ノートPC用の汎用ACアダプターを買ってみて思ったこと
これです。
PCによって、ACアダプターの差込口(出力部分)の形状が微妙に違っているので、例えば昔持ってたノートPCのアダプターを、新しく買ったノートPCで使えないかと思っても、使えないことがほとんどです。
しかしこの汎用ACアダプターは、DELL、NEC、FUJITSU、SONY、TOSHIBA、IBM、シャープ、パナソニック、日立など、日本で広く販売されている各PCメーカーのノートPCに対応しています。
上記主要メーカーのPCのACアダプターの差込口は、だいたいが上の写真にも写っている6つの形状のどれらかに該当するようなのです。この商品はその差込口の先っぽだけを変えて、それぞれのノートPCに対応させるわけです。
ノートPCの駆動電圧は端末ごとに異なるため、コンセントから入力された交流電力を、ACアダプター本体に内蔵された変圧器で変圧して、整流、安定化させたあと、ノートPC側に出力しているのです。
差込口の形状がおおよそ6つくらいのうちのどれかに該当するということと、駆動電圧もほとんどのノートPCが16V、19V、(一部DELLなどは)19.5V、20V のどれかであるということは買ってから知りました。
しかしそうであれば、メーカー各社はそれぞれが自社のノートPC用のアダプターは一切作らないようにして、ACアダプターだけを専門で作る会社とか作ってそこに出資なりして、そこでは各社に対応する汎用ACアダプターを作るようにしてはどうかと思ってしまいます。
そしてメーカーは自社のノートPCに汎用ACアダプターを同梱させて、自社PCにあった差込口(先っぽ)だけを付けてやればいいのではと。
そうすれば、ユーザーも前に使ってたノートPCのACアダプターを、次に買ったノートPCに差込口だけ変えてやれば使えるし、各社のACアダプターは一括でその会社が作るわけだから、技術的にもACアダプター本体の大きさをもっと縮小化できるようになるかもしれないし、コストも安くなりそうだしと。
ただ、ACアダプターがどれだけ小さいかというのは、そのノートPCという商品の評価の一つにもなっているわけで、そこは各社が切磋琢磨するべきところかもしれないですし、ノートPC毎に異なる電圧で駆動しているからその辺を100%汎用的に作るのは、安全面からみて技術的にまだ難しいのかもしれないのですが・・・
でも使えなくなったノートPCのアダプターって、どうもいつも勿体無いなって感じるので、素人の利用者目線ではそうなってくれないかなと思ってしまいます。だって昔は携帯も端末買ったらACアダプターついてきてたのに、最近ってついてないですしね。そういう流れっていいんじゃないですかね。
まぁそれよりも、根本的に差込口と駆動電圧を完全統一してもらったら一番いいのかもしれませんが。
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