「情報」について
今、テレビやネットや人からの情報など、いろんな情報が入り乱れて一体どの情報が正しくてどれが正しくないのか誰にもわからない状態になっているように感じます。
その時は正しい情報だったかもしれないけれど、状況の変化によっては結果的に信じるべき情報ではなかったということにもなりますから、正しい正しくないの2元論ですらないのかもしれません。
みんな自分が得た様々な情報や自分のポリシーとかに照らした上で、行動を決めていってると思いますが、これからとある行動をとるとしたとき、それが結果的に正しかった場合のメリットと、正しくなかった場合のデメリットを、短期的・長期的に予想して天秤にかけ、自己判断で行動を決めていかないといけない状況な気がします。
これは別に今のような状況下だけに限ったことじゃなくて、これまでもみんな意識的にしろ無意識的にしろずっとしてきたことと思いますが、特に今はそういう風に思うようになりました。
そのためにはできるだけたくさんの情報、それもなるべくいろんな意見(ある意見に対して真反対の意見とかも)を得ていた方が私としてはいいような気がします。
全く話は変わりますが、ソーシャルグラフという言葉があります。詳しくはリンク先とかを読んで欲しいのですが、mixi離れをする人が多くなってきた理由について興味深い分析(というかただのつぶやき)があって、要は流行りが終わったんじゃなくて、ソーシャルグラフが平準化されていって刺激がなくなったから、新たな刺激を求めて違うソーシャルサービスにユーザーが移ったというのです。
つまり「類は友を呼ぶ」わけだから考え方もみんな自分と似たようなことが多いわけで、でも無意識に新たな刺激を求めてしまうから全然違った考え方を聞いてみたいとなると、勝手に興味ある人をフォローできるTwitterのほうがよかったということでしょう。
もちろんTwitterも自分が興味ある人をフォローするわけだから、基本的に似たもの同士がだんだんつながっていくことには変わらないのかもしれませんが、少なくとも友達同士を結ぶmixiやFacebookとは少し違ったグラフになると思います。
実際ここ最近TwitterのTLを眺めてても、全く異なる意見が次々に飛び交っているわけで、これは情報の偏り方という点ではFacebookやmixiなどのソーシャルネットワークサービスおよび実生活とは少し違っているなと感じました。(Twitterの是非は置いておいて)
私たちはまだたくさんの情報に得れる状況にありますが、被災地の方の中には私たちが普通にテレビで見ているような情報すら得られない人も数多くいらっしゃいます。そういうことを考えるともどかしいですが、それよりも食料や燃料すらない方々がまだたくさんいらっしゃることもまた事実です。
自粛すべきという方もいれば、元気な人は自粛せずに今後の復興のためにいつも通り(いつも以上に)経済活動すべきだという人もいる。どのような行動をとるかも自分次第。どちらが正しいどちらが正しくないとは誰もはっきり言えないのではないかと私は思うので、各人が自分の信じる行動をするしかないのかもしれません。
なんか書いてたら結果的に小難しい文になってしまいましたが、次回は明るい感じの話題書きます。
そして引き続きこちらも、被災者の方のための選択肢の一つとして宜しくお願いします。
Justgiving
今日の一曲。