ele-king 復活!!!
明日も仕事なのにこんな夜中まで何してんだか…て感じですが頑張って更新しまーす。
えー、昨今の不況は出版業界まで飛び火し色んな雑誌が廃刊や休刊に追い込まれるニュースをよく目にします。
どうでも良いゴシップ誌やファッション誌の終焉には何の感慨も無いワタクシですが、高い志しを持った愛読誌の悲しい最後を見るのは活字好きの人間にとっては無念の一言につきます…
その背景にはインターネットの普及により、ユーザー側の感覚が変わってきたのも一つの要因だと思われます。
webマガジンや各アーティストのHPで情報を仕入れれるし、視聴も出来る。
月に一回や隔月の雑誌よりリアルタイムで情報が更新されますしね。
ワタクシももちろんインターネットを重宝してますし音楽の情報も頼りっぱなしです。
そこは否定できません。
しかし、「雑誌にしかできない表現がある」と未だに信じているのも事実です。
雑誌毎に確固たる信念とカラーがあったり、雑誌でしか伝わらないレイアウトやデザインの美しさがあったり、編集部の愛が滲み出てる瞬間に立ち会える瞬間があったりとページを捲る感動に出会えることが未だにありますものね。
ほんと雑誌メディアの意義が問われる今だからこそ頑張ってもらいたいところです。
そんななか去年も数年来に渡り日本のクラブ・ミュージックマガジンのパイオニアとして君臨してきた「remix」が月刊誌から季刊誌に縮小し非常に悲しい気持ちになりました。
しかもスーパーバイザーを務めていた野田努氏をはじめ殆どのスタッフが変わってしまったみたいなので完全に別な雑誌になってしまうのではと懸念してしまいます。
年末に出たリニューアル第1号も正直微妙な内容でしたしね…
特に野田努氏は昔から好きなライターなのでその行く末を心配してたのですが、ちゃっかりこんなサプライズ用意してくれてました。
そうです。あの「ele-king」がまさかの復活です!
「ele-king」は野田努氏を編集長に1995年に世界初のテクノ専門誌として創刊され、国内外のDJ、ミュージシャンのインタビューを中心に、新譜の紹介やDJ・専門店のチャート等を取り上げていた雑誌で1990年代におけるテクノの盛り上がりを象徴する存在の一つでしたが、テクノの細分化が進み、ムーブメントが後退した2000年に残念ながら休刊していました。
それが今回、web版「ele-king」として再スタートを切ってくれました!
いやー、いつの間にこんなの作ってたんだろ、ビックリ。
テンション上がるわー。
ちなみに今回のweb版ではテクノはもちろん様々なカルチャーを紹介しています。
ロック、ヒップホップ、ハウス等色んなレビューやコラムもあるんで期待大ですね。
皆さんもよかったらこれ見て完全テクノモードで明日は(今日か?)LastであるFunk Upに出掛けましょう(^O^)/(shinji頑張れ!)
Funk Upのayakaさんやcoma2さんも「ele-king」読んでたのかな?
いや読んでたな、絶対(^-^)