J1が遠のいていく(裏話)・・・
昨日はYu-kiと二人で佐賀県民の誇りである我らがサガン鳥栖の応援に行って来ました!
詳しい話は昨日のYu-kiのブログに書いてあるので割愛させていただいて、今日はサガン鳥栖初心者のわたくしの視点で昨日の試合を振り返ってみたいと思います。
試合開始前。
Yu-kiからユニフォームを買うように指示を受けたので、わたしは中田英寿の魂を受け継ぎ、背番号7番のユニフォームをゲットしました。
Yu-kiは、三都主 アレサンドロを意識したんでしょうか。。詳しくはわかりませんでしたが、なぜか背番号14番のユニフォームをセレクトしていました。
さて試合開始。
まずは前半。
我々の後ろのほうにいたお客さんが「マイク行けー!」としきりに叫んでいました。
あまりに何回も「マイク」「マイク」と叫ぶので、このマイクさんという人はきっと重要人物に違いないと思い、すぐさま選手名鑑で確認したところ、どうやらFWをなさっている、背番号35の、ハーフナー・マイクさん(22歳)のことを指しているということが判明。
この人がハーフナー・マイクさん。
せっかく取得した知識は使ってなんぼと思い、私も「マイクにあずけろ、マイクに!」とあたかもずいぶん前からハーフナー・マイクさんのプレースタイルを知っているかのように応援をしてみました。
なんかサガン鳥栖ファンの一員になれた気がした瞬間でした。
でもその後、試合のことよりもハーフナー・マイクさんは果たしてハーフなのか純外国人なのかのほうがが気になりだし、Yu-kiに聞いてみましたがゲームに夢中でムシされたので、仕方なくiPhoneを使ってウィキペディアで検索してみました。
すると、「Jデビュー初タッチはハンド」という、おっちょこちょいな経歴や、194cmというわたしのようなひょろ長い感じの体型基本情報が載っていて親近感がわきました。
さらにマイクさんを説明するエピソードとして、
「寮で愛用している彼の電子レンジは台所ではなく、普通の人では絶対に手が届きそうにない鴨居のところにある。」
というオチャメな一面も書いてあり、わたしと同じようについつい他の人のことを気にせず何でも高いところに置いてしまうという性格に「わかる、わかるよその気持ち」と心の中で同意して、すっかりファンになりました。
ウィキペディアによると、マイクさんは国籍は日本国籍もお持ちのようですが、ご両親ともにオランダの方で、つまりはハーフではないので、ハーフナーというまぎらわしいお名前よりもフォーリナーのほうがわかりやすいのではないかと一瞬思ったりもしましたが、苗字なので仕方のないことだと途中で気づきました。
ちなみにお父さんは名古屋グランパスやジュビロで活躍されたゴールキーパーのディド・ハーフナーさんです。(この人はさすがにわたくしも名前だけは知っていました)
前半終了。
1点差でヴァンフォーレ甲府を追うサガンイレブンを鼓舞するかのごとく観客席の熱血サガン鳥栖ファンがハーフタイムにも声を張り上げていました。
気温が低くちょっと寒かったので、わたしは静かにその応援を対面から観ていましたが、「正直田舎者」という横断幕がとても気に入りました。
これをアウェーに持って行ったら、アウェーチームの観客はさぞ喜ぶだろうなと思いました。
後半開始。
後半早々、サガンは同点に追いつきましたが、しばらくしてすぐに勝ち越されてしまいました。
すると、後半の最初からずっと我々の目の前で、出番に備えて結構激しめに体をあたためていた元日本代表の山田さんの準備運動が、さらに激しくヒートアップしはじめました。
それを見ていると、素人目で判断してもこれはもしや何かやってくれるんじゃないかというオーラを感じたので、大声で「よし!山田いこう(投入しよう)!山田!」とグラウンドに向けて叫んだら、たまたまその瞬間サガンの岸野監督が山田さんを呼んで交代させました。
なんか岸野監督とは気が合いそうな予感がします。
こちらが元日本代表の山田さん。
山田さんの投入後、盛んにサガンは攻め続けましたが、残念ながらわたしの予感は的中せず、山田さんも得点に結びつくような何かをやってくれることなく負けてしまいました。でも山田さんはディフェンダーなので点が入らなかっただけでも素晴らしい働きをしたのだと思われます。
最後にうなだれながら観客に挨拶をしにきたサガンイレブンの中に山田さんがいたので、「山田さん、最後まで諦めずにがんばってください!」と声を張り上げて応援しました。
でも心の中では、「山田さん、坊主にしたら高原直泰に似てるんじゃないかな」と、姿が見えなくなるまでそのことばかりを考えながら見ていました。
そんなJ1が遠のいた一日でした。
おわり。