Google Developer Day 2010 に参加してきました。


お疲れ様です。Marです。



Google Developer Day 2010 に参加してきました。



これは、世界各地で毎年開催されているGoogle I/O に次いで大きなデベロッパー向けのイベントで、日本国内では最大規模のものです。


ダメ元でDevQuiz(Googleが出題する問題)に回答を提出しておりましたら、ありがたいことにGoogleさんから参加権をいただくことができました。




場所は東京国際フォーラム。


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Androidのマスコットキャラ(通称 : Android Goodies)がお出迎え。


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午前中は基調講演です。

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いつもビデオで見ているGoogle I/Oとほとんど同じ感じのKenoteを生で見れたのでちょっと感動。


(ちなみにこれが今年の5月にSan Francisco の Moscone Center で行われた Google I/O のKenoteの一つ)








そして今回はこんな感じ。



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基調講演では、このブログでも少しだけ言及したことのある、HTML5 や、Android について。そしてクラウドプラットフォームについても。先日一瞬だけ書いたGoogle App Engineのことや、Webアプリケーションを販売するChrome Web Storeについて話されました。


専門的なことは別のところで書くとして、このブログエントリーではみなさんが最近新聞とかで見かけるようになったものだけになるべく言及していこうと思います。



基調講演の内容はどれも印象深く、しかも全てが関連しあうものなので、特にどれがというのは選べないのですが、比較的わかりやすい例としてHTML5について話された内容を紹介しましょう。



マークアップ言語としてのHTMLがこれまでWeb(インターネット)を支え、従来のWebは単に見るためのものだったのが、次世代のHTML5の時代になると、Webがアプリケーションのプラットフォームになるのです。


これはとてもすごいことです。



いま誰もが普通にパソコンにインストールしているソフトとほとんど変わらないような見た目や操作性、機能を持ったWebアプリケーションが続々登場してきます。HTML5というWeb標準がそのプラットフォームとなるのです。


使い手はブラウザーさえあれば(もちろんインターネット接続は必要ですよ)いいわけです。だから基本的にはOSはWindowsでもMacでもLinuxでもiOSでもOK。


(その端末のハードウェアの一部をアプリが使用するような場合はちょっと依存関係が出てくるかもですが。これ念のため)





基調講演ではHTML5を使ったいろんなデモもありました。

(HTML5のデモとして、Googleが提供している、HTML5Rocksというサイトがありますので、どんなのだろう?という方はそちらをご覧ください)



北米では今までの携帯からの検索数を、スマートフォンからの検索数が抜き、世界中で考えた場合はPCよりもモバイル端末のほうが圧倒的に多いことを挙げ、そこ「からの」、Androidの話。


Webアプリ開発プラットフォームとしてGoogle App Engine(GAE)の話とか。

そして、開発者が作ったWebアプリケーションのマネタイズをどうするかという話「からの」、Webアプリ販売プラットフォームとして、Chrome Web Storeの紹介。


っていう感じでした。(GAEとかChromeWebStoreとかはあんま新聞とかには出てこない内容と思いましたが、流れ的に一応説明)



で、余談ですが、基調講演最初に流れたオシャレな映像が、基調講演のラストで話された石原さんのおもしろ登場シーンの布石になってて良かったです。

このオシャレで知的でおバカでお金かけてる演出は今後の海綿隊活動の参考にしようと思いました。




基調講演が終わり。昼食のサービス。


その名も「Chrome丼」。味はちょっと濃い目だったかな・・。



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こちらGoogleのT-Shirts。ちょっと反射して見えづらいですが。T-Shirts好きなので欲しい。




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午後からは、自分の興味のあるものを自由に見てまわる、BreakoutSessionの時間。


専門的な話が多いので内容は割愛。だいたいどのセッションも見た目はこんな感じ。


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夕方最後のセッションが終わってからは、デベロッパーサンドボックスに少し立ち寄りました。


デベロッパーサンドボックスとは、Google の開発者向けツールや API を利用したアプリケーションや技術を、直接紹介しているショーケースです。(説明 via ここ)



おもしろい展示がたくさんありましたが、その中でわかりやすいものだけいくつか紹介。


これ、いろんなAndroid端末。こんなに並んでたら欲しくなる。ちなみに去年のGoogle Developer Dayでは、参加者全員にAndroid端末がプレゼントされたのですが、残念ながら今回はありませんでした。。

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ちっちゃいアンドロイドのマスコットたち。


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で、お出迎えしてくれたでっかいヤツもいました。

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これちゃんとAndroidOS上で動作するソフトで制御された着ぐるみロボットなんです。施設の案内係もできるし、情報収集もできるらしいです。もちろん収集した情報はクラウド上に保管されてシェアもできるようです。


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こちらは以前にもこのブログで紹介したことのある、セカイカメラを開発している頓知ドットのブース。この日の朝、Android用のセカイカメラがバージョンアップしたそうです。


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株式会社鳥人間さんのブース。AR(拡張現実)アプリ、その名も「ToriSat


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空に向かってAndroid端末やiPhoneをかざすと、国際宇宙ステーションの軌道とか、衛星の軌道とか、天体とかが画面上に出てくるもの。

昼間でもいま自分の頭上にどの星座があるのかとか、国際宇宙ステーションがどこを通っているのかわかります。

スカパーとか地デジとかのアンテナを設置するときとかに重宝するかも。

P助必須アイテムか?







AR(拡張現実)流行ってますね。あと、GPSを使った位置情報サービスも。



というわけで最後はいろんなライトニングトークを見させてもらって帰りました。でも飛行機の時間があって全部見れなくて残念。


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刺激を受けてモチベーションあがっている間に勉強勉強。



主要ブラウザーがHTML5をサポートしたら(InternetExplorer9 待ちです)、勉強してこのサイトもHTML5に移植したいですね。そしたらもっとおもしろくなりそう。それより海綿隊のドキュメンタリーの続き早くリリースしろよって言われそうですが。。。







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