加圧トレーニングと行動科学 石田淳「続ける技術」 その1
それでちょっと前から加圧トレーニングを開始しました。
われわれ Yeah! Yeah! Crew はだいたい「ひ弱系男子」が集まっていますが、私はご覧の通りその中でも特にガリガリでございますので、昔は少しはコンプレックスもあって、「鍛えなければー」なんて思ってましたが、30越したらそんなコンプレックスもだんだんなくなってくるもので、誠に困ったものです。
根が怠惰な人間だけに、こんな外見してたらますます見た目的にも怠惰な人間だと思われてしまいます。
それはちょっと恥ずかしいことなので、本当は「蘇る金狼」のときの朝倉や、遊戯シリーズの鳴海昌平を演じる松田優作ばりのしなやかな筋肉美をめざしたいところですが、体質的にそこまでなるのはたぶん相当難しいと思うので、せめて細いながらもちゃんとトレーニングしているのがわかる程度(所謂ホソマッチョっていうの?)にはなっておきたいと常々思っているわけです。
加圧トレーニングは結構話題になっています(Crew で唯一マッチョなragazzaウッチーもやってるらしい)のでご存知の方も多いと思いますが、ざっと説明すると、こんな感じ。
・ まず、腕や太ももを専用のベルトで絞めて血流を制限します。
・ その状態で約10分程度運動をします。
・ すると疲労物質である乳酸が貯まります。
・ それを感知した脳が成長ホルモンの分泌を促進させます。
・ そうすることで、たった10分程度の運動でおよそ1時間くらい運動したのと同じ効果が得られるという仕組みです。
短時間でしかもそれほど高い負荷をかけずに結構な効果が出るということで、時間効率を気にする私としては「こりゃいいぜー」ということで始めてみました。
1時間分の運動と同じ効果がたった10分で得られるらしいのですが、加圧しながらの運動は実際の感覚的にはかなりの負担感があり、終わった時は結構きついです。
たった10分ですが、たしかに1時間ほど運動したくらいクタクタになることもあります。まぁこれも毎日の腕立て伏せと一緒で、慣れていくらしいので、やっているうちにどんどん楽になってくるとは思うのですが。
さて、これまでもマラソンや筋トレを始めた経験は何度となくあるのですが、どうしても数ヶ月したら忙しいからだの何だのでやめていました。短いのだと1ヶ月も持たないものも。。
何事も飽きっぽいので継続しないわけです。
運動系に限らず、勉強系も英語ニュースのリスニングなども毎日ずっとやると決めていたのに、(これは結構続いたのですが)結局今ではたまにしか聞いていないし、今現在で一番続いているものと言えば、6年ほど続いているおこづかい帳を付けることくらい。でもこれはさほど負担になることも少ないため続いているだけであって、めんどくさいこととかきついこと、コツコツ努力系になると、やはりもって数ヶ月というダメダメさであります。
(このブログについては始める前に最低週に1度は更新すると決めて始めましたが、年明けからはじめて9ヶ月で約270日、わたくしの投稿件数が現在122記事なので、おおよそ2日に一度の割合で書いていることになりますから、まぁこれは今のところ続いていると言える数少ないものかもしれません・・・)
とにかく、この加圧トレーニングがどんなに効率よくても結局のところ継続できなければ意味はなし!
たった10分。しかも1日おきにトレーニングをするとして、(たしかこないだダラ読みした岩盤浴の本にも書いてあったけど)人間の細胞は3ヶ月で入れ替わるらしいし、とりあえず3ヶ月を目処にやってみようと決意したのであります。。が、やっぱり。。せっかく始めた加圧トレーニングもやったりやらなかったりと中途半端な状態。。
とそんなさなか、私の尊敬するご夫妻から行動科学に関する話を聞きました。
その第一人者?かどうかは知りませんがそれ界隈では非常に有名な方で石田淳さんという方がいらっしゃるらしく、その方のセミナーがおもしろかったという話を教えてもらい、早速Webでいろいろ調べていたら興味深かったので一つ本を買って読んでみました。
その名も「続ける技術」。
何事も中途半端に途中で挫折してしまいがちな私にはもってこいの本です。この本には次のように書いてあります。
「続ける技術」には意思の強さや根性はまったく関係ありません。あなたの性格も年齢も関係ないし、お金のかかることでもありません。つまり、誰がやってもうまくいく「ノウハウ」なのです。
と。
なんと頼もしい!
この本にはその「続けることができるノウハウ」が書いてあるわけです。「継続」について根性論や精神論ではなく、行動科学的に論理的にノウハウを提示してあるので私には受け入れやすくてピッタリ。
なかなかおもしろい本だったので、要点だけでも次回ポストする記事で紹介しましょう。もちろん読みたい人は貸しますよ。ちなみに160ページくらいありますが、斜め読みで1時間半くらいで読み終わりましたので、おそらく誰にでも読みやすい部類と思います。
果たしてこれを実践して、加圧トレーニングを継続することができるか!
※
余談ですが、そういえばこの「カーツ」、いま話題のエリカさまの旦那の高城剛氏が最近出した新刊「サバイバル時代の海外旅行術」にも便利グッズとして紹介されていましたよー。
ちなみにこの「サバイバル時代の海外旅行術」という本は、今までの彼の著書の中で個人的に最も実用的で一番おもしろかった本です。海外旅好きの人にはオススメ。これも読みたい人には貸しますよー。
やらなくなったら貸してちょぉ
ほんとは上下欲しかったけど、上下買うと結構したので、上だけ買いました。続かなくなったら貸してもいいけど、これってその人のサイズに合わせてベルトのサイズとかも違ってくるし、定期的に専門家にサイジングしてもらって絞めるメモリを調節したりしないといけないから、ヘタしたら危険かもよ。
月月火水木筋筋!