2009.12.30 フットサル忘年会@なべじゅう どもyu-kiです。 いよいよ今年も残り2日ですね。 今年もみなさんに色々とお世話になりました。 あいかわらずバカばっかやってたワタクシですが懲りずに来年もバカやりますので何卒よろしくお願いいたします!(いい加減イベントもやんなきゃですね…) では、今年最後の更新は先日我々のフットサルチームで行なった忘年会の模様をアップします。 久々に泥酔して記憶がほとんど無いので写真だけでご勘弁を。 みなさんも正月休みは飲み過ぎないように! それでは良いお年を~(^O^)/ Tweet
2009.12.29 2009年 下半期ベストディスク(邦楽編) どもyu-kiです。 こないだ書いた洋楽編に続き、2009年の個人的ベストアルバムの邦楽編を発表します。 と、書いてみたものの下半期ほとんど買ってないんすよね、日本人アーティストのCD。 うーん、あまりにもグッとくるものが少なすぎたかも… 以前紹介した七尾旅人×やけのはらのシングルやくるりのトリビュート盤は良い作品でしたがオリジナルのフルレングス・アルバムは3枚しか買ってなかったです。 もうほとんど日本のバンドに期待できなくなってるのとUSインディーに完全に気持ちを持っていかれた自分の最近の音楽的趣向が如実に表れてしまったような感じです。 という訳で3枚だけになっちゃいましたがご紹介していきましょう。 100s / 世界のフラワーロード まずは中村一義率いる100sのサードアルバム、「世界のフラワーロード」から。 思わず、「こんな中村一義聴きたかった!」と叫んでしまいたくなる快作ですね、コレは。 中村一義の生まれ育った街の『原風景』をテーマにウォームでシンプルなバンドサウンドで表現したコンセプト・アルバム。 特にアルバム前半の世界観と音楽的アイディアは秀逸です。もろビートルズですけど。 後半がバラードばっかなのがちょっとだれますが天才、中村一義の面目躍如と言っていいでしょう。やっと戻ってきてくれました。 てか泣いちゃいましたよ。(いや、泣くでしょコレ?) THE BEACHES / ハイヒール 次は日本を代表するライブバンド、ビーチズのニューアルバムを。 いやー、相変わらず凄いねビーチズ。 他の貧弱な日本のバンドを尻目にドンドン唯一無二な存在に成長してます。 このアルバムでもラテン、ディスコ、ニューウェイヴ、レゲエにパンクと縦横無尽にジャンルの壁を越え、完全にM.I.A、スパンク・ロック以降のビート・ミュージック新世代とタメを張れるハイブリッド・ミュージックを作り出してます。 「キミとボク」ソングしか歌えない自己偏愛バンドには一生懸かっても造りえないTOKYO発不良ミュージックの金字塔。 THE MIRRAZ / NECESSARY EVIL 最後に紹介するのはこれからの活躍が期待される新世代バンド、ミイラズのアルバムを。 やっと日本からもアークティック・モンキーズやクラクソンズと共振できるバンドが出てきました。ほんと彼らには頑張ってほしいです。 だって、ミスチルとドラゴンアッシュとモンゴル800を水増ししただけの退屈な音楽はもうこの国には必要ないでしょう。 ファンキー・モンキー・ベイビーズ?温くて聴けないでしょ、普通。 聴き手の心に土足で踏み込んでくる、フラストレーションの塊のようなこのアルバムが日本の若者に刺さる事を切に願います。(頼むよ、マジで…) では最後にクリスマス・イヴに旅立った若き才能に合掌。 Tweet
2009.12.27 年忘れ特大セール! どもyu-kiです。 そろそろみなさんも仕事納めの頃でしょうか。 ところで今年やり残した事はありませんか? ワタクシはというと… 「あるんです!」 そう、毎年恒例化している 「目指せハイ・ファッション!オッサン三人が行く年忘れ特大セール」 の時期が来てしまいました。 毎年他のyeah!yeah!crewメンバーからは、 「良い年して何やってんだか…」 とか、 「そんな金いったいどこにあんの?」 とか、 「自慢はいいから一着ちょうだいよ」 など、数々の誹謗と嫉妬、羨望と敵意を持たれるこの行事ですが、メンバーであるMar、shinji、そしてワタクシはこの日のために貯金を重ね、肉体を鍛え、教養を身につけることでお互いの成長を確認するその年の総決算として位置付けているわけです。 てか、この日のために一年間働いてきたといっても過言ではありません。 先日「AMUSEMENT」さんからDMを頂いてからの数日、 「今年はこのアイテムを狙う」だの、 「予算はこれくらいかな?」だの、 「その日仕事休んじゃおーかなー」だの、 お互いの戦略に戦々恐々としながらその日が来るのを待っていました。 そして当日、Marが仕事が終わらず後で合流との報を受けたshinjiとワタクシは心の中で 「しめしめ。Marが来る前に狙った獲物はさっさと押さえとこう。フフ」 と心の中でガッツポーズを決め(もちろん表情には微塵も出さず)佐世保に向いました。 高速を飛ばし、ほどなくして「AMUSEMENT」に到着。 店内に入ると… お宝の山… 山… 山。 入店早々テンションが最高潮に達した我々は目ぼしいモノを見つけるやいなや片っ端から試着し倒していきます。 序盤こそ、 「いやー、shinji似合うわー」 「yu-kiさすが良いセレクトするねー」 と馴れ合いながら商品を物色していましたが、途中から私欲に逆らえなくなり 「それ、yu-kiぽくないかもねー」 「shinji冒険しすぎじゃない?」 と、何とかお目当ての品を手に入れるためお互い駆け引きに出る始末。 ここはセレクトショップという名の戦場ですから。 さながら買い物という名のサバイバルゲーム。 言うなれば我々は客という名の兵士な訳です。(DMが徴兵令ってとこですね) と、そうこうしているうちにMarが到着。 入店するやいなやインナー1枚になり臨戦体制へ。 さすがオシャレ特攻隊長。モチベーションが違います。 水を得た魚のように、 着る。 着る。 着倒す。 しっかりヒップラインの確認までするとは。恐るべし。 最早閉店時間の20時はとうに過ぎるも… まだ物色をやめないMar。 ホント、どういう神経してんだか… そんなMarを尻目に任務を完了したshinji。 蝶ネクタイ付きのシャツにテーラード・ジャケット。 ワンウォッシュのデニム・ジャケットにボーダー・カット&ソーとシンプルで大人なセレクトです。 額が額だけに値段はシークレットで。 そして積み上げられた値札と共に我々も任務完了。 自分達の節操の無さに呆れます。 悲喜こもごもあったものの大満足のお買い物を終え意気揚々と帰ろうとする三人。 と、そこでなんとスタッフの方々からプレゼントがっ! 閉店時間をとうに越えるまで居座り、あーだこーだうるさかった我々になんと有り難いことでしょう。 しかも、 マーク・ジェイコブスのキーホルダーに! トゥモローランドのランドリーバッグですよ!! ほんとありがとうございました! 来年もよろしくお願いいたします。 という事でシャッターを潜りお店を後に。 おつかれさまでした。これで今年も思い残すことはありません。 そして、帰りの道中遅い夕食をとりながら今日買ったアイテムに思いを馳せます。 Mar「あー、至福やね~」 んっ、何か揺れるモノが… しっかり鼻毛出てました。ハイファッションには程遠い惨状。 「オシャレは身だしなみからやねー」 とはMarの弁。 この後shinjiはパーティーに踊りに行くとの事なので残った二人でファッションショーを開催することに。 at Mar宅。 コチラが本日の収穫です。 では、まずワタクシのセレクトから。 お菓子の包装紙のようなギンガムチェックのシャツに、 ショート丈のPコート。 ブルーのパイピングをあしらったピンクのVネック・ニット。 スウェット素材の切り返しが入ったレザー・パンチングパーカ。 居合わせたMar母にも、 「こりゃ、ハイカラやねー!どこのブティックで買ったとね?」 と、お褒めの言葉を頂きました。 さすがMar母、目の付け所が良いです。 では続いてMarのセレクト。 裏地もかわいいタイトなブラックデニムに、 落ち着いた発色の赤いニット・パーカ。 そしてワタクシも買うか迷ったリバーシブル・ジャケット。 うー、嫉妬するほどカッコイイ… でもMar母から、 「あんたまた服買ったとね(怒)!もう置くとこ無かし、そがんことしよる場合ねっ!」 と、怒られてました。(ごもっともなご意見です) しかし全く反省してない親不孝息子。やれやれ。。。 でも、最後にはレモンティーを出してくれる優しいMar母なのでした。 ごちそうさまです。 そんな30男のOL的ショッピングを楽しむ一日でした。 反感買うなこりゃ… <お店情報> AMUSEMENT アミューズメント 場所 : 長崎県佐世保市栄町3-6 TEL : 0956-22-3242 大きな地図で見る Tweet
2009.12.24 かわいい後輩女子の誕生日会 10日ほど前の話になりますが、我々のようなオッサン集団といつも仲良く遊んでくれる20代前半女子2名のための誕生日会をしました! 主役は、今月で23歳か24歳になるcanaちゃんと、有名化粧品を使って女を磨いているまっ最中のYukkie(21歳か22歳)の2人。 ド平日でしたが、かわいい女子のためにがっつり集まるオッサン連中。。。 と、オバはん。もといオネエさま。 こちらはcanaちゃんとタメのご存知Keikoちゃん。若いので我々とは肌つやが違います! さて、そんな主役二人へ、待望の誕生日プレゼント授与。 Canaちゃんには、オシャレなショルダーバッグ。 そしてさらに女を磨く必要のあるYukkieには高級感漂う鏡のプレゼント。 そんな中、寒空の下、外で長電話をしてたかと思ったら何やら深刻な顔をしてお店に戻ったケロロ。頭抱えてます。 でもそんな湿っぽいのはほっといて、かわいい女子の話に戻りますが、ほんと20代前半って何をやってもかわいいんですね。つくづくと思い知らされました。 例えば、刃渡り20cmの包丁を持って舌を出したとしても、キュート! 毛皮マフラーをラッキー代わりにあやす仕草もくったくなく、 鏡をみつめながら爪楊枝で歯くそをとる姿すら絵になります! それに比べてオッサンときたら・・・ 刃渡り20cmの包丁持って舌出した日にゃー、犯罪者か変なビジュアル系バンドのCDジャケットみたいになるし、 梱包材ををラッキー代わりにあやす仕草も見られたもんじゃなく、 鏡をみつめたりなんかしたら、もはやホラー映画のワンシーン。 いやー、オッサンになるって怖いですね。。。 そんなオッサンの怖さを象徴するかのごとく、酔いどれTakayoshiが遅ればせながら到着し、速攻上着を脱いだかと思ったら、ケロロを文字通り体をはってなぐさめ始めました。 するとさっきまでうな垂れていたケロロ君、何を思ったか現アームレスリング有田チャンピオンのTakayoshiに勝負を挑み、テーブルは急遽AWBCのベルトをかけた戦いの場に。 レディー・・・ ゴー! 両者ゆずらない! テーブルがきしむ。さぁどっちだ? なんと挑戦者ケロロが押してきたぞ!!! ケロロ勝ったー!!! 積年の思いが腕に宿った見事な勝利。 勝利の雄たけびが田舎の住宅街にこだまする。 先ほどまでのローテンションはどこへ行ったのか! おめでとう!ケロロ! そんな新チャンピオンも誕生した誕生日会でした。 おわり。 Tweet
2009.12.23 2009年 下半期ベストディスク(洋楽編) どもyu-kiです。 今年も残り僅かということで、上半期も洋楽編、邦楽編を書きました個人的ベストディスクの下半期版をやりたいと思います。 ぶっちゃけ個人的に下半期は以前紹介したGirlsに尽きるのですが他にも良盤があるので紹介しますね。 Das Pop / Das Pop では一枚目に紹介するのはベルギーのバンド、ダス・ポップのアルバムです。 これは胸キュンですよ~。 ひたすらフックの利いた黄金ポップスのオンパレード。ファウンテインズ・オブ・ウェイン、OK GOの不在を埋める久方振りのパワーポップの名盤です。 プロデュースは同郷のソウルワックス。 アタック感強めのプロダクションで絶妙な味つけをしてます。さすがのお仕事ですね。 下半期一番聴いたかも。 Tyondai Braxton / Central Market こちらはマスロックの旗手、バトルスの頭脳であるタイヨンダイ・ブラクストンのソロ・アルバム。 凄いですよ、コレは。オーケストラとの共演で実現した新感覚のチェンバー・ポップ。 あまりのアイディアと演奏力の凄さに最初聴いた時は敷居が高くも感じましたが、何度も聴いてくうちに多様な音楽性とダイナミックな演奏に思わず持っていかれてしまいました。 いやー、アガる。ポップミュージックの可能性を切り拓いた今年を代表する一枚でしょう。 MIKA / Boy Who Knew Too Much お次はデビュー作が大ヒットを記録した新世代ポップスター、ミーカのセカンドアルバムを。 もうとにかく冒頭2曲が最高。 完全にポップスターとして腹を括ったミーカの姿が胸を撃ちます。 後半ちょっとダレますがアルバムとしての完成度も前作以上でしょう。 もしかしたらポスト・マイケル・ジャクソン最右翼はこの人かも。違うかな? Julian Casablancas / Phrazes For The Young 続いてはストロークスのヴォーカリスト、ジュリアン・カサブランカスのソロ・アルバムを。 これは良い意味で期待を裏切る良盤ではないでしょうか。 ストロークスといえば2001年の衝撃デビューで全世界的なロックンロール・リヴァイバルの発火点となったゼロ年代を象徴するバンドのひとつですが、このソロ・アルバムではチープなシンセを多用したある意味エレクトロ路線とも言える新機軸を見せてくれてます。 でもジュリアン特有のユニークなアレンジやフック満載のソングライティングは健在。 曲数が8曲しかなく一曲、一曲が長過ぎるとこは微妙ですが彼の才能を再確認できる一枚です。 でもやっぱストロークスの新作が聴きたーい!頑張ってねジュリアン。 Hudson Mohawke / Butter 次はwarpが誇る新世代ビート・マスター、ハドソン・モホークのデビュー作を。 ほんと今のwarpは凄いですね。去年のフライング・ロータスといいこんな才能を次々と発見してくるんですから。 にしても最高です、このレコード。 ブレイク・ビーツ、エレクトロニカ、ヒップホップ等々縦横無尽にジャンルの壁を超えるフリーキーさ。 しかもユーモアのスパイスも効いてます。 間違いなく今後のwarpを引張っていく存在になるでしょう。日本の若者もこれぐらい自由にやりゃいいのに!と思わず感じてしまう嫉妬アルバム。 The xx / xx 次はイギリスから現れたティーンネージ・バンド、エックスエックスのデビュー作を。 最初に聴いた時の印象は 「君たち大丈夫か?まだ十代なのにこんなにダークで不穏な音楽やって。」 という感じでしょうか。もう感情ってものが無いくらいの静かなヴォーカル、美し過ぎるギターのアルペジオ、センスの固まりのような完璧すぎるベースライン。 もうおじさん夢中ですよ… そりゃイギリスの若者が興奮するのも分かります。 これにグッとこない若者はGreeeenとかフランプールでも喰ってろ。おじさんにはマズ過ぎて喰えないけどね。 Basement Jaxx / Scars 次はおなじみベースメント・ジャックスの新譜を。 正直期待以上のものではなかったですしアルバムとしても詰め込み過ぎた印象は拭えないのですがもう先行シングルの「Raindrops」が収録されてるだけで買う価値あるでしょう。 ホントこの曲最高。何度聴いてもドキドキします。 今年を代表するアンセムの一つでしょう。 あっ、アルバムのどこかでオノ・ヨーコ大先生の喘ぎ声も聞けちゃいますよ~。 Phoenix / Wolfgang Amadeus Phoenix 続いてはフランスのポップバンド、フェニックスの新作を。 彼らの今までの作品はどれも素晴しいのですが個人的には今作が一番好みです。 いやー、ロマンティックなロックンロール、しかも軽快なディスコソングもあるときたら恋しないわけないでしょう。 エレクトロニクスを絶妙に配したアレンジのサジ加減も完璧です。 こりゃメンバーモテるんだろうなーとの想像までしてしまう、色気たっぷりのポップレコードです。 今年の抱かれたい音楽第一位。 Jack Penate / Everything Is New 次はイギリスのシンガーソングライター、ジャック・ペニャーテのセカンドアルバムを。 これはアルバムタイトルが彼のマニフェストなのでしょう。前作のギターポップ路線から一転ダンス・オリエンテッドな作風で勝負してきたまさに「Everything Is New」な作品です。 でもそこは天才英国紳士ペニャーテ。日本のうすっぺらいバンドみたいに四つ打ち入れたらダンサブルでしょ?みたいな安易で軽薄な方向転換ではモチロンないですよ。 もうなんなんすかね。 アクアタイムズとかいう日本の包茎バンド。ダセーから止めてくれよ、その四つ打ちサウンド。 ほんとセンスねーから。お前らからミクスチャーみたいな言葉聞きたくないから。 フレンドリー・ファイアーズのデビュー盤送ってやるからとっとと引退してくれよ。 と、脱線してしまいましたが本題に戻りましょう。 先行シングルのラテンハウスにも驚きましたがアルバム通して新機軸満載です。 アフリカン・ビートありソウルフルなバラッドあり。 このチャレンジだけでも称賛に値するでしょう。次作でもどんな手に出るか今から楽しみです。 Grizzly Bear / Veckatimest 最後はUSインディの至宝、グリズリー・ベアの新作を。 もしかしたら上半期に出てたかもですが国内盤は最近出てるみたいなんでご了承を。 それにしても今年はこのグリズリー・ベアを含めUSインディの躍進は凄かったです。 ざっと挙げるだけでもダーティー・プロジェクターズ、アニマル・コレクティブ、ガールズ、アトラス・サウンドと名盤ばかり。 すっかり勢いを無くしたUKインディ勢を尻目に次々に新たな才能が発見されてます。 今後もしばらくはこの状況は続くでしょう。 で、このアルバムですがソングライティング、アレンジ、ヴォーカル等全てが完璧で眩暈がするほど美しいものに仕上がっています。 あまりにも隙が無いのでちょっと引いちゃうくらいですけど。 でも一年に一枚くらい襟を正して聴くこんなレコードがあってもいいと思いますね。 今年もなんだかんだと100枚以上CD買っちゃったワタクシですが一年間聴き続けたものは少なかった気がします。 やっぱUSモノ中心でしたかね。とにかく興奮するレコードが多かったです。 では近々邦楽編書きます。でも日本のアーティストのCDあんまり買ってない気が… Tweet