農業体験 ミッション名「わらよせ」
こないだ稲刈りのレポートをしましたが、その時にもみを切りとって残った稲の茎の部分、つまり「藁(わら)」が天日に干されていい感じになったのを、牛とかのエサ用にまとめておく作業のことを言うそうです。(たぶん)
牛のエサ用のわらは安価で中国からの輸入ものなどもあるそうなのですが、やはり品質がそれほど良くないらしく、牛たちも慣れないうちはあまり食べてくれないそうです。しかしこの田んぼでとれたばかりのわらは美味しいのでしっかり食べてくれるそうなのです。
中国産のいろんなものが混ざったようなものよりもおそらく栄養価も高いのではないでしょうか(これはわたくしの推測)
というわけで、再び田んぼへ出発です!頭にはもちろん、リーバイの501バリの定番となった、JA純正のキャップをかぶります。
かの有名スタイリスト祐真朋樹がむかしメンズノンノで「キャップとボトムスのカラーバランスは大事」と言っていたので、今回もJAキャップのブルーに合わせて、ボトムスはオシャレな RED KAP のブルーのチノパンを合わせてみました。トップスはいつでも森に逃げ込めるようにカモフラのロングスリーブTをセレクト。
わらよせ作業は細かい粉塵が飛ぶため念のためマスクも着用しなければなりません。
マスクを付けるとちょっとヤバい人みたいに思われるかもしれませんが、これが農作業時におけるデファクトスタンダードな祐真流スタイリングなので全く問題ないのです。
さて、実際には今日のミッションがどういうものか説明しましょう。
今回のミッションで一番活躍してくれるのがこのマシン。その名も「Mr. 1000 DX」
これがわらを取り込んでそれを圧縮し自動的にボックス状にしてくれるマシンなのであります。すごい!
まず、このマシンがわらを取り込み易いように、散らばったわらを綺麗に列にしていく作業があります。おそらくこの作業から「わらよせ」という名前になったのだと思われます。
下の写真をみてください。第3コーナーを曲がって直線へさしかかる、Mr.1000 DX の目の前に綺麗に1列に並んだわらたち。
風の強い日だとせっかく前の日とかに綺麗に列にしててもバラバラになっていくので、Mr.1000が通る直前に最終的にこのような綺麗な列にする必要があるわけです。
こんな感じででっかいフォークをつかってよせていきます。
しばらくすると、Mr.1000の後部に備え付けられたカゴの中が、ボックス状に圧縮されたわらで一杯になるので、それを落とします。
それを拾って、トラックに積み上げます。
積み上げたらこんな感じ。これをロープでしっかりと落ちないように縛って、倉庫に持っていきます。
なかなか骨の折れる仕事ですが、わらの匂いで心が洗われるようですし、普段運動不足なのでそれが少しでも解消された気がして気持ちがいいです。
夜もふけてきましたのでこの辺で。
次回のミッションは、まだ不明です。
うちは牛がいないので、コンバインが細かく切っていきます。
2年前まではその藁を野焼きしてたんだけど、今は苦情が多いらしくそのままトラクターで田んぼに打ち込んでます。
焼いた方が藁の処分にもなるし、田の肥料にもなるしで一石二鳥だったのですが、苦情&JAの指導にはかないません。
まっ、野焼きをしなければ多少のお金が入ってくるらしいのですがね。
しかし、農作業が似合わないね(笑)
野焼き最近あんまり見なくなったよね。うちの実家の横は未だにたまに野焼きしてて、日曜の昼に窓開けてると煙が入ってきてちょっときついときがたしかにあります。
しかし、農作業が似合わないって?自分的にはかなり板についてきたつもりなんですがね。。。
作業着とか、ツナギとか・・・だったら似合うけどね。