オンラインDJパーティー「turntable.fm」がヤバすぎる!と思ってたら・・・
こんにちは。Marです。
久々にハマってしまうWebサービスが登場して巷で話題になっています。
turntable.fm です。
簡単に言うとバーチャル空間のクラブです。オンラインのDJパーティーとも言えます。
そうです、私たちがやってるようなDJイベントをオンライン上でバーチャルにやってるところなんです!
turntable.fm 上では、ハコは「Room」と呼ばれてるんですが、ハコは自分でも自由に作れるし人気のある人がたくさんいるハコに行ってもいいわけです。ハコにもいろいろあってジャンルが決まってるのもあれば何でもOK的なところもあります。「Room Info」というところにその辺は書いてあります。
各Room にはDJブースがあってそこにDJが立てる場所5つ用意されています。空いてたらワンクリックでそこに立てます。
これが実際の画面。
DJの前にあるコンピューターは、MacからアクセスしてるユーザーのはMacBookになってて、WindowsからアクセスしてるユーザーのはWinマークが付きます。(UbuntuなどのLinuxOSからだとどうなるかは試してないのでわかりません)
で、フロアにいるのがお客さん。お客さんもRoomに入ったときはフロアで聴いてるだけでも、DJブースに空きが出ればワンクリックでブースに立てます。
ルールは簡単。最大5人のDJで順番に曲をかけてしていくだけです。back to back ですね。
で、画面下部に「Awesome」 と 「Lame」 のボタンがついてて、部屋にいる人の誰か(DJもオーディエンスも両方含む)が「Awesome」押してくれたらDJポイントが1アップ。(そしてAwesomeって言ってくれたアバターは首を左右に振りはじめてノッてくれます)
逆に、Lame押した人がRoom内の一定割合に達したら、そのDJがかけてる曲は勝手にスキップされて次のDJに出番が回ってしまうというなかなかシビアなルールもあります。
最初は自分のアバターはかわいい子供みたいなアバターからしか選べないんですが、DJポイントが貯まって来たら使えるアバターがアンロックされるので、アンロックされたアバターに変えたらレベルアップ感も味わえるし、まさにそれがDJレベルを示しているようなものなのでユーザーのプライドをくすぐるわけです。
今月の初旬からFan機能というのも搭載されて、気に入ったDJがいたらFanになれます。FanになったらそのDJがどこかのRoomで回し始めたらメールが来ます。
有名Roomにはたくさん人が集まってるんで、そこに腕試しにDJ道場破りに行くもよし。
現実世界でもDJはしないけどクラブに遊びに行くのは大好きという人は、DJせずにプラプラといろんなRoomを散策するもよし。
自分でRoomを作って友達DJに誘ってこじんまりとプライベートバーチャルパーティーをやるもよし。
とにかくこれ一回やりはじめたらハマってしまうんでヤバいです。turntable.rm 内でもキラーチューンかかったときとかにチャット欄にこの単語良く出てきますがまさに”dope”なバーチャル空間なんです。
勉強しながらBGMにって思ってやってても、結局楽しくて勉強なんかしないでいろんなRoomに遊びに行ってしまいます。。。
テック系の人たちの間で大人気なのがわかりますね。シリコンバレーを中心にアメリカでは大ブレーク寸前。(というかすでにかなりブレーク中?)
もちろん現実世界でクラブ行ったほうがもっと楽しいのは当たり前なのですが、家にいながらにして世界中の人たちとナイトクラビングしたり、DJの腕を競ったりすることは現実世界ではできないことなのでそういう意味で非常に面白いサービスです。
自分がかけるネタ(曲)は自分のコンピューターからアップロードすることもできる(でもこれは著作権のある音楽ファイルの場合は問題があるのでご注意)し、turntable.fm 上にすでにアップロードされていれば、アーティスト名や曲名で検索したら出てくるので、それを「My DJ Queue」というまぁ言わば自分のレコードバックに入れることができます。上の画面内の右上に「My DJ Queue」というところがあって5つくらいリストが表示されてると思いますが、そこが自分の持ちネタです。
そしてどっかのRoomに遊びに行った時にかかっている曲で気に入ったのがあれば、Awesome! って言えば、その曲もワンクリックでQueue(レコードバックね)に入れる事もできるので、他のハコでその曲を自分でかけることもできます。
しかし世界中の見知らぬ人たちと一緒にDJしたり、(バーチャルだけど)クラブ行って遊んだりってすごいですね。
だって自分がDJしてたら世界中のどっかの人たちがそれに対していろいろしゃべりかけてくれたりするわけですから。
人いっぱいいるところで有名な曲(クラブ行くような人たちの間では結構有名な曲って意味ね)かけたりしたら逆にブーイングされたりすることもありますけど。(聞き飽きた的な) 苦笑。
まだ外国人ユーザーが大半なのでチャット欄は英語がほとんどですが、最近は日本でもだいぶ浸透して来たので結構日本人もいるようです。
人気Roomランキングに日本語のRoomも出て来てきたくらいですし、日本でもFacebookユーザーも多くなってきてますし今後ますます多くなってくるんじゃないかなって思ってた矢先、、、、
なんとUS以外からのアクセスが遮断されました・・・・。土曜の夜にP-suke邸で飲んでたらTwitterでそういう話題があがってたので「うわ、turntable.rm、US外からのアクセス止めたっぽい」とか言っててその時は真偽不明でしたが、昨夜実際にアクセスしてみたらほんとにアクセスできなくなってました。。
いま普通にUS外からアクセスしたらこういう画面が出ます。。残念。。
ちなみにこれもともとFacebookユーザーじゃないと使えないようになっています。
そしてFacebookの自分の友達の中に、すでにturntable.fmの中にいる人がいないと、入れないようになっています。(まぁ今では日本からは基本的に誰も入れないようになってしまいましたが・・・)
シリコンバレーでこれが立ち上がったときにかなり話題になりました。私も1ヶ月前にこれを読んですぐにアクセスしましたが、さすがにその時はまだ私のFacebookフレンドの中にはこれのユーザーがいなかったのですが、ちょくちょくログインを試みてたらちょっと前から入れるようになってました。
スタート1ヶ月で爆発的に流行り、数日前に「turntable.fm は開始1ヶ月で14万ユーザー突破」というニュースも見ましたから、相当な伸びです。そういうわけでさすがにいつの間にか私でも入れるようになってたのでしょう。友達内に一人でも「中の人」がいたらいいわけですからね。
ちなみに入れなかったら、「あなたの友達の中にはまだturntable.fm内にいる人はいません」みたいなメッセージが出て、「なぞなぞ」だされるんでそれに答えられたら、招待状が送られてくるようです。(正解でも全員には送られないてないようですが)
昔、セカンドライフという仮想空間がニュースでも取り扱われるくらい話題になりましたが、結局流行りませんでした。大企業も仮想店舗を作るくらいでしたがね。
あれは当時のマシンスペックでは厳しかったというのも一因であると思いますが、Facebookみたいな巨大ソーシャルと連携した turntable.fm みたいなのが出てくると、わざわざ別の仮想世界なんていらないというか、もはやネット上がすべてそういう状態になっている気もしてきますね。
でも繰り返しますが、やっぱ現実世界のほうが楽しいですね。クラブ行きたくても行けないときとか、バーチャル空間上で世界中の音楽好きとのコミュニケーションを楽しむにはもってこいとは思いますが。
これ、まだスタートしたばかりなので、単に曲をかけるだけになってますが、この熱狂ぶりからしたら今後どんどん進化するんじゃないでしょうかね。
実際にDJされてる人からしたらまだまだ相当物足りないし、こんなの邪道だと言う人も多いと思いますが、今後はイコライジングもできるようになったり、turntable.fm内でもっとソーシャルな機能が付加されたりとか、おもしろい展開があるんじゃないかなと予想してます。
いいなーUS内の人たち。
日本からもまた普通にアクセスできるようにしてほしいなと思いますが、たぶん難しいでしょうね。。
どうしてもやりたいという人は米国内IPに偽装したりすれば一応日本国内からでもアクセスはできるとは思いますが、いろいろ問題ありますからあとは自己責任で。
私は、またハマって夜中の読書タイムをturntable.fm 内でつぶしてしまう危険性があるんでやめときますが。^^;