マサイ族に「ミニにタコ」で、マーシーのブログにtaQmaのことが!


うちのゴッドファーザーtaQmaは、マーシーこと田代まさしの大ファンです。

mashi

taQmaはマーシーのギャグが大好きで、マーシーの人生をかけた伝説の大ギャグ「ミニにタコ」を世界に広める宣教師と言っても過言ではないでしょう。



そんな強い思いはいつか伝わるものなのですね。


ついにtaQmaがマーシーとつながったんです。なんとマーシーのブログにtaQmaのことが載ったのです!しかもtaQmaはマーシーに「俺はこいつの事を認めざるしかない!」とまで言わしめて。



なぜマーシーがブログでここまでtaQmaのことを褒め称えたのか。





数年前taQmaはケニアを旅しました。マサイ族にマーシーの伝説のギャグ「ミニにタコ」を伝えるために。




詳しくは「taQmaのケニア旅行記(一部抜粋)」をご覧下さい。(taQmaから転載許可もらってます)


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~前段省略~



オブザベーションヒルに到着。

高さは、たぶん50メートルほどなので、大した事はないが、視界を遮る高いものが皆無のサバンナだけに、頂上から眺める360度パノラマの風景は絶景だ。

頂上には、展望台のつもりか、かなりボロい掘っ立て小屋が建っていて、中に入ってみると壁や柱の至る所に、記念の日付や名前やメッセージなどが書き込まれていた。

ただ名前を書くだけでは、芸がないので、今この場所に一番相応しくないであろうメッセージを残してみた。


minitako
ミニタコなめのサバンナ 日本人が見たらなんて思うだろう


マーシーも、人生をかけたこの伝説のギャグが、ケニアの国立公園に刻まれていると知れば、感無量だろう。

ロッジに戻り、夕食の前に、先程のマサイのガードマンのところに遊びに行く事に。 今日のサファリについて話していると、ロッジの外がなんだか騒がしい。

私服姿のスタッフが数人、言葉を交わしながら、小走りでどこかへ向かっている。

尋ねてみると、なんと、かなり大型のオスのゾウがこの周辺まで迷いこんできたらしい。 思わぬ事態に興奮していたところ、マサイのガードマンが「一緒に見に行こう」と誘ってくれた。

「でも、客がロッジの外に出たらまずいんじゃないの?」と逡巡していたが、「いいよ、ガードマンの俺が許可すんだから」との言葉に甘え、見に行く。



歩く事一分程で、問題のゾウを発見。

デカイ!今までサバンナで見た中でも、相当でかい部類にはいるんじゃないだろうか。 しかも、サファリ中と違って、車に乗っていないので、目線が低く、更に大きく感じる。 数人の野次馬と、遠巻きに眺める。

単独のオスのゾウは気性が荒い為、あまり近づきすぎると危険らしい。 ゾウの動きに合わせながら、観察を続けていると、どんどん人が増えてくる。 現地の人でも、ここまでロッジの近くにゾウが来る事は、とても珍しいことなのだろう。

更に、それを見ている観光客は俺だけなので、とてつもない優越感もあり、最高の気分だ。 帰りは、連れ出した責任もあるという事で、ガードマンが部屋まで送ってくれた。



その後、レストランで夕食をとっていると、にわかに辺りがざわつき始め、皆が食事を放り出して、中庭のほうに身を乗り出している。 なんと、先程のゾウがロッジの中庭まで紛れ込んできたのだ。

暗闇の中からゆっくりと姿を現し、中庭の噴水の水を豪快に飲み下す、迷いゾウの姿は、噴水のライティングもあいまって、とても幻想的だ。 客はもちろん、ロッジのスタッフも仕事を中断し、その素晴らしい光景に魅入っていた。



ゾウがどこかへ去ると、バーのほうでマサイ族の青年5人による、ダンスショーが始まったようだが、客もまばらでイマイチ盛り上がりに欠け、早々に終了していた。

部屋への道をとぼとぼと歩いていると、先程ショーを行った、マサイ族の五人組が、猛烈な勢いでこちらに駆け寄ってくる。 そばまで来ると、「ジャパニーズマサイ!」と笑いながら声をかけてくる。


どうやら、昼間話した、マサイ族のスタッフから俺の話を聴いたようで、コミュニケーションをとれるチャンスを窺っていたらしい。 まずは、お互いの自己紹介。


英語が一番達者なリーダー格の青年が「右から、・・・で、・・・で...」と紹介を始める。



そして、最後の一人の紹介の時に、「こいつはクマモト」と言って、みんなでニヤニヤ。

実は、スワヒリ語で、kumaは「オ○ンコ」、motoは「熱い」の意味なので、日本でクマモトという地名や名前がある事を知った上で、からかっているのだ。


あらかじめ、知っていたので、俺も笑いながら「クマモト!クマモト!」と連呼すると、大爆笑。

やっぱり、下ネタは世界の共通言語だね。



リーダー格の青年のダニエルはかなり日本に興味があるようで、あくまで単語どまりだが、結構な数の日本語を知っていた。

ケニアでは、スポーツでいえば、マラソンとサッカーが大人気で、特に最近のサッカー人気には目を見張るものがあるそうだ。 ケニア自体は、まだまだ弱いものの、最近になって、欧州リーグの中継も始まり、その熱は高まるばかり。 当然、ダニエルも大好きだそうで、「日本のサッカー選手だって知ってるよ」との事。


たぶん、中田あたりかな?と思いつつも、誰を知っているのか尋ねてみると、最初にダニエルの口から飛び出した名前が「トダ!」 なんで、そんな微妙な選手知ってんのか疑問に思いながらも、その後も、「カワグチ、イナモト、スズキ」と、驚くほどよく知っている。


中田と中村に関しても聞いてみると、中田は聞いた事はあるが、中村はよく知らないということだった。以前は、イギリスの植民地だっただけに、プレミアの情報のほうが浸透しているんだろうか。




話も一段落ついたところで、彼らと別れ部屋へ戻る。

その時になって、マサイ族を使って撮りたかった写真があったことを思い出し、仲良くなった事だし、彼らに協力してもらおうと、大急ぎで準備をし、追い駆ける。 すでに、ロッジをでてしまったようだが、すぐ近くのスタッフ用の宿舎にいるようなので、通りかかったおっさんに、呼び出してもらう。

戻ってきたダニエルに、「せっかく仲良くなったんで、写真を撮りたいんだけど」と伝えるも、やはり、そこはマサイ族、あんまりいい顔はしない。 お礼を支払うという事で、説得し、かなり多めに握らせると大喜びのダニエル。


「もう一人くらいいるといいんだけど」と我儘をいってみると、「すぐに呼んでくる」となんなくオッケー。 「じゃあ、一緒に行ってもいいか」と更に我儘を重ねてみる。


少々悩みつつも「まあ、見つからないように...」と、金に目が眩み、とても協力的なダニエル。


スタッフ用の宿舎を、見つからないように注意しながら進み、こっそり仲間を呼び出す。


先程の5人組の内の、一人が協力してくれる事となり撮影開始。 そんな苦労の末、撮れた写真がコレ。



masato 右がダニエル 左はその親友(名前忘れた)



暴走族のような、人気キックボクサーのような雰囲気漂う、日本文化とマサイ文化のコラボレート。

「意味は、マ・サ・イ」だと説明し、そのままプレゼント。

思ったより喜んでいて、「日本人の観光客が来たら、見せてみるよ」なんて言っていた。

大丈夫か?




そして極めつけはこれ。


minitako2 マサイとマサシの夢の共演 世界初!




ここでも、マーシーが大活躍。

「日本の有名なジョークだよ」と説明しておいたので、そのうちケニアでミニタコブームが起きて、マーシーが大人気になったりしないかな。

無理だろうけど。


さて、色々な事がありすぎて、長かった一日もほとんど終わり。

明日は朝から、他の国立公園へ向けての長時間の移動の為、車で多少の睡眠をとれると考え、今日は夜更かし。

迷いゾウに踏み潰されないかドキドキしながら飽きもせずに、3時間も夜空をみて過ごす。


~後段省略~

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とまぁこんな感じでtaQmaはケニアでマサイ族に半紙に墨で書いた「ミニにタコ」を持たせていたのです。



ちょうど先月taQmaがこっちに帰ってきてこんなことやってる頃、マーシーが秋葉原で新刊のサイン会をやっていました。


そこにtaQmaの代理で、taQmaの彼女が「マサイ族 with ミニタコ」の写真を持って行ったところ、マーシーがかなり感激して、こうやってマーシーのブログにtaQmaのことが書かれたわけなんです。すごい!



で、そのときもらったサインがこれ ↓

minitakosign

taQma、もう感無量だったらしいです!!



いやー、繰り返しますが、思いはいつか伝わるものですね。



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コメント

  1. yu-ki より:
    ギャハハハハ!!
    是非いつの日かマーシー&taQmaのツーショットが見たいっす。
    何気に二人共佐賀出身やしね(^o^)
  2. キャップ より:
    「もし他にも作品を持っているのなら送って欲しいです。」
    ってことは少し絡んでみたいってことやないか?

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