こんばんは。Marです。


先週「もし自分が今後Android端末を買うなら、NFC対応を買いたい」と書きましたが、先週台北で開かれていたIT展示会「COMPUTEX TAIPEI 2011」で、中国のNetcom社がおもしろいmicroSDカードを展示していたようです。ネタ元はこちら



netcom-sd

そうです、NFC機能内蔵のmicroSDカードなのです!






携帯端末へNFCを搭載する際、セキュリティーの確保が必要なアプリをどこに持たせるかということがポイントになるのですが、今のところその方法として一般的に次の3つの方法が提示されています。via NFC Forum


1つ目は、SIMカード内にNFC用の領域を確保して、そこにアプリを突っ込む方法。


2つ目は、端末内のどっかにセキュリティーエレメントと呼ばれる領域を作ってそこにNFCアプリを突っ込む。


そして、3つ目が、SDカードのような外部メモリの中にNFC領域を確保しそこにアプリをのせたあと、その外部メモリを携帯端末に挿すという方法です。


お分かりのとおり、今回展示されていたのは、この3つ目の方法をとるmicroSDカードです。




見た瞬間、これはイイネー!!と思ったのですが、感度に問題があったり、これを挿す端末を覆う材質次第では通信できない可能性もあるということでまだまだどうなるかわかりませんが、あとは時間の問題のような気がします。


もちろんこのSDカードにNFC領域を確保する方法の場合は、ネタ元にも書いてある通り端末側に専用アプリケーションを入れる必要があるでしょうが、別にそれは全く気になりません。

現行iPhoneにはありませんが、最近のAndroid端末の多くはmicroSDスロットが付いていますから、こういうNFC内蔵のmicroSDカードを挿してアプリ入れるだけでその端末がNFC対応端末になると考えると、NFC対応か非対応かとかいちいち考えなくてよくなるので嬉しいですね。





さて、話は変わりますが、あと2時間半後に迫った、AppleのWWDC。


wwdc


先日のGoogleの Music Beta by Googleに続き、ようやくAppleもクラウド音楽サービス(iCloud)を正式発表するようですし、Mac OS X 10.7(Lion) に、iOS 5 についても詳しいところがわかりますから楽しみですね。特にiOS 5 が。


例年通りで行けばほんとはこの6月のWWDCにiPhoneの新型が発表されますが、今年は9月になるだろうとの噂がほとんどですから、今回は上記のソフトウェアやサービスがメインになるでしょうが、個人的にはMac OS X 10.7 発表時の One more thing として、Sandy Bridge 搭載の新型Mac Book Air の登場も密かに期待してます。
でも23時半現在で、Apple Store が “We’ll be back soon” になってないからなさそうだな。。
backsoon