どもyu-kiです。

久しくブログ更新していませんでしたが嬉しいニュースが飛び込んできたので急遽投稿します。


もうご存知の方も多いと思いますがワタクシが敬愛するアーティストである小沢健二がなんと13年ぶりにコンサートツアーを開催することが決定したみたいです!


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昨今のバンド再結成ブームにはほとんど関心がないワタクシですが(さすがに去年のユニコーンとブラーの復活にはテンション上がりましたが…)小沢健二の復活となると話は別です。

まあ話せば長くなりますし、小沢健二に限っては客観的に書く自信も無いので簡潔にまとめますが、ワタクシにとって彼は完全に青春の1ページな訳です。
正直歌も上手くはないし、ソングライターとしての資質も元相方の小山田圭吾には劣ってると思います。

でも、後にも先にも彼を超える日本人の作詞家にワタクシ出会ったことがありません。
もう凄いですから、全盛期の小沢のリリックは。
文学的で確固たる批評性も持ちシニカルな視点やウィットに富んだユーモアがあり、普遍性がありながら極めて現代的というホントに希有な才能を持った作家でした。

しかし1998年、シングル『春にして君を想う』をリリースした後突如お茶の間から姿を消し(あらためてこの時期の曲を聴くとポップシーンとの決別を匂わせるリリックが度々登場してるのですが…)、2002年に『Eclectic』をリリースするもメディア露出は無く、2006年にヴォーカルレスのアルバム『毎日の環境学: Ecology Of Everyday Life』をリリースしたのを最後に彼からの音の便りは一切無くなってしまいました。
ここ最近はアメリカを生活の拠点に環境問題に基づくフィールドワークを行っているのは知っていましたが音楽家としては完全に引退状態で「もう二度とポップシーンに戻ってくることは無いのだろうな…」とさすがのワタクシも腹を括ってましたが(定期的に過去の音源を聴いては涙してましたが…)ここにきてまさかの音楽活動再開ですよ。

しかも特設サイトで彼のインタビューが読めるのですが相変わらず最高です、小沢。
今度のコンサートツアーのメンバーの紹介から元スカパラの故、青木達之氏との秘話、マイケル・ジャクソンやタイガー・ウッズのネタから南アフリカW杯の話まで彼らしい視点で語られていて全然エッジが失われてない事に安心してしまいました。
全盛期の楽曲を中心に新曲もやるかもと言ってますしね。楽しみでしょうがないです。

ちなみに九州公演はツアー・ファイナルの6月25日(金) 福岡サンパレスです。
ワタクシ這ってでも行くつもりなので御一緒したい方はご連絡を。

ふー、簡潔にまとめると言ったくせにやっぱ結構語っちゃいましたね。スンマセン…
ちょっと仕事も手につかないくらいテンション上がってるのでご勘弁をm(__)m


最後に動画を貼りたいのですが好きな曲あり過ぎて難しいっすね~。

では、うざいと思われてもこの際全然良いので一番好きな『ある光』をリリック付きで(間違いなく日本のポップ史に輝く最高のリリックですよ!)。






“let’s get on board”


新しい愛 新しい灯り
麻薬みたいに酔わせてくれる痛みをとき

連れてって 街に棲む音 メロディー
連れてって 心の中にある光

この線路を降りたら赤に青に黄に 願いは放たれるのか?
今そんなことばかり考えてる なぐさめてしまわずに

見せてくれ 街に棲む音 メロディー
見せてくれ 心の中にある光

この線路を降りたら赤に青に黄に 願いは放たれるのか?
今そんなことばかり考えてる なぐさめてしまわずに

この線路を降りたら 虹を架けるような誰かが僕を待つのか?
今そんなことばかり考えてる なぐさめてしまわずに


『強烈な音楽がかかり 生の意味を知るような時
誘惑は香水のように 摩天楼の雪を融かす力のように強く

僕の心は震え 熱情がはねっかえる
神様はいると思った 僕のアーバン・ブルーズへの貢献』

摩天楼の雪 融かされる日に
あと15分ばかりでJFKを追い

連れてって 街に棲む音 メロディー
連れてって 心の中にある光

この線路を降りたら 虹を架けるような誰かが僕を待つのか?
今そんなことばかり考えてる なぐさめてしまわずに

見せてくれ 街に棲む音 メロディー
見せてくれ 心の中にある光

この線路を降りたら 虹を架けるような誰かが僕を待つのか?
今そんなことばかり考えてる なぐさめてしまわずに

この線路を降りたら 海へ続く川 どこまでも流れるのか?
今そんなことばかり考えてる なぐさめてしまわずに

“let’s get on board”

“let’s get on board”






うー、やっぱ泣ける。この曲もライブでやってくれるかな?
てか果たしてチケットは無事取れるのかしら…