は海が嫌いだ(笑)
しかし、せっかくの地中海なんで、入るつもりで水着は用意していた。

ホテルから、道を挟んですぐビーチ。ここはイビサで最もメジャーなビーチとされる「 Playa d’En Bossa」というビーチだ。



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ビーチも吸殻だらけ。
トップレス率は高し。 しかしノーモア・トップレスなセニョリータももちろんいる訳で・・・。

シュノーケリングしようと思ってて水中写るんですも持ってきてたのに、そんなビーチじゃなかった。
思い出にチャプンと浸かってすぐさま出る。
端から歩いたつもりけど、ビーチパーティーには出会わなかったなー。

ビーチ遊びに飽きて、いいかげんまともなメシが食いたくなってきた。
タクシーを拾い「Can Salinas」へ向かう。
ここは高城剛氏監修の「Go! IBIZA」でも紹介されてたパエリアで有名なお店。
タクシーに乗ると、前をMICRA(MARCHのヨーロッパ仕様車)が走っていたので、タクシーの運ちゃんに「That’s Japanese car!!」と思わず話しかける。
「Are you Japanese? Nissan is good car!」と運ちゃん。
僕: 「Japanese name is MARCH!」
運: 「MARCH? MARCH is good car!」

その後も何やら話していたが、わからないのでとにかく相槌を打つ。

車の温度計を指差し「今日は38℃あるぜ!Very hot ! 」みたいな運ちゃん。
「サーティエイト?! ジャパン イズ トゥエンティーエイト グライヨ!」とテキトーな英語。

なんとなくだが会話も弾み、Can salinas到着。


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店に近づくとハスキーヴォイスのチャンネーが「Hola!」と迎えてくれた。
しかし難しい顔で「Uno?(1人か?)」とチャンネー。
「Si uno(うん、1人)」と答える。

オープンキッチンから見える調理中のパエリアを指し、「パエリアはこのデカいパエリアパンで作るんだよ?1人前はできないよ!」みたいな事言ってたんだろうなー。

「Can you speak English?」と言われ自信満々で手を交差し「No!」
参ったな顔のチャンネー。

「2人前からしかできんとわかるよ!わかるけど食べさして! Very hungry!」と僕。
スタッフが「どうした?」みたいにゾロゾロ出てきた。1人が小声で「japones?」と言ったので「Yes! japones!」と答えた。
「わざわざ日本から来たけん、食べさして!」と頼む。
みんなしてスペイン語であれこれ言ってくるので、「うーん、わからん!」と言ったら、チャンネーが巻き舌で「oh・・・ワカラン・・・」と空を仰いだ(笑)

手にしていた旅行用スペイン語辞典を拝借するチャンネー。伝えたい言葉は見つからなかったらしいが、
「すごくおいしい!」という単語を開き、パエリアを指差し「Riquisimo!」と言った。

みんなで笑ってたら、シェフの1人がタッパーのような物を持ってきてなにやら会議が始まった。

するとチャンネーから席へ案内された。やった!

メニューを見せてもらい、米のパエリアではなく、パスタで作るフィディウアのシーフードをチョイス。
「何か飲むか?」と聞かれたので「cerveza (ビール)!」と元気に注文。

ビールとTapa(あて)?が運ばれる。


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カラッとした暑さの中、テラスで呑むビールは美味いいいいいいい。オリーブも超美味し。



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数十分後、念願のフィディウアとご対面!!



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美味い!美味い!美味い!ビールもすすむ!

皿に分けて食ってたけど、他のテーブルで食べてた欧米人はパエリアパンから直接食べてた。なんだ、直接いいのか・・・。
ガツガツ食って、キッチンのチャンネーとスタッフに「Riquisimo!」と声をかけたら「やれやれ」みたいな感じで笑ってた。

しかし、さすがに3分の2ぐらいのところで限界に達してきた。
水をもらって一息ついてたら、「finished?」とチャンネーが来た。

「Lo siento(ごめんなさい)」と言うと皿を下げたチャンネー。しばらくすると、タッパーみたいなんに残りを詰めてきてくれた!
さっきのオッチャンがこうしろと言ってたんだろう。Gracias!オッチャン!

会計を済ませ、お礼を言ってたら、「Go! IBIZA」にも載ってた店長?らしき人も出てきてのでお礼を言い記念撮影。



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ありがとう、Can salinas。
イビサで一番思い出になりました。


ああ、結局また1日分で終わった・・・続く・・・




すし情報 唐津市「すし大鵬」

おつかれさまです。

ついに待望のコメントも入りはじめ、少しずつ盛り上がってきました「一人で勝手にグルメ情報強化週間」、今日で9回目です。

もう週間じゃなくて月間にしようかしら。



さて、昨日から本物志向シリーズをお届けしていますが、今日はその第二弾。業界用語で言う「しーすー」こと、寿司の名店を見つけましたのでご紹介します。


唐津で大事なクライアントさんと食事ということだったので、寿司にしようかと思い、あんまり唐津の土地には詳しくないので、とりあえず唐津で寿司なら「酔虎寿し」かな(中州店もありますが)と安易に考えて行ったところ、たまたま「酔虎寿し」が閉まっていまして、町なかをお寿司やさん探して散策していたところ、「すし大鵬」というところを発見したので入ってみました。


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結論から申し上げますと、ここハンパねーすんごい美味いお寿司やさんでした。「本物」です。


個人的には「酔虎寿し」より全然こちらのほうが美味しいと思いました。(あくまでも個人的意見ですよ)




まず、カウンターに座って見える器たちもパねー器が普通にたくさん並んでます。

有田のものは柿右衛門にはじまり、100年くらいまえの深川製磁、これまた100年近く前の香蘭社などなど、はたまた唐津のものだと中里さんのところでずっとされてた作家さんのものとか。で、これが普通に客用の器として出てきたりします。


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ビールもちゃんと「エビスの瓶」がおいてありますよー。

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とりあえずお寿司をにぎりはじめる前に出てくるビールのあて。

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一口二口飲んだころに、お寿司がはじまります。

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いきなり超好物のウニから始まって、伝説のネタと呼ばれる「平政(ヒラマサ)」を食べてちょっとひと段落。

いやー、相当美味いです。そんなにお寿司やさんなんて行ったことないので説得力に欠けるのが申し訳ないですが、ここかなりレベル高いですよ。

このヒラマサ、寿司界に君臨する魚の王と呼ばれるものらしく(お恥ずかしながら全く知りませんでした・・・)、このネタを「ちゃんと」料理できる職人はなかなかいないそうです。






さぁ、鉄火巻きで再開しましょう。


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エビも一風変わっていて、軽く焼いてあります。ネタとシャリの間に少しだけ岩塩が入れてあってこれまた美味。

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ちょいどお酒も入れたりすると、

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すぐさま小粋なあてが出てきたりして、

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また寿司を一貫。


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するとまたちょっと酒のあてが出てきたり。しかもこの器、さりげなく出てきながら、実は100年以上も前の青磁だとか。


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赤だしもいい具合の酸味で上品です。

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そしてシメはだし巻き卵。

「デキる寿司屋は卵が違う」と俗に言われますが、ここの卵はちゃんと仕事されてますよ。

実は中にエビがちょとだけ入ってるんです。しかもそのエビの位置が海苔に隠れない微妙な位置にわざわざされているんです。最近はこういったカウンター形式の寿司屋さんでも既製品の卵が使われていることが少なくないらしいですが、ここはちゃんと丁寧に作られていてしかも美味しいです。


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で、最後はお茶(符牒で言うところのアガリ)をいただき、ごちそうさまでした。


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関東から福岡に出張で来た方で、いつもわざわざこちらまで食べに見えられる常連さんも少なくないとか。でも食べてみたらそれも納得です。ハンパねーですから。大将が使っている包丁も、研いで研いで研ぎまくって、鏡状態の鋼の剣みたいにになってるくらい道具にもことさらこだわられているのがわかります。


すでにわたくし大満足でしたが、大将が言うには、今日ははじめてでしたのでまだまだ序の口程度しか出してないとのこと。もっとハンパねーネタをたくさん隠し持っているようです。。ここ、奥が深い・・・





おそるおそる「ジャワまた来ます」と言って店をあとにしました。



大事なお客様をお連れしても間違いがない素晴らしいお寿司やさんでおすすめです。



[お店情報]
すし大鵬
場所 : 佐賀県唐津市本町1891
TEL : 0955-74-5802


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