おはようございます、Marです。


「美味しんぼ」は言わずと知れた日本を代表する食をテーマにした漫画ですね。


漫画の中には数々の実在店が出てきているようです(聞くところによると、だいたい各都道府県に1軒は実在店があるらしいです)が、佐賀県では有田から20分で着く嬉野温泉にも美味しんぼに登場したお店があります。(結構知られてるかもですが、私は初めて食べました)





そのお店は、「宗庵 よこ長」


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上の写真は嬉野ICを降りてすぐのところにある製造直売店ですが、町の中心部に中でゆっくりお食事できるお店があります。




「美味しんぼ」には39巻の中の一話「温泉湯豆腐」の回に登場します。


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山岡くんと栗田くんが実際に「よこ長」さんを訪ねています。残念ながら副部長は来ていませんでした。


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私がお店に買いに行ったときにいらっしゃった大将も、実際に漫画の中にキャラクターとして登場していました。とても感じのよい方です。


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取材には原作の雁屋哲さんがちゃんとお店まで来たそうですよ。







おぼろ豆腐(ざる豆腐)が食べたかったのですが、その時はちょうど時間帯的になかったので、木綿豆腐を買って家で食べました。



が、めずらしく写真を撮り忘れたので、気になる方は買いに行ってみて下さい。木綿豆腐は200円でした。とても美味しかったです。


遠くからお越しの方はもちろん温泉湯豆腐を食べることをオススメします。






さて、せっかくなので漫画の中に書かれた内容をほぼパクって、なぜ嬉野温泉の温泉湯豆腐が美味しんぼにとりあげられるほど特徴的なのかを書いておきましょう。



嬉野温泉の泉質は、

クロールナトリウム
硫酸カリウム
重炭酸カリウム
重炭酸ナトリウム
重炭酸カルシウム

などを含む弱アルカリ泉です。



この弱アルカリ泉が大豆タンパクの凝固作用に関係があるらしいのです。


豆腐はおおざっぱに言うと、豆乳の中のタンパク質を固めたもの。


豆乳を固める際に豆乳がアルカリさえいに傾いていると固まりづらく、逆に酸を豆乳に加えてやるとすぐに固まってしまうそうです。


出来上がった豆腐のPH値はニガリを使ったもので6.7~6.1、硫酸カルシウムを使ったものでPH6.4~6.0、というようにいずれも弱酸性なわけで、この出来上がった豆腐でも嬉野温泉の湯のような弱アルカリ性の湯で煮れば、豆腐自体が溶けてきて角がとれ、つけ汁の豆乳と合いとても美味しいというわけらしいのです。



なかなか勉強になりました。


美味しんぼの各ストーリーが書いてあるサイトに、この39巻の温泉湯豆腐の回も載っているので興味のある方はどうぞ。






以下は上写真の直売店ではなく町の中心部にあるお店の地図です。



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