「taQmaの車窓から」~その0
陶器市が終わり通常業務にやっと戻ったワタクシの元に一本の電話が。 誰かと思えば、Y!Y!CのゴッドファーザーことtaQmaではありませんか!
聞けば、昨晩有田で呑んだのはいいが、朝からみんな仕事で出払ってしまいひとりぼっちになったそう。
ワタクシも仕事中という旨を説明するも、「せっかく有田まで来たのに会ってもくれないの…」だの、「色々と積もる話もあるし」だの、「今日会わないときっと後悔するわよ」だの、完全に元カノ風情でまくし立てるtaQmaの誘いを断る事ができず結局昼休みにランチをすることに。
待ち合わせ場所に向う途中の母校前で後輩にあたる現役高校生にオレンジレンジに間違えられた直後のtaQmaを無時ピックアップしていざ波佐見へ。
残念ながらお目当てのmooksが陶器市後の臨時店休日のため隣の雑貨屋&ギャラリー「monne porte」へ。
アートに関しても相当詳しいtaQmaはお店のスタッフとも意気投合。ついつい長居してしまいました。
で、スタッフの人に近くにオススメの御飯処無いかと訊ねたところ、最近波佐見に陶農レストランなるものがオープンしたとの事でこの機会に行ってみることに。
「陶農レストラン 清旬の郷」
ここは地産地消にこだわり、地元波佐見産の野菜、お米、味噌等を用いた料理を波佐見焼の器に盛り提供するという、かなりスローフードなレストラン。
連日の飲み会で胃腸も悲鳴をあげていたので非常にありがたいかぎり。
しかもご飯はかまどで炊くという徹底ぶり。
そこでtaQmaも挑戦!
日頃の不摂生がたたり酸欠状態に…
気を取り直しテラスへ。 川のせせらぎも聞こえかなり癒されます。
普段は都会の喧騒の中で暮らすtaQmaもリラックスできたようでなにより。
そうこうしているうちに気付けば昼休みの時間も終わりに近づいてきたので店内のテーブル席に陣取り早速オーダーする事に。
taQmaは「波佐見焼御膳」、ワタクシはネーミングに釣られ「おっかあの生姜焼定食」を注文。
taQmaがしつこく何で「おっかあ」なのかを店員さんに聞くも、「波佐見ではお母さんの事をそう呼ぶんじゃないんですか? 私は鹿島の人間なので分かりかねますが…」と微妙な返答しか返ってこず。
地産地消にこだわる割に店員は波佐見人じゃないんかい! そもそも波佐見人の口から「おっかあ」という言葉を聞いた事が無い二人はモヤモヤしたものを抱えたまま料理を待つことに。
空腹が絶頂まで来ていたので先程の一件は一旦置いて、食事に集中するtaQma。
しばらくすると、何やら店内がざわざわ。どうも波佐見ケーブルテレビが取材に来ている模様。
さすがに食事中のワタクシ達には絡んでこないだろうと思っていたら、完全に取材クルーの視線はtaQma
に夢中。
「こりゃ、良い獲物見つけましたぜ!」 「視聴率取れますよ。ディレクター!」という声が聞こえてきそうなほど興奮している取材クルー。
taQmaと目が合うやいなや、突撃インタビューが始まってしまいました。
ヴィジュアルからは想像できないtaQmaの軽妙な語り口に最初は面食らっていたリポーターも最後は身を乗り出してインタヴューしてました。
取って付けたようにワタクシにもインタヴューするリポーター。完全にtaQmaのバーターですな。
取材後、残りの料理を平らげ合掌。 ごちそうさまでした。
まあ色々とありましたが記念撮影して店を出ることに。
気付けば時刻は既に三時前。職場に戻る旨をtaQmaに伝えると、せっかくだからお土産に焼き物買っていくとのこと。
という訳で一路有田へ。
とにかく好奇心旺盛なtaQmaはウチの窯でも色々と物色してました。
お眼鏡にかなうモノが見つかったようでなにより。
結構いっぱいお買い上げいただき、ありがとうございました!
たまたま訪問していたブログキングと記念撮影。
taQmaを実家のある早岐に送り届けた時にはすっかり夜に。
悲喜こもごもありましたが非常に楽しい一日でした!
まあ翌日はもっとスゴイ事になったのですが…(marの記事参照)