前衛的な結婚式余興集団「海綿隊」2010年新作発表
昨年5月の公演から10ヶ月あまり、前衛結婚式余興集団「海綿隊」がついに新作を発表しました。
遠くに住む海綿隊ファンからは、「今回の公演映像の公開はまだか」「早くみたい」などメールをお寄せいただいたりもしました。
なかなか公演当日の映像素材が集まらずお待たせしてしまいましたが、ようやく一昨日ある程度そろいましたので再編集し公開できる運びとなりました。
YouTubeにアップしていた「海綿隊」の前回の公演映像は、7分もある比較的長めのものにもかかわらず、公開してたった1ヶ月ほどで1万ビューを超え、コメディ部門で度々100位以内に入るほどの人気ぶり。
その後のアクセス数もとどまるところを知らない感じでしたが、突然「摘発」され公開停止に追い込まれました。
なぜ「摘発」されたのかはだいたい予想がついていますが、まさに「海綿隊」らしい幕引きということで、私もまぁそこそこ反響を楽しんだことだしもういいやということでそのままにしておりました。
しかし熱烈なファンのみなさまからは、いまでもその公開停止になった映像を個別にDVDに焼いてくれと言われるほどでしたので、今回の新作公開と同時に、前作品も9ヶ月ぶりに復活させてみました。ですので、まだ一度もご覧になったことがない方はこちらもぜひご覧下さい。(今回はタグとか付けず、極力こっそりやってるのでしばらくは大丈夫と思います)
さて、そんなもはやセミプロとも言える結婚式余興集団「海綿隊」が先日のharishiの披露宴にて2010年の新作発表を行いました。
やはり田舎者の我々にとって、披露宴には品のない歌や踊りの余興がかかせません。新郎新婦の門出を祝福するために文字通り「一肌脱ぐ」余興人たちを見ると、誰もがハッピーな気持ちになります。
我々「海綿隊」も基本的に歌や踊りのティピカルな田舎余興をベースにしており、それは我々のアイデンティティとも言うべきか、譲れない部分でもあります。
しかし我々は常に、他ではあまり見ないようなエンターテーメントショー的披露宴余興で観客のみなさまが楽しんでいただけることを目指しています。
「海綿隊は前衛的だ」と言われる所以もそこにあり、そのために我々は公演日までの数週間は寝る間を惜しんで練習し、披露宴当日はほぼ徹夜で朝まで踊りや映像の最終確認をすることはもちろん、披露宴のわずか数時間前まで映像・音声の微調整を行うほどそれに対する努力を惜しみません。
もちろん新郎新婦の門出を心より祝福するためでもありますが、そんな大舞台でスベりでもしたら田舎では末代までの恥になる可能性すらあるからです。
また最近ではそこそこ名が知れてきていますので(もちろんかなりローカルにですが)、観客からの期待値も高く、メンバーたちは時にそのことでナーバスになることもあります。
今回も、やると決めた踊りの難易度があまりにも高く、センターを務める隊長のShinjiが披露宴2日前に「やっぱオレにはできない。踊りと課題曲を変えよう。ホントにお願い」と真剣に半泣きで懇願するほどそれはそれは過酷な状況でした。
しかしメンバーみんなで励まし合い、身体の各所にあざを作りながら、一つずつ課題をクリアしていき、衣装や小物を買いそろえ、全体構成を練り、曲や映像をエディットし、また練り直し、リエディット。ようやく当日の公演までこぎつけました。
そんなこんなでなんとか出来上がりました、結婚式余興集団「海綿隊」2010年の新作をご覧ください!
いかがでしたでしょうか、海綿隊の新作。楽しんでいただけましたでしょうか。このタンバリンさばき、見るのとやるのとでは全く違うのです。このレベッカの「フレンズ」のBPMに合わせるとなると至難の業なのです。
前回は長いという指摘もいただきましたので、今回はコンパクトにまとめてみました。その中で、踊り、時事ネタ、品のなさ、シニカルさ、知性?、かっこ悪さ、そして笑いの要素を少しずつ盛り込んだつもりです。
しかし実は今回はこれだけではありません。
なんと深夜の練習風景、公演直前の緊迫した楽屋裏、そして公演直後のプレッシャーから開放されたメンバーの秘蔵映像を含んだ、ドキュメンタリー風のディレクターズカット版もあります。これはまた追って公開する予定ですのでそちらのほうもどうぞお楽しみに!
いや素晴らしい!!
練習には一番来てなかったのに…
いつの間に自主練してたんだか。。。
素晴らしいクオリティーで、メンバーの努力に涙の滲む思いで見たよ。
そろそろ金取れるレベルになってきたね~。
めちゃくちゃ面白かったー!!
明日企画室の皆に見せたいと思います。
おかげで、老若男女に好印象のコンセプト通りの新旧入り混じった披露宴になりました。
なかでも、海綿隊の余興は、おっちゃん、おばちゃん、じいさん、ばあさん、ちびっこにも大絶賛でした。(現代の余興はここまで進化してるのか?とか、あの海綿隊のみなさんは、余興を生業にしてるのか?とか、他で披露宴がある際にも余興を頼めるのか?など)
しかし、2009年5月公演もやっぱり何度観てもオモロイね
舞台上の舞だけでなく、映像構成のクオリティーが素晴らしいね。
今度はいつ我々の前に現れるのだろう・・・・・・
今回の新作と2009年公演も10回以上見たよ。
おもろい(*^_^*)!!妹のkarinnも笑っていたよ。
これからも、頑張ってください。海綿隊最高!!!
今回は過去最高の難易度でした。。。
マジで逃げ出したかったです(笑)
会社の昼休みも練習し、家で練習してたらオカンから
「あんたね、余興は、たいがい分でよかとよ」
と言われ、
「いや、オイ達素人やないけん」
と返したプロフェッショナル魂。
新郎新婦を祝いたい、会場を盛り上げたい一心でございます。
しかし、何回も見てると、タンバリンの最後のキメの
marは、完全に女ですな(笑)
あと、前回公演の最後のキメ。
ポロリをかえりみないyu-ki(槍)の突きは最高やね。
個人的にキュートン編がベストバウト。
それにしてもハードルがどんどん上がっていきますなぁ。。。