順走ダイアリー #5 カレーに勝利し、納豆ご飯に敗北して、いつもの除算が始まった。






お疲れさまです。Marです。

本家、逆走ダイアリーのパクリ、前回 #4 の続きです。

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走っていると足の裏を刺激することになるため、脳にも刺激がいって良いと聞いたことがあるが、たしかにその通りだと思う。



私は普段はゆっくり自分の考えを巡らすような時間はほとんど持たない。ほんとはそういう時間も持ちたいと思うのだが、ゆっくり時間があるときも、ついついPCやケータイやテレビの画面を見ていたり、本や雑誌を見たりしていることが多いので、何も情報を入れない状態で、ぼんやりと自分だけで何かを考えるということはあまりない。たぶん現代人の結構な割合の人が同じだと思うが。



しかし走っている時は「走る」という行為をしているため、無駄な時間とは全く思わないし、イヤホンで音楽やPodcastを聴きながら、いろいろ思考を巡らせることができる。というかいい感じに勝手にそうなることが多い。一人でゆっくり頭の整理ができる時間になるわけだ。




その日は、仕事から帰って来ていつものようにカレーが食べたかったので、カレーを作った。しかし平日で仕事が終わってからだったので、カレーができあがったときすでに21時。相当お腹が減っていた。が、ここでカレーに手を出してしまうと絶対に走っているときにヤバいと思って、カレーはラン後にと我慢したが、逆に何も食べないとなると空腹で倒れそうだったので、妥協案として納豆ご飯を軽く一杯食べた。



で、ランスタート。



序盤は比較的調子が良くいつも通りどうでもいいことが頭をぐるぐる駆け巡る気持ちのよい状態だったが、3km付近で先の納豆ご飯が悪い影響を与えて来た。



お腹は調子悪くなるし、呼吸のリズムも若干悪くなりフォームも崩れる(まぁ自己流なので大したフォームでもないが)。そうなると気持ちのよい思考状態は一気になくなり、しきりに今何km走ったとか、今何分経過したとかをチェックするようになる。



そして今日の目標の○kmまであと○kmだから、一周600mのトラックだとあと○周走らないととか、いま全体の○%だとか、割り算みたいなことばかり考えてしまって、ついには早く走り終えたいとかそういう嫌なことばかりで頭の中が埋まっていき、どんどん楽しくなくなってくる。



大会に出ても少なくとも必ず一度は訪れる、この思考停滞状態とラン残量を算出するための除法という負のスパイラル現象。開始3km地点なんかでこの状態になると結構つらいので、やはり直前に胃の中に入れる物と量には十分気をつけなければならないと再痛感した。



とりあえず6kmくらいでもち直し、なんとか目標近くまで走れたのでよしとしよう。しかし本番1週間前の今週末にマックスまで持ってこようと思っていたのに、こんなんじゃほんとに完走できない気がしてきた。。




ちなみにこの日のプレイリストは、いつものようにYu-kiから貸してもらった、The Drums / Summertime!





(聴いてるとついスピードを上げたくなることが多かったが、つとめてゆっくり走った)



距離 8.42km
タイム 55’41”
ペース 6分36秒/km
消費カロリー 503kcal






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