Mac World 2009 keynote
まずiLife と iWork の新しいバージョンについて。
iLife の iPhoto では顔認識技術をつかって写真の自動分類ができるようになった模様。わたくしは数万枚の写真データを単に日付ごとに管理しているので、顔認識で人単位で分類分けできるのはたしかに結構おもしろいかなとは思うけども、それほど必要性は感じないというのも正直なところ。
もうひとつ、iPhone みたいなGPS機能付き携帯で撮影した画像や、ジオタグ機能つきのカメラで撮影した画像は、その撮影場所ごとに自動分類できるようになったとのこと。どのくらいの地域(場所)レベルで分類されるかはわからないけど、一回自分の写真をすべて撮影地域ごとに分類してみたら、自分の行動範囲とかがビジュアルで見れておもしろいかもしれません。
ジオタグ機能付きカメラでなくても今話題の無線LAN機能付きSDカード「Eye-Fi」をさしてるデジカメでも同様の効果が得られることになります。個人的にはその撮影場所ごとの自動写真分類機能よりも、Eye-Fi自体に興味があるので、もう少し価格が下がれば欲しいなと思います。
これがあれば、カメラからわざわざSDカードを取り出して、PCにさして画像を取り出して・・・という煩わしい作業から開放されるのに。。でもメモリ供給過多で市場の価格は上がると予想されてるし、今が底値なのか・・・
さて、続いてiMovie について。
Randy Ubillosがデモやってましたが、イベントの映像をこのソフトの組み込みエフェクト使ってチャチャっと編集してホームページに上げたら、簡単にオシャレな感じになりそうだなって思いました。Appleの視覚効果はかっこいいですからね。
あとはGarageBand の新バージョン。著名アーティストによる楽器の演奏レッスンができるということでしたが、特に興味なし。今から楽器初めたい人にはいいのかもしれませんよ。ちなみに著名アーティストの例としては、John Fogerty、Patrick Stump、Sting、Norah Jones あたり。
あとはkenoteの新バージョン。おもしろいトランジション効果が付いたとのことですが、動画じゃないからよくわかんない。でもプレゼンやるならPowerPointよりやっぱりkenoteがかっこいいですから期待したいところです。
恒例の One more thing は、iwork.com のリリース。iWorkで作成した文書の共有やコラボレーションが可能らしい。でもこれって結局iWorkユーザーのみが使えるってやつなんでしょうか。それならGoogle Docs を使うわという話です。でもよく調べてないから今のところあまり文句は言いますまい。
続いて、ハードウェア部門。
iPhone nano やら、Mac Book Pro アルミ版やら、Mac mini の新バージョンやら、iPod touch 10inch版 が出るやらのいろんなルーマーがありましたが、まぁ一番有力だった17inch Mac Book Pro 発表でした。
バッテリー駆動時間が8時間なのと、解像度が1920 x 1200なのと、ピカピカディスプレイが嫌な人向けのノングレアディスプレイのオプションがあるのはたしかにいいけど、素人にはここまでのスペックはいらないっす。てか高くて買えないし。US$2799。それよりMac Book のバッテリー駆動時間を増やしてノングレアディスプレイにしたモデルを追加で出してほしかったな。
てな感じで終わったMac World での 最後のApple keynote 。 やっぱ最後はジョブズ総帥にやって欲しかったですよね。
本日は長々と興味のない人にはまったくおもしろくないAppleネタ、失礼いたしました。