先日より不定期ではじまりました、「Marピー 30分クッキング」の第2回目です。

コンセプトをおさらいすると、「ほぼ超素人料理人のあたくしMarがなるべく30分で手軽に作れるレシピを紹介するというコーナー」というもの。



第2回目のメニューは、これから世の奥様方も週一くらいで作るであろう、寒いときの定番メニュー「豚汁」でございます。


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[材料と量]

・ 豚肉バラ : 0.2ポンド
・ ごぼう天 : 2本
・ 乾しいたけ(どんこ) : 3つ
・ しめじ : 適量
・ あつあげ : 半丁
・ えのき : 適量
・ 人参 : 1/2本
・ 大根 : 適量
・ ネギ : 適量
・ 味噌 : 適量
・ 里芋 : コロコロと
・ みりん : 大さじ適量
・ 料理酒 : 小さじ適量
・ ゴマ油 : 大さじ適量
・ だしの素 : 適量
・ 七味唐辛子 : お好みで
・ 飲むヨーグルト(LG21) : 気持ち




[作り方]

1.「今晩のおかずは豚汁にしようかしら」と思った朝は、起きてすぐに、乾しいたけ(どんこ)をボウルに入れてアルカリイオン水に浸して家を出ます。


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2.およそ12時間くらい外でブラブラしたあと帰宅し、どんこを浸しておいた水が薄茶色をしたダシになっていることを確認したら、どんこを取り出します。この時、浸しておいた水は後で使いますので捨てないように。(以下 どんこ水)


3.さぁここからが制限時間との勝負になるので気合いを入れてください。


4.まず、猛ダッシュで人参、大根をいちょう切りにします。新米主婦の方で、まだ包丁さばきに難のある方は、時間節約のため今回だけ半月切りでもよしとしましょう。


5.浸しておいたどんこも適当に切ります。


6.ここで鍋にゴマ油をひいて、豚のバラ肉を適当な量だけ鍋にぶっこんで炒めます。


7.豚肉の色がちょっと変わってきたらすぐ、先ほど切った人参と大根を投入。その後ちょっとしてから、しめじとえのきを適当に手でばらしながら、バサバサと鍋に投げ入れ、終いにどんこをぶち込みます。


8.肉と野菜、菌類に少し火が通ってきたかと思ったら、先ほど後生大事に取っておいた「どんこ水」を、そうですねー、100cc~200ccくらいかな、鍋の中に入れてやります。


9.その上に思いっきりアルカリイオン水を注ぎ込んでやったら、しばらく鍋がだんまり決め込むんで、その間を狙ってごぼう天をざく切りにし、あつあげも適当に切ってそのまま鍋に投入。


10.続いて里芋 into 鍋。ほんとはちゃんと皮を剥いて丁寧にやりたいところですが、そんなことしてたら制限時間の30分に間に合わなくなるので、恥をさらすようですが今日は苦肉の策で、怠惰な奥様方御用達の「水洗いせずにそのまま使える真空パック版里芋」を選択。


11.気持ちの分だけだしの素を入れます。えっ?「ちゃんとダシとったら」って?わかっとるんじゃボケ!オレには制限時間があるんだよ!



12.失礼。。さて、強火でぐつぐつ煮込みます。アクが出るのでこれだけは丁寧にとってやりながら、どうせこの間結構暇なので洗い物を済ませておくとスマートですね。


13.沸騰して野菜とシメジに火が十分通ったら、みりんと料理酒を適量入れてやります。私は素人なのでよく知りませんが、話によるとまろやかになるらしいですこれを入れると。


14.そして味噌を入れる前に味見。ナイスな出汁になっているかが重要です。必要に応じて、どんこ水や(恥ずかしいですが)だしの素でうまく調整します。


15.火を弱火にして味噌を溶かします。ここでも十分に味見。塩分の摂りすぎは体によくありませんので、わたくしは薄めの味付けにしてみました。


16.ここで今日は試験的に飲むヨーグルト(LG21)を隠し味に入れます。おそるおそる入れること。

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17.沸騰しない程度に少し暖めて火を止めます。


18.器に盛って、ネギをのせてお好みで七味をかけたら完成です。



完成品はこんな感じ。


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[所要時間]

35分。制限時間オーバー。次回はあらかじめお湯を沸かしておいて、鍋には水ではなく最初からお湯を投入するようにすべき。



[ポイント]

この料理のポイントは、どんこと飲むヨーグルト(LG21)と、何より制限時間内に調理を終わらせるためにする工夫です。


しいたけが嫌いな人ははっきり言ってこのレシピは役に立たないと思いますが、そうではない人は是非どんこを使ってみてください。どんこ水が非常にいい役割を果たしてくれます。


今回LG21を試験的に導入したのは、友達が前に「味噌汁にヨーグルト入れるとまろやかになって美味しい」と言っていたのを思い出したからです。

わたくしは元来胃腸が弱く、OPP(おなかピーピー)なほうなので、LG21が冷蔵庫に常備されています。それで使ってみました。

量をたくさん入れるとヤバいと思いますが、適量であれば、たしかに入れる前に味見した時と入れた後に味見した時とでは、いささかまろやかさが違いが出ましたのでアリと思われます。


あのラーメン一蘭も最近は「酸味」を重んじているようなので、ヨーグルトの特性上、若干酸味が増す点もいいのかもしれません。




そして何より難しいのが制限時間です。もちろん時間をかければいいものができるはずですが、制限がなければ何事もスキルの向上度は鈍化します。


誰もがヘルシーにするためには具沢山にしたいはず。それはわたしも同じです。

しかし具沢山にすると、下ごしらえに時間を削がれてしまいます。わたしも今回、この具沢山化と所要時間のバランスにはかなり葛藤しました。


標準的な豚汁には牛蒡を入れますが、牛蒡を洗って皮をそいでスライスするのに時間がかかりそうだったので、代わりにごぼう天で手を打ちました。

しかしこの選択は意外にも、味的なプラスももたらしましたので、まぁ良かったのですが、里芋なんか前述の通り、断腸の思いとは言え、真空パック版を使用する有り様。


出汁もどんこ水以外はロクにとらず、化学系のだしの素を使用する始末。こんなことほんとは恥ずかしくて言えたもんじゃありません。




これほど妥協を重ねたにもかかわらず、結果、所要時間は与えられた時間をオーバーという結果。


まだ第2回目だというのに、お見苦しいところをさらしてしまい、大変申し訳ございませんでした。




以後、制限時間には気をつけて参りたいと思いますので、今後とも見放さず見守ってくださいますよう何卒宜しくお願いいたします。