者どもマラを出せ!



「花の慶次」より。

船長不在の船では、男のチ〇コのデカさで責任者が決まる・・・

でも、おっきいりんごと、ちっちゃいスイカは、どっちが大きいんかなぁ~??




kanetsugu


宇宙です・・・。





さて、前回の続きです。

屋久島はホントに雨が降ります。

年間降水量で言えば、福岡のおよそ2.5倍です。たぶん。

昔から「屋久島は月のうち、35日は雨」と表現されるように多雨地域です。

自分が滞在した21日間の8割は雨でした。

通常は「日課」の記事で紹介した通りのスケをこなすのですが、

雨の日はやる事が限定されます。




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雨の日は写経したり、作業小屋の整理をしたり、箸を作ったり、釣りの仕込みをしたり・・・

ホント、気分が滅入ります。












こんなことで時間潰したり、スイーツ」を作ってみたり・・・。

ここでたくましくなったのは、元々料理なんかやってなかったのに、「作らざるを得ない」状況にあったので作って食べてた事ですね。




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しかも、ある材料で、いかに美味しく食べるか。

そこで独創性を磨きました。



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上の饅頭は、オレンジページに載ってたのを見て作った「味噌あん かぼちゃ蒸し饅頭」

下段は、それをアレンジした、「サツマイモ蒸し饅頭 きな粉あん&大豆あん」

お寺に腐るほど(まあ、1/4は腐ってた)大豆があったので、それを何とか片付けようと試行錯誤しました。

きな粉は炒って挽いてもちろんお手製。砂糖と水で捏ね固めてあんにし、

小豆が無いから大豆を砂糖で煮詰めて、なんちゃって小倉あん。

おいしくなかったですが(笑)




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こんにゃくを薄く切ってコンソメで味付けし、カリカリに焼いた「肉もどき」を入れ、煮大豆でタンパク質を補った

「大豆カレー」



カレーはハレンチな事してるみたいでおいしかったです。

パン粉が無いから麩や「おかき」を砕いてコロッケしたり、

ピクルスの代わりに茄子のヌカ漬けを刻んでタルタルソース作ったり。




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釣った魚は刺身にしたり、唐揚げしたり。

唐揚げはブツ切りして、骨ごとバリバリと音をたてて喰らいます。

「うわっ!!揚がってない!!生臭い!!」

と思ったら骨やヒレが刺さってて、口の中血だらけの味でした。




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火を熾して、薪を足したり崩したり、吹いたりして火の加減を見ながら料理するって、

ホント大変です。

今はホントに便利な世の中です。IHなんか、完璧に火力一定やし、デジタル調理やね。

便利な物のありがたさを知る。

それも勉強でした。


最初の一週目は「帰りたい、帰りたい」と思っていました。

草むしりがイヤとかじゃないです。

水とトイレの問題です。

水道は全て山水を一度タンクに貯めたものを蛇口から出す・・・

みたいな方式だったと思います。

これが、雨の日は泥水になります。

炊事場でボウルに水を貯めれば泥が沈殿し、木の葉のクズが舞います。

洗濯をすれば白いものは一回で「驚きの茶色さ」になります。

風呂も泥水です。

泥水と書いたらそれこそ土石流みたいなの想像されるかもしれませんが、

そこまでじゃなくて、「泥混じり水」ですね。

あと、トイレ。

もちろん、昔ながらの「ボットン」というのは言うまでもないですが、

使用済みの紙は、下へ落とさず目の前のゴミ箱に丸めて貯めておき、

いっぱいになったら外で燃やす・・・という方式です。

しゃがんでて、目の前に使用済みの紙の山があるのは、何とも不快ですよw

ゾォーーーΣ(゜д゜)ーーーン

あと、雨の日、洗濯物は少し厚物生地だと、3日干しても乾きません。

晴れの日は外に干せば午前中いっぱいで乾きます。

もし、これから行かれる方がいれば、ダントツ乾きやすいユニクロの「DRY」シリーズをおススメします。


さあ、久々の晴れ間です!!

一気に洗濯物を済ませ、天日干し!!



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待ちに待った登山修行です!

次回、いよいよ屋久島の「山」と素晴らしい自然をお届けします。